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レノファ山口FCの1万人プロジェクトで見えてきた企業努力(その2)

皆さん、こんにちは。野村です。

2024年のJ2リーグもいよいよ今週末の最終節でリーグ戦が終了します。レノファ山口FCは昇格も降格も可能性がなくなりました。

あとは目標としていた勝ち点、失点などの指標を達成できるか、最終節に勝利して、多くのファンやサポーターに「また来年もレノファを応援したい!」と思ってもらえるかどうか、が最後のポイントですね。

最終戦をホームで、開幕戦と同じく横浜FCと対戦するというのは、なんとも不思議なもの。

今年2月の開幕戦アウェー横浜FC戦は1-1の引き分け。

今年は3月のホーム開幕秋田戦を皮切りに、1万人プロジェクトと銘打った集客プロジェクトを始動し、集客増加に努めてきました。

3月のホーム開幕戦前に書いたnoteがこちら。今年の新体制発表会の際に渡部社長が宣言していた、1万人プロジェクト達成に向けた施策を整理しました。

最終戦は1万2,000人プロジェクト!達成できるか分かりませんが、ここで改めて、今年の1万人プロジェクト達成に向けて、クラブが取り組んできた施策を振り返ってみましょう。

効果検証は、シーズン終了後にクラブがきちんとやって、スポンサー向け報告会や来年の新体制発表会などで報告してくれるでしょうから、今回私は簡単に整理してみます。

ブランクにしている部分、特にメディア関係は私が山口ではなく関東に住んでいるため見逃しがあるかもしれませんし、イベントは記載以外にも多数あったり、団体アプローチも我々サポーターに見えない部分でクラブ側が仕掛けているものが当然あるのだと思います。

招待の部分について、今回のホーム最終戦のビジターゴール裏の半分が「企画シート予定」と席割りに表記されているのに、何もアナウンスがない!と言われていましたが、山口マツダさん、ユーピーアールさんが観戦チケットを子ども向けにプレゼントというリリースがありました。

ホーム最終戦の席割り。ビジターゴール裏席の横に「企画シート予定」の文字が。

恐らく、1万2,000人プロジェクトに協力する企業を募り、山口県内の子どもたちを招待する企画として活用される席なのだと想定されます。

振り返りに戻りますと、結果的に夏場で1万人を達成した2試合は、チーム状況が上向いていて、天候も良い、という試合でしたね。この2つの要素はクラブ側の努力と結果がイコールに結びつかない難しい部分ですけど。

それでも、今年のレノファ山口FCのホームゲームは、例年以上に盛り沢山、工夫を凝らした企画を行ってくれたと思います。

ぺこぱさんの来場、エヴァユニ企画に合わせた高橋洋子さんの来場。忘れては行けないのが、8/3の1万人プロジェクトの際にアナウンスされて「は?こんなゲストで1万人達成しようとしているの?」と誰もが一瞬ハテナになった「ものまねブルー」の皆さんの来場。

ものまねブルーの皆さん、レノファサポの予想を覆して、試合前も試合中も試合終了後も、スタジアム内外を盛り上げてくれました。とても素晴らしいゲストをフックアップしたホームゲーム企画担当者は、相当優秀だと私は感じました。

ものまねブルーの皆さん、その後もレノファ山口FCのことを気にかけてXにポストしてくださるだけでなく、9/20フクアリの千葉戦、9/25三ツ沢の天皇杯横浜F・マリノス戦にもプライベートでゴール裏に来てくださって、私も何名かの方と触れ合うことができましたが、皆さん本当に人柄もよくて、盛り上げ上手で最高な方々です。

11/4に国立競技場で行われたランニングイベントにレノファユニで参加したところ、ものまねブルーの皆さんが「あ!レノファだ!」と反応して声をかけてくださって、とても嬉しかった!似ない野拓実さん(南野拓実選手のものまね)と肩を組んで一緒に走って感無量。この写真は走り終えたあと、似ない野さんのほうから私に駆け寄ってくださいました。ほんと素敵なお方!

ランニングイベントの様子は、以下のものまねブルーのYouTubeチャンネルにも。12分あたりで、レノファユニを着ている人(私)ががっつり映っています。

本当にものまねブルーの皆さん、朝から夕方までフル稼働されて、ちょいちょい小ネタを入れて盛り上げるスキル、さすがです。こういう方たち、応援したくなります。

もう少しだけ余談を。このハーフリレーマラソンは国立競技場を周回するコースを走ったのですが、周回して競技場内に入るところで似ない野拓実さんがいたので私から声をかけたところ「あ!レノファだ!」と気付いて肩を組んでくださり「このまま一緒に行けますか?」「はい!」的なやりとりをして、そのままリレーゾーンへ。

リレーゾーンの前のステージにはものまねブルーの他のメンバーの皆さんが実況していて「あ!レノファだ!」「なんだか仲良くなってる!」「♩やーまぐち いーちばーん」と歌ってくれました。

恐らく、この日は国立競技場で過去イチ「レノファ」と場内アナウンスされた日になったでしょう。いつかレノファが試合するところも見たいよね。

さて、スタジアム来場者配布品は1万人プロジェクトで配布された「応援フラッグ」「スティックバルーン」「応援バット」や、6/2清水戦で配布された「応援メガホン」など、今年は応援に使えるグッズを数多く配布。

これはシーズン当初にユーピーアールさんと会話した時に聞いていたのですが、今年はクラブとも相談して、冠マッチの来場者記念品は応援で活用してスタジアムを盛り上げられるようなものを作ろう、という話が出ていたのだそうです。ユーピーアールさんをはじめ、スポンサーの皆さん、いつもありがとうございます。

クラブがシーズン前に目標として掲げていた平均入場者数5,500人を達成できそうな今、レノファ山口FCを応援する全ての力を集結して、勝点55と失点45の目標をぜひとも達成したいですね。

そして、今年の新体制発表会で掲げられていた3ヶ年計画は次のようになっていました。

クラブ創設20周年にあたる2026年に向けた3ヵ年中期経営ビジョン
2024年 Jリーグ参入10年目 チーム再構築/売上高13億円/平均入場者数5,500人
2025年 TOP10/売上高15億円/平均入場者数6,500人
2026年 クラブ創設20周年/TOP6/売上高18億円/平均入場者数8,000人

早々と志垣監督の続投が発表されたこともあり、早くも来年に向けて期待が高まります。選手の入れ替えは当然あるでしょうけど、今シーズンを総括して、来シーズン以降に向かってクラブがどのように目標を再設定して(変えないかも?)、2025年シーズンに挑むのか、すでに今から私は楽しみです。

よーし、エスナイデルさんトート(ジェフサポから譲渡)、ボムヨントート(今年シーズン前に自作)に続いて、志垣監督トートバッグを作ってみようかな。志垣監督、来シーズンも頼みます!

おっと、まだ2024年シーズンは終わっていませんでした。今週末のシーズン最終戦はホーム山口で開催されますが、山口へ行けない関東民の皆さんは、レノファ東京PVをHUB日比谷店にて開催しますので、是非一緒に東京からも応援しましょう!

ものまねブルーの皆さん、どなたかふらっと一緒に応援しに来てくれたりしないかな?(皆さん仕事でお忙しいでしょうけど)

冠スポンサーのユーピーアールさんからご提供があり、現地山口で先着配布される応援バットを、東京PV参加者にも配布させて頂くことになりました!ありがとうございます!

お申し込みは、こちらのPeatixサイトから受け付けております。

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