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公務員から外資系へ――年収2倍&フルリモートを実現した「思考は現実化する」の真実
はじめに
初めまして、外資のひつじ(https://x.com/non_career)です。
「公務員」と聞くと、多くの人は安定した職業、堅実な働き方、決まったキャリアパスを思い浮かべるのではないでしょうか。
私自身、かつてはその“安定”を求めて公務員になり、長らくその職に就いていました。
ところが、いつしか「このままでいいのか?」という疑問が頭をもたげ始め、結果として今では年収2倍を達成し、完全フルリモートで働ける外資系企業へ転職を果たしました。
公務員から外資系企業――しかも、働き方はフルリモートで、年収は2倍以上。
どうしてそんなことが実現できたのか。
実は、自分の中で「これは絶対に叶うはずがない…」というネガティブな思い込みがあった一方、「でも、もし本当に引き寄せの法則やビジョンマップが効果あるなら、実現してみたい」という好奇心がありました。
結果的には、その好奇心と行動力によって、大きな変化を引き寄せることができたのです。
この記事では、
公務員時代の仕事環境と、そのとき抱いていた不安や葛藤
英語学習と海外駐在経験
ビジョンマップ(宝地図)や引き寄せの法則を実践する過程
外資系企業への転職活動の詳細
フルリモートワークの実態
副業(アフィリエイト)による収入アップの実例
家族や周囲の反応、そして今後のビジョン
といった内容を、私自身の体験をもとに紹介していきます。
「思考は現実化する」という言葉は、スピリチュアルの文脈で語られることも多いですが、私はこれを“具体的な行動”と掛け合わせることで、大きな効果を得られると考えています。
もしこの記事を読んでくださっている方が、公務員や会社員として“このままでいいのかな”とモヤモヤしているのなら、ぜひ一度「ビジョンマップ×行動」の威力を感じ取ってみてください。
第1章:公務員時代――国会対応とシフト勤務の日々
1-1. 終電帰りと朝6時起床のルーティン
公務員の仕事にもいろいろな種類があります。
私の場合、東京の本省に異動した際にもっとも大変だったのが、国会対応でした。
国会が開会している期間は、当番制で待機する仕組みにはなっていましたが、実際には役職や担当部署の都合でほぼ毎日のように深夜まで職場に拘束されることもありました。
日中に通常業務をこなしながら、夜遅くまで国会関連の資料作成や問い合わせ対応が入る。
気づけば終電ギリギリで帰宅し、わずか数時間仮眠をとって朝6時には起きるという、かなりハードな生活でした。
これが続くと、やはりメンタル・体力ともに疲労が溜まり、毎朝「今日は定時に帰れるのかな…」という不安を抱えながら通勤する日々。
忙殺されるとはまさにこのことです。
1-2. シフト勤務と当直のリアル
地方勤務時代は、まったく別のシフト制の仕事をしていました。
ある官庁の地方局では24時間対応が必須で、当直がある部署に配属されると、夜通し職場に常駐することが求められます。
日勤・夜勤・深夜当直などが週替わりで回ってくるため、生活リズムが乱れるのは当然でした。
当直中は緊急対応が入れば夜中でも起きて対処しなければなりません。
公務員という安定感のイメージがある一方で、「安定とは何だろう」と考えさせられるほど、身体的にも精神的にも厳しい働き方を強いられる現場もあるのです。
1-3. 健康面・家族との時間への影響
深夜まで待機、翌朝早く出勤という働き方を続けていると、まず自分の健康が損なわれます。
加えて家族との時間は極端に減り、特に子どもが生まれてからは、「こんな状態で子どもの将来を支えられるのか?」と不安になりました。
「国会対応」と聞くと一見“華やか”なイメージがあるかもしれませんが、実際には終電帰りと睡眠不足の連続。
そんな中で日々仕事を回すのは、言うまでもなく大変です。
確かに社会的安定はあるかもしれませんが、将来に対して漠然とした不安を抱え始めたのも、この時期でした。
第2章:海外駐在と子どもの英語――「給料40万円前後じゃ足りない」
2-1. 海外駐在の経験と娘の成長
公務員時代には、幸運なことに海外駐在の機会もありました。
そこでの生活で大きく変わったのは、娘の英語力です。海外の環境にいることで、子どもは語学に対するアレルギーがほとんどなく、自然に英語を覚え始めます。
YoutubeやNetflixで海外のアニメを楽しんだり、現地の子ども向け番組にも興味を示すようになりました。
