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#1-7 レノファ東京PV(2023年第4回〜第6回HUB期①)
皆さん、こんにちは。野村です。
前回は、レノファ東京PVがスタートし、PLAIDのオフィスで3回PVを開催。このまま軌道に乗るかと思いきや、会場都合で開催が困難になったということを記しました。
今回は、どのように課題を克服し、会場を変えて4回目以降のPVを実施したのかということを記録します。
と、その前に、この時期に私個人の重大な(?)決断がありましたので記録しておきます。それは、SNSアイコンの変更です。
元々、SNSは匿名で責任のない発言をしないよう、自分を律するために実名でやっており、でも、アイコンは適当なイラストを使っていました。
適当といっても、大学生時代にmixiを始めた時なので今から約20年前、当時、海外のフリー画像サイトを漁って夜な夜なイケてる画像(いかがわしいものではなくクールな画像)を収集していた変な趣味があり、その時に見つけた、AppleのiPod広告のパロディ画像をアイコンにし、変えるのが面倒だという理由で20年も使い回していました。
水色バックのペンギンのアイコンで、レノファ山口のPVのことを発信するのはどうなんだろうと考え、まず一時的に水色をオレンジ色に加工。
ほら、Jサポって、なにかと色に敏感じゃないですか。例えばFC東京サポが緑色に過剰に敏感だったりとか。
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その後、オレンジ色のペンギンアイコンも捨てて、レノファのユニフォームを着用している私の顔写真にアイコンを変更しました。
初回の東京PVの告知をした時「聞いたこともない団体がやろうとしているPV」的なことを言われて腹が立ったというのもあります。
ただ、冷静に考えると『この野菜を作ったのは私です』という写真で生産者の顔が見える野菜のパッケージと同様に、PVを運営している人が、どこの誰がやっているか見えた方が、人によって感じ方は異なると思いますけど、もしかするとPVに来る人の安心感に繋がるかもしれない、という気持ちでした。
効果があったのか無かったのかさっぱり分かりませんが、レノファ東京PVの運営に携わることで、たかがSNSアイコンですが、ちょっぴり自分の中の殻を破れたような気がします。
さて、前置きが長くなりましたが、事情により3回目までPVを開催していたオフィスを借りることができなくなり、仕方なく別の会場を探すことになった私たち。
ここで、シーズン開幕前に直面した『daznのライセンス問題』が再び課題になりました。
daznの法人ライセンスは、PLAIDで一年間通してPVを実施する前提の契約であり、別の会場でPVを実施する場合、ライセンス料が二重に掛かってしまうことになります。
そのため我々は、daznと既にライセンス契約を締結して、様々なスポーツを店内で放映している飲食店、HUB(ハブ)に相談してみよう、ということにしました。
HUBは、山口県にお住まいの方は、あまり馴染みがないかもしれませんが、東京や全国の主要都市に約100店舗を展開している英国風パブです。
東京都内では主要駅近くに約60店舗も存在していますので、東京近郊に住んでいるお酒が好き、スポーツ観戦が好きに方にとっては、大変身近な存在の飲食店です。
どの店舗でも、店内に複数のテレビが設置されており、サッカー、野球、ラグビー、バスケ、その他様々なスポーツを観戦しながら、食事とお酒を楽しむことができることが特徴です。
私も上京後は会社の同僚や友人とよく行っていました。
福岡ソフトバンクホークスの日本シリーズ観戦や、2014年のサッカーワールドカップブラジル大会では、上野のHUBでパブリックビューイングに参加しました。
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HUBは、店舗によってプロ野球やJリーグの「推しチーム」が存在する店舗があり、チームを応援するファンやサポーターが試合放映時に集うこともあります。
特に推しチームを決めず、ニーズに合わせて放映内容を決めている店舗もありますが、推しチームがある場合、おおよそ店舗の近くにホームタウンが存在するチームや、店長や店員が個人的に応援しているチームなどが理由になっているようです。
東京都内HUBの店舗情報をざっと調べましたが、残念ながら(当然ながら)、レノファ山口を応援している店舗は存在せず。
どこか主要駅近くの店舗に相談してみるか・・・と思っていたところ、5月のPV開催候補5/13(土)徳島ヴォルティス戦を、HUB浜松町店が放映予定であることが分かりました。
調べてみるとHUB浜松町店は、徳島ヴォルティスと柏レイソルの推し店舗とのこと。私は恐る恐る、HUB浜松町店へ電話をしました。
野村「5/13(土)のサッカー観戦で相談があって電話したのですが」
HUB「はい、サッカー観戦のご予約ですね」
野村「実は私、レノファ山口サポーターでして、どれぐらい集まるか分からないですが、20名ぐらいでまとまって観戦は可能でしょうか?」
HUB「20名!全く問題ないですよ!むしろ徳島サポより多いです!」
大変ありがたいことに、お店から大歓迎されました。恐らく浜松町は、羽田空港から近い東京のオフィス街の一つで、休日の昼に店を開けても、通常は多くの来客が見込めないものと推察します。
店的にも稼働率が上がり、店内が盛り上がるのなら、ということで歓迎してくださったのだと思います。
