
⭐️ピアノ練習が出来なかった時の言い訳…長くなってませんか?
大人のピアノ教室🎹講師の豊原です。
写真はバレンタインに
自分で自分に買った(笑)
チョコレート🍫です〜
色々見たけど、結局全部デメルで家族の分も
購入。デメルってパッケージが素敵💓💓
さて、今回は大人のピアノ教室で
生徒さんの
「練習が出来なかった時の言い訳」
が長くならない方法について
お話したいと思います♪
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
「先月から娘が里帰り出産でウチに帰ってきていて、なかなかピアノの前に座る暇が無くて
今回は練習が全然出来ませんでした」
「主人の手術があり、そのサポートもあったのですが、何か気持ち的に落ち着かなくて…
ピアノに向かう気分になれなかったんです。
先生、ごめんなさい」
大人の生徒さんは、仕事や家事、ご自身の病気や家族のサポート、介護など…
本当に沢山のことを抱えながらレッスンに
通って下さっています。
練習が出来ない時があるのは
当然のことだと私は思っています。
それに、誰だってサボりたい時も
ありますよね^ - ^
大人のピアノは
今から音大に入るわけでも
資格取得などを目指すわけでも
修行でもありません(笑)。
楽しくて通って下さるのですから
指導者は、生徒さんが
「ピアノがストレスにならないように」
常に気を配っていたいですね。
生徒さんが練習を全くしてこない場合でも
レッスンで出来る事は山ほどあります。
❶次にやろうとしている曲の譜読みを
一緒にやる。
先ずは先生がゆっくり弾いてあげると良いと思います。その後、片手で1段ずつゆっくり(その方に合わせて8小節等でも良いですね)一緒に譜読みをします。その際、最初は弾かないで(一緒に歌うだけ)からやると良いかもしれません。リズム打ちだけ、も私はよくやります。
❷ずっとそれを続けるのでは少し楽しさが
足りないレッスンになる可能性があります。
次は、その曲の作曲家の話や音楽史の話をするのはいかがでしょうか?
例えばショパンの曲を譜読みするなら
ショパンの一生について簡単に話す。
バロック時代→古典派→ロマン派までの
音楽の流れを説明するのも生徒さんには
新鮮かもしれません♪
❸そういう時こそ、全く違うことに挑戦するのも
良いですね!
私は大人の方があまりやりたがらない練習
スケール(音階)練習を片手ずつ
やることもあります。
その楽譜を見ながら主音や主和音、1、4、5の和音などについての説明もします。
❹その他、その曲を素敵に弾いているピアニストを紹介して、スマホで一緒に動画を見るのも
次に譜読みしてくるにあたって参考になると
思います^ - ^
こうした時に引き出しを沢山持っているのが良い先生なのかもしれませんね。
私も若い頃は作曲家のことも音楽史のことも
恥ずかしい程知りませんでしたし、
こうした非常事態?に瞬時に対応できる能力は
全くありませんでした。
今は慌てずに対応出来るようになりましたが、
それは下手なりにもこの仕事を今日まで続けてきたからだと思います。
そして、私のピアノ教室に入会して下さった生徒さんに、私が早い段階で伝える言葉は
…これです。
「練習が出来なかった時も、大威張りで
レッスンに来て下さいね^ - ^
そういう時でもレッスンで
出来る事は沢山ありますから、大丈夫!!
今月は◯◯があって練習出来ませんでした〜
と、レッスン始めに一言仰ってくだされば
OKですよ!」
最近ではピアノ教室の規約にも
一番最後にこのメッセージは付け加えられています(笑)。
これで生徒さんも練習が出来ていなくても
安心してレッスンに来れますし、
限られたレッスン時間の中で
練習出来なかった時の長い言い訳という
お互いにとって無駄な時間を省くことが
出来ると思います。