親としては、娘が英語に抵抗なく接している姿に“将来の可能性”を感じ、できればこのまま英語が好きなまま育てたいと思うように。
ところが、いざ日本に帰国してみると、公務員の給料40万円前後では子どもを英会話スクールに通わせ続けるのは経済的に厳しいという現実に直面します。
2-2. 教育費の悩みと将来への葛藤
なぜそこまで英語教育にこだわったのか。
それは、私自身が英語でとても苦労していたからです。
公務員時代でも海外の人とやり取りをする場面はあり、英語ができればキャリアの幅が広がる――とわかっていながら、なかなか思うように上達しませんでした。
「子どもには、そんな苦労をさせたくない。英語を武器に世界で活躍できる可能性を持たせてあげたい」と思う一方、公務員の給与システムだと大きな昇給が見込めないうえに、物価上昇や将来の不安も尽きません。
さらには、日本の少子高齢化を考えたとき、「もっとグローバルな環境に子どもを置いておきたい。海外移住も選択肢に入るかもしれない」という思いが強まるようになりました。
いわゆる“安定”の裏側に、「もし今のままでは、子どもの教育や自分の将来の自由が狭まってしまうのではないか?」というモヤモヤを抱えるようになったのです。
第3章:転職を決意させた2つの理由――「給料」と「リモートワーク」
3-1. 外資系企業を目指したワケ
公務員としての仕事に不満があるわけではありませんでした。
社会的に大きな責任を担う業務にはやりがいもあったし、海外駐在など貴重な経験も積めました。
ただ、国会対応やシフト勤務の疲労、そして「収入をアップして子どもの教育にもっと投資したい」という思いを考慮すると、どうしても転職の必要性を感じざるを得なかったのです。
そこで私が選んだのが、外資系企業(いわゆるGAFAM)でした。
なぜ外資系を第一候補にしたかというと、日系企業の面接を受けた際、「大企業だと公務員組織とあまり変わらない雰囲気がある」と感じたことが大きいです。
スタートアップやベンチャーも検討しましたが、年収アップと働き方(リモート)を同時に叶えるなら、やはり外資系のほうが柔軟な文化と高い報酬体系を持っているという印象がありました。
3-2. フルリモートへの憧れ
もうひとつ大きなポイントが、リモートワーク(テレワーク)の可能性です。
公務員時代は、オフィスにずっと居なければならないという制約があり、シフト制や当直、国会待機など物理的に職場に縛られる状況が当たり前でした。
「いつでもどこでも仕事をしていい」という働き方は、まさに憧れでした。
「仕事が終わればそのままカフェでちょっと気分転換」「満員電車のピークを避けて出かける」「子どものお迎えの時間に合わせてスケジュールを調整する」――こんな自由な働き方ができるなら、どんなに気持ちがラクになるだろう、と強く思ったのです。
そして、外資系企業ならリモートワークやフレックスを導入しているところが多いという情報を得たことが、転職を本気で検討し始めた決定打になりました。
第4章:ビジョンマップ(宝地図)と引き寄せの法則
4-1. ビジョンマップとの出会い
ここまで読まれると、「公務員が外資系に転職して年収2倍・フルリモートなんて、本当に叶うの?」と疑問を抱く方もいるかもしれません。
私も最初はそう思っていました。
実は、ここに至るまで私は「引き寄せの法則」や「ビジョンマップ(宝地図)」を活用しながら、“思考を現実化する”という手法を試してきました。
ビジョンマップ自体は書店やネットでよく見かける自己啓発のツールで、「大きな紙に自分の理想とする写真や言葉を貼って、毎日眺めることで潜在意識を変え、目標を実現へと近づける」というコンセプトです。
私の場合、雑誌の切り抜きやフリー素材の写真を使って「カフェでノマドワーカーがPCを広げている様子」などを貼りつけ、スマホでも見られるように写真を撮っておきました。
4-2. 具体的な作り方と実践方法
写真の選び方
テキストよりもビジュアルを重視しました。なぜなら、一目見て「こういう生活をしたい!」と心が躍る方が、直感的にイメージしやすいからです。カフェや海辺で仕事している人の姿、海外で家族と過ごす様子など、とにかく「こんなライフスタイルが理想!」と思える写真を集めました。眺めるタイミング
毎朝、出勤前にスマホで宝地図の写真を確認して、「実現したらどんなに嬉しいか」「そのとき私はどんな感情でいるだろうか」を想像するのを習慣にしました。アファメーションや斎藤一人さんの「ついてる」言葉
