一編しかない短編
痺れた歌詞を私の解釈で、短編にしてみる。
何の曲か伝わるでしょうか?
顔を上げると、ツバメが飛んでいる。
春が来たらしい。頼んでないけど。
どうせ終わりにしなきゃいけない。
本当は私だって飛んでいきたいけど、だって翼はないし。
あなたは行くんでしょう?私なら大丈夫よ。心配しないでよ。
100年後また会おうね。
椿は萼から落ちるの。まるごと終わりなんだよ。
誰よ、ずっと咲いてるって言ったのは。ずっと信じてたのに。
嘘。いつか落ちるって知ってた。散るんじゃなくてね。
何度も恋をして砕けてを繰り返している。
これが特別なんじゃないってわかってしまった。
口の中を強く噛んでいたこと、血の味がしてわかった。
空に吐いてやるのよ。自分にかかったって構やしないわ。
日本史の授業で習った。日本は中国の土地を99か年租借してたって。
どうして99年なんて半端な数にしたのって思ってたけど、
これは永遠って意味なんだって。
どうせ100年なんて来やしない。
そんな約束してやるの。
私が破ってやるのよ。
ばかみたいね。
…
何の曲か、わかったらぜひコメントください。
読んでくれてありがとうございます。