レシピがなくても、取り敢えず食えるものは作れる才能。
もうね、タイトルそのまんまですが。
僕はこの才能があるから独り暮らしでも食がある程度、味を保てるのです。
美味いかどうかは人それぞれなのですが。
まあ、独り暮らしだと冷蔵庫にあまり食料は入ってませんよ。
調味料だけ豊富で食材は都度スーパーに買いに行くわけですが。
本当に面倒くさい時は外食しますが、スーパーでふらーっと巡って適当に食材を買い、取り敢えず煮物!とか取り敢えず炒め物!とか。
本能の赴くがままにやってしまうのです。
で、結果食べます。
食べられるものは作れます。
自分では美味いと感じています。
別に誰から教わったとか全く無いんですけどもねえ。
母親が居酒屋やっていて教わったとかもありませんし。
バイトも含めて職歴に調理の経験も全くとしてないですし。
全部、勘なんですよね。
Everything 勘。
計量なんかしたことない。
全部が勘頼り。
料理の「さしすせそ」の順番さえ知っていればどうにでもなりますし。
砂糖、塩、酢、醤油、味噌の順に入れていけばどうにかなりますし。
じゃあ出汁は何がいいか、どのタイミングがいいかなんか思いつきで適当ですよ。
例えばカレーですが、僕はS&Bのカレー粉でどうにかします。
取り敢えずは
・玉ねぎを弱火で煮て
・しばらくしたら塩コショウをいれて
・かぼちゃ(細かく切る)とか人参(ざっくり切る)とか火の通りにくいものを入れて
・ある程度したら肉を放り込んで
・ある程度したらコンソメを入れて
・カレー粉を入れて
・灰汁を少し取って(全部じゃなくある程度)
・ピーマンやパプリカの火がすぐ通るものを入れて
・最後に味噌で塩気とコクを出して終わり
この手順で行けば、まあ間違いないです。
じゃがいもは基本的に入れないですが、コンソメの後にでも入れたらいいんじゃないっすかねえ。
知らんけど。
こうやって金曜日の夜に作ったカレー(大量)を消費したところです。
油は最後の最後に亜麻仁油をかけるので、どうやったって一番最後。
アレですわな。
玉ねぎを切って煮てる時が一番面白い。
どうやったって甘くなるんだもん。
ヌタっと甘くなったら塩コショウで味を〆る。
で、具をザザーッと入れれば良いんだもん。
味噌はひと煮立ちで良いんだもん。
簡単過ぎる。
ちなみに人参の皮は剥きません。
皮と身の歯ごたえの差が美味いですから。
じゃがいもも、芽を取って土をしっかり洗うくらい。
そりゃあ人様にお金を出してもらって食べてもらうメシじゃないっすよ。
勘と自分の舌だけに頼った料理なので。
で、昨日。2019年9月1日の21時前にスーパーに行きまして。
玉ねぎ4つ、鶏の胸肉を何故か買っているのです。
いくら何でも玉ねぎ4つは多い。
玉ねぎ入りカレーを食い切ったばかりなのに。
鳥の胸肉は保存がそんなに効かないのに。
取り敢えず、皮を炙って油を出して、油を掬って胸肉の両面を強火で炙って、その後玉ねぎと塩コショウで味付けをして、それを弱火で蒸し焼きにすればどうにかなるんじゃないかなと。
余った鶏肉は塩コショウを振って冷凍させればいいや。
焼くより煮て使おう。
全然料理の勉強をしてこなかったのに、まあなんとかなるでしょう。
で、ヨノナカのメシマズの記事を読む度に「どうしてそうなるの!?」と思う日々です。
あ、フライドポテト食べたい。