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あなたを変えた作品はありますか?

はじめまして、猫塚のんと申します。
好きなことを、好きなように、好きなときに、書いていければな、と思ってます。

さて、今回の話は、タイトル通りなのですが、あなたを変えた作品はありますか?
ドラマ、映画、イラスト、漫画、小説、音楽。

突然ですが、私は精神を患っています。
まあ、うつ病ですね。この病気とはかれこれ10年ちょっとの付き合いになります。

そんな10年ちょっとの間に、私を変える作品に出会いました。

具体的にどう変わったのか。それは、

「命に対する考え方」

だと思います。

前置きが長くなりました。
私を変えた作品。それは、

漫画「ぼくらの」

作者:鬼頭莫宏

です。
詳細を書くともうとんでもなく長くなってしまうので、私が1番影響を受けた台詞を抜粋します。

「残念だけど、テレビやマスコミが言ってるように、命の価値はみんないっしょ、なんてことはあり得ないわ。
(中略)
命が大切、というのは全くその通りだと思う。でもその大切さには順番がつく。
イルカの死を悲しんでも、家畜の豚の死にいちいち涙を流す人はいない。
それはそこに順番をつけているからよね。
だから知人の死と他人の死、どちらかを選択しなくてはいけなくなったら、私は迷わず他人の死を選ぶ。
(中略)
私達は生まれながらにして、生命に対して業と責任を背負っているの。」

この台詞を読んだとき、命に対する考え方が変わりました。
特に、イルカの死を悲しんでも〜、の部分ですね。これにはすごく納得してしまいました。

……はい。とても長くなりましたね。
この「ぼくらの」という作品、他にもとてもいいシーンがたくさんあるので、是非みなさんも機会があったら読んでみてください。

それでは、また次の記事で。


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