求められたかった話
いろいろとnoteに書き出して少し落ち着いたから、もう一度いろんなことを考えた
ひとつ大学生活で嫌なことを思い出してしまった
消化するために吐き出させてほしい
大学時代の部活は楽しかったし、その一員であれることに誇りを持っていた
楽しかったことは事実だが、その反面苦しかったこともたくさんあった
でもそれをひっくるめて楽しかった、と思っていたが、今日ふと思った
私が楽しかったと思い出すのは、演奏会が終わった後や、違うパートの仲のいい同期とわちゃわちゃしていた時間ばかりで、同じパートの人たちと過ごしたことは一つも思い出さなかったな、と
間違いなくその時は楽しい時間を過ごしていたし、パート会をして死ぬほど笑ったことも覚えている
でも楽しかった事、と聞かれて一番に思い浮かぶことはなかったし、一番じゃなくても同じだった
なぜか、と考えた時に私はあのパートで求められた事がなかったからだ、と思った
特に同期で
パートには
Aというパートリーダーを務めてくれた女の子
Bという一番上手かった女の子
Cという唯一の男の子
がいた
基本的にAを中心に回っていたが、AとBは一回生の頃から近くに住んでいたことや、コンクールメンバーだったこともあり、仲が良かった
AとCは途中から付き合いはじめた
それに対して私とAの繋がりは薄く、少し居場所がないように感じていた
別に私はAと特別仲がいい友人になりたかったわけではないし、BとCに対しても同じだった
ただ、私の誕生日だけ祝われないこと、自分だけSNSのフォローをしてもらえないこと、そんなほんの少しの「自分だけ違う」という感覚が積もっていった
私はAに求められているとは思えなかった
特別にならなくてもよかった
ただ、人並みに求められたかった
思い返せばいつも距離感を感じていた
私だけなんか違う
そんな気持ちを抱えては、でもそれを相手に強要するのは違うから、と抑え込んでいた
もちろんそうなってしまったことには私自身に問題があったのだろう
私が感情をコントロールできないこと
私が3人に対して素を見せられなかったこと
他にもたくさんある
でも私だけが悪かったのだろうか
私の行動を改めれば解決する問題だったのだろうか
たくさん衝突をし、たくさんAないしは3人から怒られた私だが、全て私だけが悪かったのだろうか
責任転嫁をするつもりは全くないが、私がそういう行動だったりをとったことに、3人からの影響はなかったのだろうか
でも、そんなことを考えても仕方がない
私が3人に「あなた達は理解出来ないかもしれないけど、私はあなた達の影響でこういう行動をとった。別にそれに責任をなすりつける気はないが、その理解はしてほしい」と言えればよかったのだ
それを言えなかったのは、言えるだけの関係になれなかったのは、つまるところ相手が私を求めていなかった結果だろう
私が求められていなかっただけで、求められる存在になれなかっただけだ
私はいなかった方がよかったのかもしれない
いい機会だから、3人とは縁を切ろうかと思っている
もちろん過ごした4年間に変わりはないが、それを思い出すことで他の思い出まで嫌なものに変わってしまう事が苦しくて仕方がない
吹奏楽を嫌いになりたいわけでもない
だから、思い出さないように、思い出したとしても関係のない人だから、と割り切れるように、SNSのフォローもLINEも全て消してしまおうか
そうすれば私の尊い思い出は守れるだろうか
私はこれ以上求められなかった事に苦しまずに済むだろうか
感謝はしている
だがそれ以上に感謝以外の感情が強すぎる
一度ここいらでさよならをしておくのもひとつの手だろう
さよなら、ありがとう
もう二度と関わる事がありませんように
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