釣りフェスティバル2025で思った、釣り業界という仕事
ここ10年くらいかな、今でいう釣りフェスティバル、かつてはフィッシングショーに毎年行っている
ショーのころは土日2日間使ってくまなく見ていたけれど
釣りフェスティバルに変わってからは1日だけ見て終わり
今年は今までで最短の2時間ぐらいで帰った
なんだろうこのスカっとしない気持ち
ここ数年で大きくなったメーカーもあるし、出展しなくメーカーもある
方向をガラっと変えたメーカーもある
流れがかわるのはおもしろい、寂しいこともあるけど。
たぶん「こだわり」を売っている感じが薄くなっている
各ブースでの販売が解禁になったことで今年はイベント限定商品が今までよりも多かった
混んでいるメーカーは限定商品を買う人、知る人ぞ知る人と写真を撮りたい人
これでばっかり混んでいる印象
プロおじさんとアマおじさんが話し込む、そんな姿があまり見られなかった
なにか違うものに喰われている
今までは見なかった、各ブースにいる若い女(あえて悪い風に言わせて)
youtuberがどんちゃらこんちゃら
いや、若い人とか女子がこういう世界に来るのはマジで大歓迎
そういう新しい風が吹かないと何も変わらないから、むしろ来てくれないと
しかしながらアイドルが多様化しすぎたこの時代
各ブースにいるそういう女がただのアイドルでしかない
どこかの事務所の売れないドルアイやデルモが「ガチで釣りしてます」を売りに売れようとする
なにかで喰いぶちをつくろうとする、いやそういう仕事だからしょうがないんだけどさ
追いやられるおじさん
若い女を追いかけるのはどうせオジサンだからそういうオジはどうでもいいんだ
釣りこだわりオジサンがどうにもおいやられている気がするのだ
しかしながら、こだわりの強い小さなメーカー
今は大量生産をしなくても生産ができる、物流のルートだってネットがあるからたくさんある
SNSで評判も広められる、これはすごく良いこと
だから今回は小さいブースをくまなく歩いた
いくつかのブースで話し込めたけれども、すごくこだわりがあってすごく語ってくれる
1年に1回こういう話ができる、とても幸せな時間だ
あたしゃ仲間がいないので、ここで釣りの話をするしかない!
この小さなメーカーをどうにか売り込みたい
最近は釣具店といやあ大手しかないもんで、以前の様な個人店はほぼない
個人店といえばいくら商店じみたようなところでもまず「プロショップ」だったんだ
その地域のノウハウはそういう店で聞く
今はどうだろう
大型店で店員に相談をする、「これが良さそうだけどどうだろう」と聞く、返答は「じゃあ、それがいいんじゃないですか?」「何を買うかはその人によりますね」
そんなこたぁわかってる、おまえらは色々な人の対応をして話を聞いて情報をたくさん持っている「趣味の店」の店員じゃないのか
こういう事が多すぎてもう辟易
大手というものにあぐらをかいている店員が多い
そういう店は売れない売り場を作っている、本社からの支持のもとの売り場しか作れない
その地域の時期にあわせた売り場が作れない
そんな趣味の店には嫌気がさしてきたぜと