ただし、あまりガチガチに取り組みすぎると息苦しくなるので、思い出したときにポジティブな言葉を呟く程度に留めていました。すると、不思議なことに「こんな働き方、叶ったらいいな」という想いがじわじわ強まって、日常の行動に変化が表れ始めたのです。
4-3. 「忘れた頃に実現する」不思議
人によっては「毎日必ずチェックしないとダメ」だと言うかもしれませんが、私の場合、一時期はビジョンマップを眺めることすら忘れていた時期があります。
しかし、気づくと目標が達成していた――というのが現実でした。
2010年頃にビジョンマップを作成
いつでもどこでも好きなとき働く生活
月収100万円超
2019年ごろ、一つの大きな目標「月収100万円」を達成
2024年には「いつでもどこでも好きなときに働く生活」=外資系フルリモートが実現
まさに「気づけばこうなっていた!」という感じです。
ビジョンマップを作ることで潜在意識が行動を促し、時が来ると自然と目標を叶えてくれる、という引き寄せの法則の典型的なパターンなのかもしれません。
第5章:英語力の壁を乗り越える――海外駐在&YouTubeリスニング
5-1. 海外駐在での会議に苦戦
公務員時代の海外駐在で、もっとも困ったのは会議の発言です。
ネイティブ同士が英語で議論していると早口で飛び交うし、専門用語もたくさん出てきて、最初はほとんど聞き取れませんでした。
言いたいことがあっても、頭の中で日本語→英語に翻訳している間に話題が変わってしまう。
もどかしさを感じると同時に、「もっと英語を頑張らないと」という強い危機感を覚えました。
5-2. ひたすらYouTubeリスニングの10時間
そこで私が決めたのは、「もう理屈抜きで英語に浸ろう」ということです。
具体的には、仕事の空き時間や通勤時間、週末のオフに至るまで、YouTubeで英語の音声を10時間以上流しっぱなしにしておく日を作る。
海外ニュースや英語学習チャンネル、リスニング教材などはもちろん、興味のあるトピックの動画をBGMがわりに流していました。
正直、最初は内容を追うことに必死でしたが、続けているうちに耳が英語のテンポに慣れてきます。
まるで日本語のように自然に聞き取れる場面が増えていくのです。
文法の勉強なども並行してやりましたが、とにかく「量」をこなすことが英語力アップの一番の近道でした。
5-3. 面接・業務で評価されたポイント
転職面接では、当然ながら英語のやりとりがあります。
外資系企業によっては、ケーススタディやプレゼンを英語で行うこともあり、プレッシャーは大きいです。
ただ、私は海外駐在を経て会議で発言することへの抵抗感が薄れていたので、「内容さえしっかり考えれば、英語力は後からついてくる」という心構えを持っていました。
面接官から見れば、「語学力が完璧でなくても、要点を明確に伝えられる」「場数を踏んでいる」「海外での勤務経験がある」という点が評価に繋がったのだと思います。
第6章:外資系転職活動――面接は5回以上が当たり前!?
6-1. LinkedIn経由の直接応募
私が実際に転職活動をした際は、LinkedInを重視しました。
外資系企業や海外企業の採用担当はLinkedInを活用している場合が多いからです。
まず自分のプロフィールを英語で整え、公務員として担当していた業務内容や海外駐在経験、英語力をしっかりアピール。
すると、ダイレクトメッセージで面接のオファーを受けたり、自分から求人へ直接応募したりという動線が整いました。
6-2. 5回を超える面接とケーススタディ
日系企業だと、書類選考のあと一次面接、二次面接で終了というところも珍しくありません。
しかし、私が応募した外資企業では、5回以上面接があることはザラでした。
各回の面接官が異なり、ケーススタディや職務適性の検証を細かく行う。
正直、何度も同じような質問をされるので、労力はかなりかかります。
それでも、「英語力よりも大切なのはコミュニケーション能力」と割り切り、自分の強み(海外駐在の経験、国際プロジェクトのリーダーシップ、国際的な環境での交渉など)を具体的に伝えるように心がけました。
6-3. 年収2倍は交渉次第
外資系企業は報酬テーブルがクリアで、実力や実績によっては高い年収が期待できます。
交渉次第では、年収が一気に数百万円上がることもあります。
私の場合は、もともと公務員時代の年収が約750万円。
転職後は外資系スタートアップで1300万円を提示され、大幅なアップを実現できました。