突然の相談(既に徳島戦まで一週間を切っているという中)にも関わらず対応してくださり、大変ありがたかったです。
第4回レノファ東京PV(2023年5月13日vs徳島ヴォルティス)
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Data
日時:2023年5月13日(土)13:15Kickoff
開場:HUB浜松町店
参加者人数:18名
結果:△山口 2-2 徳島 (東京PV通算1勝1分2敗)
直前の告知にも関わらず、18名もの参加者の皆さんが集まってくださいました。隣には少し壁(緩衝帯?)を挟んで、徳島サポさんが10名ほど。だいたい毎回5〜10名ぐらいの方が徳島戦の観戦に訪れて来られるようです。
試合は徳島に2点を先行される厳しい展開の中、現地山口は次第に雨脚が強くなり、田ッカー(田んぼサッカー)状態となり、池上選手、ヘナン選手のゴールで同点に追いつきました。
この試合は、現地山口では山陽小野田市のホームタウンデー。何か現地と連動したことができないものか?と考え、私は山陽小野田市のWebサイトの問い合わせフォームから「東京でレノファPVをやっていまして、ホームタウンデーに合わせて何か一緒にやることができないでしょうか?ご相談させてください」という趣旨の内容を送信。
すぐに山陽小野田市のご担当者の方から返信があり、その後電話でも会話し「一緒に盛り上げたいので、ぜひ活用してください!」と、山陽小野田市のパンフレットや、ご当地シャレン選手の池上選手、ヘナン選手ののぼりなどをお送り頂きました。
実現はできませんでしたが「現地の山陽小野田市ブースとPV会場をテレビ電話で繋いで会話などできたらいいですね!」と先方から提案も。東京PVの趣旨をご理解頂き、山口の方と一緒に進めていることを感じられた、そんなやり取りがありました。
尚、運営目線としては「到着したらレイアウトは完成しているし、料理食事はスタッフが提供してくれるし、片付けもほとんど必要ない。めちゃくちゃ楽!」というオフィス開催との差に気付きました。
PV会場がなくなる危機がありましたが、HUB浜松町店での徳島戦PVは、今後もHUBにお世話になることが最善かも、という気づきを得る機会となりました。
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第5回レノファ東京PV(2023年6月18日vsベガルタ仙台)
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Data
日時:2023年6月18日(日)14:00Kickoff
開場:HUB日比谷店
参加者人数:20名
結果:○山口 2-0 仙台 (東京PV通算2勝1分2敗)
6月の徳島戦でHUB浜松町店にてPVを開催し、お店からは「徳島戦、柏戦が被っていなければ、いつでも声をかけてください!」と言ってくださいました。
ただ、2023年のJリーグは、J2が土曜日、J1が日曜日に試合日程が固まっていることが多く、浜松町店で今後ずっとPVを開催することは困難な可能性が高いなと感じました。
そんな中、立石さんから「HUB日比谷店に行ってきましたよ。マリノス応援店舗らしいですが、マリノスの試合と被っていなければお店を開けてくれるそうです」と朗報が。
そして、新規開拓。5回目の東京PVは、HUB日比谷店にて開催することが決まりました。
結果は、矢島選手の恩返し弾&野寄選手の初ゴールで、東京PVスタートして以来、一番の快勝!エスナイデル監督の初勝利を、PV参加者の皆さんと一緒に見て、喜びを分かち合うことができました。
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第6回レノファ東京PV(2023年7月5日vsモンテディオ山形)
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Data
日時:2023年7月5日(水)19:00Kickoff
開場:HUB日比谷店
参加者人数:22名+α
結果:○山口 1-0 山形 (東京PV通算3勝1分2敗)
前回仙台戦PVで勝利した後、次のPV日程は、まだはっきりと決まっていませんでした。そんな折、小山会長から「7/5の山形戦、PVやりますか?やるなら行けそうです」と連絡が。
これまで5回のPVをすべて土日に実施し、レノファ山口のシーズン日程的にも7月にして最後のミッドウィークの試合予定であった7/5(水)のモンテディオ山形戦。
休日と違い、平日夜でもPVに来てくださるのだろうか?という不安が若干ありつつも「小山会長緊急参戦!」と告知させて頂き、ありがたいことに22名(+申込していなかったけど小山さんのお友達数名?)の方がHUB日比谷店に集まりました。
試合は沼田圭悟選手が決めた1点を守り切り、見事勝利!小山さんと一緒に観戦するという貴重な機会で、参加者の皆さんと勝利を見届けることができました。
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今回は、東京PVの会場を移転せざるを得なくなったものの、結果的に狭いHUBの店内で、PV参加者が一体感を味合うことができた、第4回〜第6回PVの話でした。
さて、次回はPVの振り返りを一旦中断し、PVがきっかけとなって今年2023年にできた、山口県出身の方々との新しいご縁について記録したいと思います。