冬の縁日という平和
節分祭に行ってきた。
思っていた以上に規模が大きく、人も多く、
屋台がずらりといっぱい並んでいる。
京都に来てからあちこちのイベントで
屋台を見ることが多くなった。
屋台って、一般的には夏祭りのイメージ
のように思えるけど、
このへんでは年中屋台に会える。
京都市内でいえば、とにかくイベントが多く
行こうと思えば毎月屋台に行けるぐらいだ。
屋台は並んでいるだけでテンションが上がる。
あーこのお店あの時も見たな、と
ちょっと屋台の解像度も上がる。
令和の屋台は、珍しいものや
凝った食べ物が多くてかなり多様だ。
その分、値段も少し高いように感じる。
昔ながらのシンプルなものを見つけると
懐かしいと言う気持ちにすらなる。
(そんなに屋台に行った記憶はないのに)
でも、高いだけあって
どれもめっちゃ美味しそう。
ついつい気の向くままに買いそうになるが
そこは大人。ぐっと我慢し通りすぎる。
心のままに買っていたら
あっという間に散財する未来が見える。
そういうのも楽しいけどね。
節分祭では、きっちり福豆もゲット。
給食に出てきて、無の表情で食べていた豆を
自分から買うような大人になるとはな…
夏だけじゃなく、秋や冬にも
屋台が楽しめるのはいい文化だな。
晴れた冬の日に並ぶ屋台の光景は
それだけで平和で、
すれ違う人々もいつもより機嫌が良い気がした。