さらに、副業などで200万円ほどの収益を得ることで、トータルでは1500万円を超える規模になりました。
第7章:フルリモート生活がもたらした変化
7-1. 子ども・妻との時間が増えた
最も大きい変化は、家族との時間を自由に確保できるようになったことです。
通勤ラッシュを避けられるので、朝は子どもとゆったり朝食を楽しんだり、夕方は空いている時間帯にちょっと買い物に出かけたり。
子どもの学校行事や習い事にも柔軟に対応できるので、家庭全体のストレスが大幅に減りました。
7-2. 満員電車と無縁の生活
公務員時代は満員電車が日常でした。
シフト勤務でも結局は、ラッシュと重なる時間帯に通うことも多く、疲れ切っていました。
フルリモートになった現在は、「今日はカフェで仕事して、午後は自宅で打ち合わせをして…」と、自分でスケジュールをコントロールできます。
必然的に心のゆとりも生まれ、仕事のパフォーマンスも上がりました。
7-3. 自己管理とモチベーション
自由な働き方にはデメリットもあります。
それは自己管理が求められる点です。
最初の頃は、新しい解放感に浮かれてダラダラしてしまうこともありました。
しかし、外資系企業は成果主義なので、きちんと成果を出していれば問題ありません。
逆にいえば、時間の使い方を工夫すれば、仕事の質を高めつつプライベートも充実させられるわけです。
第8章:副業で年200万円――アフィリエイトの可能性
8-1. SNSマーケティングに目覚める
公務員から外資系へ転職しても、私はさらに収入源を多角化しようと思い、SNSマーケティングやアフィリエイトに興味を持ち始めました。
きっかけは、ビジネス系YouTuberの発信です。特に「SNSを活用した個人ビジネス」「アフィリエイトで稼ぐ仕組み」などを深堀りし、実際に自分でもサイトやSNSアカウントを作って運営してみることにしました。
8-2. ひたすら情報収集と実践
教材やオンライン講座などに、合計で20万円弱くらいは投資しました。
Twitterを積極的に運用し、特定の商材に関連する情報やノウハウを発信する。
そしてブログやサイトに誘導し、読者が商品を購入すればアフィリエイト報酬が入る――そうした仕組みをコツコツ作り上げていきました。
検索エンジンでの上位表示とSNS経由の流入が組み合わさることで、自然にアクセス数が伸び、ある商材では単体で200万円以上の収益を得るまでに成長したのです。
さらに不定期の案件やアフィリエイトで月数万円~30万円程度の上乗せがあり、これらを含めると公務員時代の年収をはるかに上回る成果となりました。
8-3. 気づけば投資回収
不思議なもので、初期投資を回収しようと必死になるというよりは、楽しみながら試行錯誤していたらいつの間にか回収していた、という感覚です。
英語学習のときと同じように、「量」をこなすことでスキルが身につき、結果として収益がついてくるという流れを、ここでも実感しました。
第9章:家族や周囲の反応
9-1. 反対よりも応援
公務員を辞めて外資系に行く――と決めたとき、周囲から「安定を捨てるなんて」と反対されることも覚悟していました。
実際、一部の親族には心配されましたが、家族(妻や子ども)はむしろ背中を押してくれたのです。
私が公務員で満員電車に疲れ、シフト勤務で家族との時間を取れない姿を間近で見ていたからこそ、「自分たちのためにも、あなたがもっと自由に働ける環境を選んでほしい」と言ってくれました。
9-2. 子どもの英会話レッスン
転職後、収入が上がったことで、娘には英会話スクールやオンライン英会話などを気兼ねなく用意してあげられるようになりました。
海外アニメやNetflixを楽しむ姿も変わらずで、親としては「子どもの将来の選択肢が広がった」と感じています。
英語が好きであることと、将来海外で就職する選択肢を持てる――これだけでも、転職の大きなモチベーションが報われたと思っています。
第10章:今後のビジョン――北欧移住と新たなマップ
10-1. 新しいビジョンマップの構想
実は最近、もう一度ビジョンマップを作り直そうと考えています。
振り返れば、全て目標が実現できていたことで効果を身を持って体感できたことも大きいです。
(むしろ、もっと早く作り直すなり、対応しておくべきだった・・)
次の目標は、家族で北欧へ移住し、好きなときに日本へ戻ってきて、人と交流しながら仕事をする――そんな生活を描いているのです。
外資系企業でリモートワークを続けられるなら、場所を選ばず世界中どこからでも仕事が可能です。
