オートスナックは、なぜ消えた…?

https://youtu.be/SF1WtlHeuoE
レトロ自販機のあるオートパーラーシオヤに行ってきた 鈴川絢子様


オートスナックって
わかります?

70、80年代に全盛だった、自動販売機がずらっと並んだ、いわゆる無人店舗。

Wikipediaでは、オートレストランになってますが…、オートスナックでOK?

でも、いつの間にか消えちゃった…

コンビニの普及に伴って消滅した、と言われますが、個性的な自販機やゲーム台たちが並んでいて、どこか懐かしい風情がありました。

秋田の方で一時人気となった『うどん自販機』もその代表格でした。

「懐かしさ」もあるけれど、オートスナックという「場」自体に、特有の『癒やし』の空気が流れていたなぁ…と想い出す…

なぜだろう?…

その背景というかベースには『信頼感』があったように思う。

後期には、監視カメラが普及したにせよ、無人店舗で現金を扱うには、性善説的な信頼感が必要だと思う…

『暴走族』の全盛時代だったとはいえ、店が荒らされたという話は、私の知る限り聞いたことがありません。

これから普及するであろう『顔認証』とか『電子マネー』による無人販売ではなくて、店と客がお互いに信頼しあって、『良識』によって維持されていたオートスナック。

そういう『よき時代』の空気が、オートスナックという『場』に集約されていたから、より「懐かしさ」を感じるのかな?…、とも思う。