拠点があることの意味
みなさんこんにちは。
現在、富山県富山市に来ています。
実は富山市どころか富山県は新潟のお隣にもかかわらず訪れたことがなく、今回初めての訪問となりました。(きっと新潟県が長すぎるのが問題)
さて、今回はチャレンジ・コミュニティ・プロジェクト(チャレコミ)でご一緒している合同会社ハピオブの島田さんを訪ねて富山市街のHUBに向かいました。
島田さんと近況を共有しながらハピオブの現在地や問題意識の話から、富山県での「関係人口」や「ワーケーション」の話題へ。
14時にお客さんが来るのでよかったら一緒に会いませんか?という島田さんからのお誘い(コーディネート)により、富山でワーケーションを仕掛けていらっしゃる方々とお会いてディスカッションに混ぜていただき、気が付いたら次の富山来訪の日程が決まっていました。
おそらく普通は別の仕事のパートナーに会わせたりすることは少ないのでは?とふりかえりつつ、「地域にチャレンジを生み出す生態系をつくる」にどん欲なチャレコミのひとびとの、そのために使えるものはどんどん巻き込んでプロジェクトを生み出していこうという心意気が大好きなので、巻き込まれました。そしてチャレコミという共通言語がある安心感はやはり強いですね。
拠点があると「偶然の出会い」がたくさん生まれる
改めて、拠点があることで人が集まり、偶然の出会いが生まれ、そこからプロジェクトが始まることを実感した時間でした。
リモートワークが加速し、その恩恵にあずかり、新潟に戻っておいしいごはんとおいしいお水に毎日生かされているし、好きな場所に移動して働けていることは本当にありがたいことだなと思いつつ、なかなか”用事はないけどふらっと立ち寄る”はしづらく(というか物理的にできなく)なっていることも実感。
アメリカでは2019年から2020年のあいだに、デジタルノマドの人口は50%近く増加し、1090万人に到達したという統計もあるほどなので、今後もリモートワークは加速していく機運を感じました。
一段と人材の流動性が高まる中で、地域としての魅力やその地域に滞在し続ける理由が気候や物価、施設といった大きな要因だけでなく、「人」やそこから生まれる「おもしろいプロジェクト」で選ばれるようになっていく動きがどんどん加速していったらいいなと、改めてチャレコミの動きやコーディネーターの役割の大きさを感じていました。
「拠点を耕す人」と「風を起こす人」
チャレコミのコーディネーターが担っているのはどちらかというと「風を起こす人」の役割が大きいですが、拠点や実業を持つことで相乗効果を生み出したり、地域の中に新しい動きを受け入れやすくなったりする動きは特に都市部以外でのエリアではより大きな相乗効果を生み出せる可能性を感じました。
島田さん自身が思いと意図があったからこそいろいろな人が集まり、何かが生み出される拠点になっていました。
今回の機会も「風を起こしている人たち側」と「自分の拠点を耕している側」の人と両方がいましたが、両者は以前よりもどんどん融合しやすくなってきているので、理想は「1年の半分は自分の拠点を耕し、もう半分は外を巡って風を起こす働き方だね!」という欲張りっぷりにみんなで盛り上がったところでお開きとなったのでした。
ありがとうございました!
ありがとうございます。喜びます。