さらに、アフィリエイトや複数の収入源(マルチストリーム)を確立すれば、100万円以上の安定した月収を確保できる可能性がある。
「好きな場所で、好きなタイミングで働きながら、家族との時間を大切にできる」という理想を、今度は北欧を舞台に実現したいと考えています。
10-2. ノートに書き出すモヤモヤ解消法
「新しいマップを作るなら、モヤモヤはどう解消する?」という声があるかもしれません。
私の場合は、ノートを使って雑念や不安を書き出すことを時々やっています。
書くことで頭の中が整理され、アクションプランが明確になったり、“まぁ、こうすれば何とかなるか”という気楽さが生まれたりします。
ただし、これも完璧主義でやりすぎると疲れてしまうため、気が向いたときにゆるく実践している感じです。
第11章:思考は現実化する――ただし行動とのセットが最強
11-1. スピリチュアルを敬遠しないでほしい
「ビジョンマップ」「引き寄せの法則」と聞くと、スピリチュアル色が強いと感じて敬遠してしまう人がいるかもしれません。
私も最初は半信半疑でした。しかし、実際に作ってみて、自分なりに行動に移してみると、「あれ、こうなっちゃった…?」という現実が起こるものです。
大切なのは「ただ眺めるだけ」で終わらせず、日々の行動や学習を繰り返すことでしょう。
11-2. 忘れるほどリラックス
先述の通り、あまりにガチガチになりすぎると、「なかなか叶わない」「もっと努力しなきゃ」と焦りが生まれます。
そこで私が導き出したのは、「忘れるくらいの距離感でいい」ということです。
ビジョンマップを作って、毎朝ワクワクした気持ちを少しだけ味わったら、あとは普通に自分がやるべきことを淡々とこなす。
焦らずにコツコツ行動を積み重ねると、あるとき「あ、いつの間にか達成してた」という状態に気づく――これが「思考は現実化する」の面白さでもあります。
第12章:読者へのメッセージ――「騙されたと思ってやってみる」
12-1. まずはビジョンマップを作ってみよう
「本当にこれが私にもできるの?」と思っている方こそ、“騙されたと思って”ビジョンマップを作ってみてください。
わざわざ大きな紙を用意しなくても、スマホやPCで画像をコラージュして壁紙にしておくのでもOK。
大事なのは、それを見て心がワクワクすること、そして自分の願いを“当たり前の未来”としてイメージしてみることです。
12-2. 行動とセットでこそ意味がある
もちろん、ただ貼り付けて眺めるだけで魔法のように叶うわけではありません。
英語力を上げるためには膨大なリスニングと実践的な勉強が必要だし、転職活動もLinkedInや面接対策など地道な努力が欠かせません。
ただ、ビジョンが明確になると、モヤモヤしていた状態から「やるべきことが見える状態」に変わるのが大きいと感じています。
終わりに:公務員から外資系への道は十分に可能
公務員という安定した立場から、全く別のフィールドに飛び込むことは、大きな決断を伴います。
私自身も、家族の反対や周囲の心配をある程度覚悟していましたが、結果として背中を押してもらい、「今のほうが幸せだ」と胸を張って言える生活を手に入れました。
年収は倍増し、副業でも年200万円超の収益を得られるようになった
フルリモートで自由な働き方を手に入れ、家族との時間も確保できるようになった
子どもの英語教育や海外移住の可能性が広がった
これらは、決して特別な才能が必要だったわけではありません。
むしろ、「思考は現実化する」という言葉を信じてビジョンを描き、行動を続けてきた結果、偶然か必然か、目指した未来が自分の目の前に現れたのだと思います。
あなたがもし「安定はあるけど、将来のワクワクが見えない」と感じているなら、あるいは「公務員や安定職を離れるなんて想像できない」と思っているなら、ぜひ一度“宝地図”や“引き寄せ”を試し、具体的なアクションにつなげてみてください。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
少しでも「こんな働き方や生き方があるんだ」と思っていただけたなら幸いです。
もしさらに詳しいステップやノウハウ、実践方法を知りたい方は、ぜひ私のX(https://x.com/non_career)や無料メルマガにも遊びに来てみてください。
そこでは、ビジョンマップの作り方や転職活動、英語学習のコツをもう少し細かくご紹介しています。
「思考は現実化する」。それは決して怪しい魔法ではなく、あなたの行動を少しだけ後押ししてくれる、強力な味方なのです。