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7月1日の日記「レジ袋有料化の本質」
ノクチルのシナリオイベントを読んでたら深夜の4時とかになっていた。ノクチルってのはね、アイドルマスターシャイニーカラーズっていうゲームに登場するアイドルユニットのことだよ。ノクチルは4人組ユニットで、全員が幼馴染同士なんだ。無論、どんなアイドルだって最初は普通(?)の女の子であり、そんな少女がどのようにアイドルになっていくかを描くのが、というのがアイドルマスターの命題としてある(んじゃないの?)。でも、幼馴染のグループからノクチルというアイドルグループになるという、ユニット単位で既存の関係性があって、関係性ごと少女→アイドルになる、みたいな図式は、今までなかったんじゃない? 個人の変化と、集団としての変化、両方を丁寧に追っていきながら、物語は進んでゆく。詳細を語ったら10万字は軽く越え、それでもなお自分の言語化の下手くそさに絶望するだけなので、少なくとも今はやめとこっと。
ただ、このシナリオを読み、そのシナリオうんぬんじゃなく自分の好みとして改めて思ったのは、恋愛の物語より、親愛や友愛の物語の方が好きかもなってこと。『最強のふたり』とか、すげえよかったし。前もちょっと書いたけど、恋愛はどうしても男女のどちらかに天秤が傾く、どちらかに都合がいいような物語になってしまう。でも、親愛や友愛の物語は、互いが平等である。……ような気が、してる。でも、女の子ばっか出てくる系のアニメは、あんま見る気になれんのよね。けいおんもガルパンも見たことない。なんとなくそういう作品って、ゆるりゆらゆら大事件じゃないけど、のんびりイチャイチャって感じの友情ってイメージだ。そういうのはむしろ苦手で、泣きながら笑ってる、みたいな、そんな切実な友情が好きなのかもしれない。や、けいおんとかガルパンとかも見たことないから、後者みたいな友情描いてるかもしれないし。特にガルパンとか、すごいスポ根の作品だって聞くし。ちょっと見てみようかしら。オタク街道まっしぐら!!!
コンビニのレジ袋有料化始まりましたね。その場で商品入れたいってだけじゃなく、普通にビニール袋ほしいんですよ。あんなんいくらあってもいいですからね。ちょっとしたゴミとかまとめるときとか、あと、もし急激に体調が悪くなっても、このビニール袋に吐けばいいか! と思えるので、精神安定剤になるし。家にゴキ◯リ出たときとかも、手に被せれば掴んで外に投げるという、安全?な処理ができる。万能さではアロエと並んだな!(by上田晋也)
まあそんな僕でも、レジ袋有料化って言われたらつい、「あ、袋大丈夫です」って言っちゃう。お金が惜しいとかじゃなくて、システム上の問題だよな、これ。袋に値段をつけることで、デフォルト状態では袋はなし、って設定にできる。 これがでかい。無料なのにデフォでつけなかったら不親切だと思われるかもだけど、金かかるサービスをデフォから外すのは、むしろ親切だもんね。そんでもって、デフォルト以外のものを注文することには、コストがかかる。お金じゃなく、だるさという心理的なコストだ。元々レジ袋の値段込みで会計出して、不要な人はそのぶん値段を引く、みたいなシステムにしてくれって主張も見かけたけど、同じレジ袋有料化でも今のシステムよりも袋の消費量は増えそう。袋要らないです、っていう注文にコストがかかるから。だから、レジ袋の消費量を抑えるという目的があっての今回のレジ袋有料化は、お金云々は本質じゃなく、そういうシステムを作れたことに意義があるんじゃねえかな、なんてことを思った。
あと、コンビニの掲示に「レジ袋有料化します」みたいなポスターが貼られてて、それはいいんだけどそのポスターに「レジ袋有料化に関するお問い合わせ先」って電話番号が書いてあって、「こんなん馬鹿正直に載せんでもいいのに……」と思ってしまった。「レジ袋有料化してくれてありがとう!」なんて電話はまあ、絶対来ないだろうけど、逆はさもありなんじゃん? 電話受付の人が、とっても気の毒だ。お気のポイズン。……これ、ルー大柴言ってるかな? いや、ルー大柴にしてはちょっと面白いから言ってないでしょ、とか思いながら調べたら、ばっちり言ってた。俺はルー大柴を甘く見てきたようだ。評価を改めねばな……。