拝啓 紳士たまごまる様 | 謹んで「一生涯サポート宣言」をさせて頂きたくお願い申し上げます。
師走の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。ご高配を下さりまして厚く御礼申し上げます。
この度、紳士たまごまる様の屈託なき「クリエイティブな方々をはじめ広くがんばっていらっしゃる人達をサポートする」というお考え、お気持ち、お人柄、そして多大なエネルギーを有するご活動に、手に持ったトマホークミサイルで脳天を殴られたかのような衝撃を頂きながら、巨大な感銘を受けました。
謹んで、敬意を思い、微力ながらではありますが、共感共鳴をさせてもらうことが許されるならば、微々たる形ながらとはなってしまいますが、末永く、できましたら一生涯を望みまして、紳士たまごまる様の生き様に賛同をさせて頂きたいと考える次第です。なおこうした形でお伝えすることと致しましたのは、この場をお借りしているnote様機能の本旨である中で、一人でも認知が広がり同様な共感者が現れれば企画やサポートを受ける方のプラスになるのではと考えたからです。
益々のご発展とご健勝を祈念致しつつ、無礼と非礼をお詫び致しまして、ご検討をお願い申し上げる次第です。ご自愛も頂けますと幸いに存じます。
敬具
私は多くのことを理解していませんでした。
その1)サポートについて
note様においてサポートというものは、お金を支払う/お金を頂く、という意味であることを理解していませんでした。有料設定というものをしないとそれは完全無料仕様なのだと思っていたところ、今朝、紳士たまごまる様から「サポート代」を頂いたという売上通知がありました。「あれ有料設定していないのに、どうして」と思いましたが、「いいと思ったものに自由にお金が払えるシステム」と知りました。自分のコンテンツが経済的価値となった驚きとともに嬉しくなる気持ちまで下さり、感謝を致し御礼申し上げます。
その2)紳士たまごまる様について
紳士たまごまる様が主催されている「たまごまる杯」という企画につき、深く理解しようとせず、紳士たまごまる様の善意的なしかし自助的なご活動なのかと漠然とイメージがあった程度でした。つまりはご自身のコンテンツをみんなで楽しみながら盛り上げることを目的とした企画だとなんとなく程度の認識にて思い込んでいました。
しかしそうではなく、僭越ながらこの方のすごいところその一つは「献身的に他者のためにやっている」という点だと思いました。たくさんの方々の記事を見て、まずもって端緒からして多大なエネルギーを要することであるところ、そこから今度はセレクトをなさり、期限を設け眠い日があっても疲れた日があっても一定期間内にやり抜かれ、そして素敵な記事へトロフィーなども含め賞まで送られて、その一つが青天の霹靂のごとく私も頂きましたnoteではサポートと名付けられた「現金」であったのですが、何名もの方へお金をギブし、ギブし、ギブして、見返りなどな考えず、とにかく与え、与え、与え、何を何も求めるわけでもなく、指図もするわけでもなく、恣意的なものもなく、誰に言われ頼まれたのでもなく、これらを自らなさって、お釈迦様のような人、と言ってよいかもしれません。
加えて、多大なコメントへの対応、サポートメッセージへの返答、これらも莫大なボリュームを一つひとつ時系列を記憶に留めていらっしゃりながら丁寧になさり、
さらには「感想編」として、一つひとつに親身なお言葉まで申し添えられています。なんたるケアぶりなのでしょうか。これはもう他者のために命を削られてなさっていると言っていいレベルだと思います。並大抵ではできないと思います。
多くのお若い方々やクリエイティブを目指す方を育てよう、苦労して登ろうとしている方達の一助になりたい、というお心をお持ちなのだと、勝手ながらに感じ受けました。
「ギブアンドテイク」という言葉がありますが、この方の場合は「ギブギブギブギブギブ」とギブの雨あられに留まらず、ギブの嵐、ギブトルネードであると思い、
なんという人がいるのだと、また一つ「noteをはじめてよかった」「noteってすごい」と思うこと、思わせて頂ける人に出会った次第です。
その3)note様について
2020.6月現在で1日2.6万もの記事がUPされているそうで、コロナの影響もありさらに増えて、12月現在では少なくとも毎日3万記事のUPを超えているのではと推察します。note様で多くの方の内面に触れる機会に恵まれておりますと、素敵だったり、前向きだったり、努力されていたり、温かい交流も多い印象ですが、note運営会社様のWEBサイトを拝見したところ「自己肯定感」を持てるようにグランドデザインされていると知りまして、合点いきながらこれまた唸った次第です。紳士たまごまる様の企画は、1人1人へ少しずつサポートを届ける細分化されたクラウンドファンディングともいえ、他方note様は相互に助け合える相互扶助システムも可能であると思い(なお昔の日本に散見されたという住民同士が助け合う「無尽の会」のようなクラシックなシステムが実は内包されていると言ってもよい点にまた驚きました)、これらnote様というプラットフォームと紳士たまごまる様の想いは相性もよいと考えられ、このような環境で、恐らくは制度設計者殿の想像を越えて動き出した企画である点にまた一つ畏敬の念を深めた次第です。加えてこれだけ素晴らしいシステムのさらなる発展にこれも微力ながらPVを増やすだけでなく、実際にサポート手数料の収益としてnote様にお返しすることができ、互恵関係も成り立ち今後とも円滑な運びがしやすく、結果として紳士たまごまる様の企画がより育っていくことにより、その享受が一助となる方々も増え、と好循環が期待でき可能性も広がる、夢のプラットフォームと素晴らしき企画の組み合わせに思った次第です。
その4)お金の使い方について
素晴らしいコンテンツや魅力的なコンテンツを生み出す方々をサポートする、というこうした、紳士たまごまる様の「活きたお金の使い方」をなさっている点にも感銘を受けました。微々たるものながら私もサポートさせて頂く機会を賜りたい、と思いました。と同時に私的視点として自らに対しクリエイティブな仕事や業界に携わっているわけでもない、感性が豊かなわけでもない、志しがあるわけでもない「このただのおっさんはカメラ買うことにお金を使って、そしてただのど素人がどうしようもない写真撮って」とそれだけに留まっていることに大いに自戒反省する機会を頂きました。なおサポートをさせて頂いた分につき紳士たまごまる様は直接的な原資にするという視点であると思われ、無論のこと本来収益の処分権は自由にありますため何らの意図を伝えたいわけではありませんが、私見と致しまして仮にたとえば「焼肉食べてビールを飲む」ことが使用用途の一部であっても、むしろ私の場合は本望に、いや望外に嬉しく、いやぜひ体も労わって下さいませ、と願うところです。なぜならばこれだけの方が一服の清涼でまた皆様のためにご活動を頂くことに大きな意義があると思うからです。このように考えるタイプのサポーターもいることを知っておいて頂くことに意味があるような気が致しまして、蛇足ながら念のため申し添えをさせて頂きたいと思います。
まだ私の不理解は各所多くあるかと思いますが、クリエイターの方々がより一層世に出て行かれる、あるいはこうしてクリエイティブなものが注目され羽ばたいていく機会が増えて、それがまた世の中に晴れの日を作ったり、雨のような涙の日が生まれたりして、人々がときに助け合いときに支え合い生きていく、そのようなことに僅か一助にもなりませんが、賛同をさせて頂けますと幸甚に存じます。
よろしくお願い申し上げます。そして御礼申し上げます。