Record.13
取り留めの無い何かの話。何かを批判したい訳でもなく、何かと戦ってる訳ではなく。。。。
9/11 24:00に仕事が終わり色々と仕込む。
9/12 05:30起きる。
06:00 家を出る
07:00 空港から東京へ旅立つ
09:30 下北沢に辿り着く
10:00 リハーサル
11:00 近くのスタジオで4人で練習
14:00 Live
東京。それはそれは遠い遠い憧れの地であった。もはや福岡の田舎もんにとって海外だ。
全てが洗練されてる気がしてた。
それが今となっては車で鹿児島行くのと変わらんような時間でいけるようになったから困ったもんだ。
苦労には同時に有り難みが付いてくるが、便利には同時に虚しさが付いてくるのかもしれない。色んなものを失っているのかもしれない。
東京。全然タバコが吸えない街。そりゃそうだ。バスで吸ってたあの時代は今となってはアホ丸出しな世界にしか見えなくなる。あの時代は決してアホをしたかった訳ではなかったはずなのに。
ふとゾッとした。ライブハウス。決して世間が口にしないだけなのかもしれないと。口にしないだけでこう思ってるのかもしれない「あんなに密になってバカみみたいに大きい音でグチャグチャになりながら、、、あんなアホ丸出しな世界もあったな。」って。
どんなに戻そうとも戻せない物はある。気付いた時にはあの時は過去の遺物として決められてる時が。
僕は今距離を取ってる。感染しないように。喫煙所に素直に入る。『今はそんな時代だから』と。
【バスで吸えるあの時代がまた来ると思うか?】
【揉みくちゃになって楽しんでたあの時代がまた来ると思うか?】
この二つの事象を同一で語ってる訳ではない。決して。
ただ東京の街を歩いた時に、
【ベットの上で心臓を動かす以外の事を何もせず、ただただ大人しく全ての害を消して過ごす人間】
をイメージしてしまいゾッとしてしまった。
取り留めの無い話。何に怯えてる。掴めない。ただ気をつけないと行けない気がしてる。
僕は紛れもなく拒否してる。この拒否はいつなくなる?世間が許したらか?政府が記者会見で言ってくれるのか?『今からお前ら距離を取るな』って。
ちゃんと自分で考えろ。さもなくばこの世からアホは消える。大切にしてる愛すべきアホも。