精神科病院やメンクリ受診予定の方へ
みなさんお疲れ様です!
今回は医療制度についてお話したいと思います
精神科病院やメンタルクリニック受診予定の方、
最近通い出したという方向けになります😊
知らずにいると非常に勿体ないと思います。
基本的なことですがぜひチェックしてみてください。
◾️自立支援医療制度について
精神疾患の治療のために
都道府県が定めた「指定医療機関」に通院されている方が対象になります。
⚠️入院費用、保険適用外の治療、指定医療機関
以外でのカウンセリング費用などは対象外
市区町村の障害福祉課などが申請窓口です。
しかし申請には医師の診断書が必要のため
まずは主治医や医療機関のスタッフ、病院やクリニックの窓口などに相談しましょう。
※通常2~3週間要する※
※1年毎に要更新※
さらに「重度かつ継続」が見込まれた場合、
1ヵ月当たりの負担限度額が低くなる制度もあります。
市区町村により名称は異なりますが
いわゆる【重度障害者医療制度】などです。
(精神障害者保健福祉手帳は1級の方のみ)
◾️精神障害者保健福祉手帳について
精神障害者保健福祉手帳とはいわゆる障害者手帳のひとつです。障害者手帳というと敷居が高いと思われるかもしれません。
しかし意外と3級の振り幅が広く、取得できる確率は高いです。(都道府県により受けられるサービスが違いますので3級なら…というケースもありますが)
※障害年金と違い不安障害などでも取得可※
タクシーやバス、電車など公共交通機関の運賃が安くなるだけではなく、等級にもよりますが
以下の様々な支援策やサービスを利用できます。
水道料金など公共料金
自動車税
NHK受信料
携帯料金
公共施設の入場料などなど
自立支援と同じく市区町村の障害福祉課などが申請窓口です。申請には医師の診断書が必要のため、主治医に取得意思がある旨を伝えておくとスムーズに手続きできます。
※通常2~3ヵ月要する※
※2年毎に要更新※
◾️療育手帳について
「療育手帳」は「知的障害を伴った」障害者に対して交付されるものです。
(自治体によって定義が異なるがIQ70以下程度)
※通常1~3か月要する※
※手帳の更新やタイミングは自治体で異なる※
◾️障害年金について
障害者手帳を持っていなくても障害年金を受給することは可能です。障害者手帳と障害年金は別の制度であり判定方法も異なります。
自分はこのパターンで手帳の申請は後からしました。障害年金受給者証が診断書の代わりになるので診断書代が節約できました。
(バスやタクシーに乗れなかったので
急いで申請する必要もなかったため)
もちろん年金を受給するには、ある特定の期間以上年金を納めていることなど要件があります。
※通常2~3ヵ月要する※
※1〜5年毎に要更新※
✛余談✛
障害年金とは別に【年金生活者支援給付金制度】というものがあります。申請後は別ですが、基本年金と同じく2ヶ月分が偶数月に振り込まれます。
障害年金の手続きをする際に
忘れず一緒に申し込みましょう!
おわりに
以上、基本中のことを簡単に紹介させていただきました。
(特に障害年金は先の話なのでサラっとです🙇♀️)
ざっとお話ししましたが、こういう福祉制度があるのだということをお知らせしたかったです。
日本の福祉は手厚いので
「自分から言い出しにくい」
「病院側から言われないのは資格がないからだ」などと諦めてしまうのは勿体ないです。
ご自分でできない場合はご家族やソーシャルワーカー、有料ですが行政書士や社労士に助けてもらったり代行してもらったりもできます。
必要なサポートはぜひ受けましょう✨️
そして障害年金に関しては後日じっくり書かせていただきたいと思います。診断書も公開します。
ここまで読んでくださりありがとうございました!