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元ビジネスアナリストが人工股関節置換術を受けるとVol.2
こんにちは!KeyT(ケイティ)です♡
イニシャルがKTなので、ニックネームをKeyT(ケイティ)にしました!どうぞよろしくお願いします!
さてさて、note2日目です。
先日は、なぜ人工股関節置換術を受けるに至ったのか、というカテゴリーの中で、きっかけを記載しましたので、
本日は変形性股関節症の治療方針について書きますね。
変形性股関節症は、端的にいうと股関節と大腿骨骨頭(太ももの骨の股関節側のはしっこ)両方のクッション役になっている軟骨が、程度の差こそあるものの、徐々にボロボロになっていき、痛みを生じる状態です。
病期は1〜4期まであるそうで、2022年4月連休前の私は、3期、との診断でした。
痛みで眠れない、日常生活に比較的支障が出るのは3期以降で、そうなると手術も視野に入るそうです。
医学的な詳細はインターネットで「変形性股関節症」で検索すれば、たくさんの文献にアクセスできますが、そういった文献情報は、医療関係者向け情報なので、理解するのが難しいですよね。
治療方針については、大きく
リハビリ(保存療法)
手術(手術療法)
の2つに分けられます。
リハビリは、症状・病期によって来院頻度・リハビリ内容が決まり、通院し、主に理学療法士によるリハビリを受けます。内容はストレッチや筋トレの仕方、日常生活での身体の使い方の指導になると思います。
リハビリ時には、「リハビリの時だけやる、という意識ではなく、自宅でも継続してやってください」ということで、宿題も出されます。
筋力の維持・増加が変形性股関節の進行を遅らせると考えられているからです。
ここまできて、私の知人の中には、
「あれ?KeyT、筋トレずっとしてなかったけ?なんで進行を遅くできなかったの?手術することになったの?」
と思われた方もいらっしゃると思います。
それについては、また書きますね。
変形性股関節症は、リハビリを受けるにしても、手術を受けるにしても、筋トレは推奨されます。もちろんバーベル等を使った負荷の高い筋トレというよりも、まずは自重を使ったトレーニングの継続がポイントです。
というのも、この疾患が起きやすい年齢は40〜50代(好発年齢といいます)だそうです。痛みを感じ出す年齢のことであって、手術を選択する年齢ではありません。
ここからは私の推測もはいりますが、このくらいの年齢になると、
・筋力が低下してくる
・運動をする機会が減ってくる
・(20〜30代と比較すると)身体を使っている期間が長くなってきている(経年劣化というヤツですね)
と、変形性股関節症を発症しやすい条件が整ってくるのではないかと思います。
加えて、日本人は股関節のくぼみが欧米と比較するとやや浅いらしく、そのことも発症に関係しているそうです。
また、先天的・遺伝的に発症しやすい人もいるそうです。
これは余談かつ完全なる私の独断と偏見ですが、
・40歳過ぎたら筋トレを始め(体力維持)
・60歳を過ぎたら社交ダンスを始める(認知症対策)
これが、医療財源逼迫を救う一案になるのではないかと思っています。
この点についてはまたいつの日か書きますね!
話を変形性股関節症に戻します。
リハビリや筋トレを継続していても、病期が進行するといよいよ手術が選択肢に入ってきます。
実は手術療法にも、
骨切り術
人工股関節置換術
の2種類があります。
先天的な股関節の形成不全(生まれつき股関節が順調に形成されない)のために、若くして手術が必要になる患者さんは先に骨切り術を選択し、人工股関節置換術は後の手段にとっておくようです。
ちなみに国内で人工股関節置換術を受ける人の平均年齢は
68歳
です。
ではなぜ、アラフィフ40代の私がその最後の手段である人工股関節置換術を今年受けることにしたのかは、次回書きますね!
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。