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5月16日の日記「雨の夜更けはジュースで晩酌」

  朝の6時あたりに寝付いて、12時過ぎに起床。休日の時間感覚は大学生の頃とあまり変わらない。大学4年のときは朝の10時に寝て夕方5時に起きるとかままあったから、マシにはなってるけど。俺の大学生活後半の昼夜逆転生活を知ってる人は「社会人の(てか普通の人の)生活リズムに適応できないのでは?」って言ってきたけど、今のところなんとかなってるな。自分はちゃんと理由があれば起きれるタイプの人間だ。授業もアルバイトも寝坊したことは一度もないし。大学生後半は明日に備えて寝る、という必要がない生活を送ってたから生活リズムがぶっ壊れしてただけだ。切ないぜ。

 今日は1日中雨だった。それに軽めの憂鬱を覚えている自分に驚く。ちょっと前までは「家でだらだらする自分を正当化できるぜ」とか思ってたのにね。思っている以上に自分は健康的な心身を取り戻しつつあるのかもしれなくて、そこは嬉しいぞ。そんな感じで今日はちょっぴりアンニュイ気分でインターネッティングをした。品田遊さんの日記ももう追い付いてしまいそうなのも、切なさに拍車をかける。

 夜の8時頃、雨が小康状態になったのでスーパーに買い物に行くことにした。今日は家の近所のスーパーではなく、ちょっと遠くの成城石井に行くこと。理由は、ちょっといいジュースを買うためだ。



 自分は酒が苦手だ。アルコール耐性がないということもあるが、酔うこと自体も好きじゃない。ほとんどの人の酔い方は、気分が高揚する→限界を達すると下降線を辿る、という山形のグラフを描くのではないかと思う。でも自分は最初の一口の時点で元気が失われ、飲めば飲むほど心身が沈んでいく負の直線を描いてしまうのだ。それに加え、味も好きじゃない。度数3%のチューハイでもしっかりアルコールの苦味を感じるし、その苦味を美味しいとも思えない。繊細な舌の持ち主と言えるだろう(好きな食べ物はハンバーグとチョコレートです)。強いていうなら、果実の味の濃いお酒を氷を噛み砕きながらちびちび飲むのはまあ、嫌いではないというくらい。なので今日は最初はそういうお酒を買おう思ってたけど、「それなら普通にジュース買えばいいのでは?」という天啓を受け、今日は濃いジュースを買ってそれをロックで楽しもう、ということに決めた。なのでちょっといいジュースも売ってそうな成城石井に行くことにしたのである。



 成城石井まで徒歩20分程度。こういう状況なので人混みを経る外出はできないけど、散歩くらいは許してくれよな、なんて思いながら濡れて光る夜道を歩く。去年あたりから、散歩って割と楽しいなーと思い始めた。自分は景色を楽しむというよりは、ぼんやり考え事をしながら歩くことを楽しむタイプ。いろいろ思索をしながら歩いていたら、すぐに目的地に辿り着く。


 そして今回、成城石井で買ったのはこれ。


(リンク貼ってもアマゾンでは売ってないから意味ないな) 

 

 やっぱ味が濃いフルーツといえば、マンゴーっしょ。黒のパッケージもなんか威圧感出してきてるし。値段は1リットルで500円だった。これがジュース相場でどれくらいの値段かは分からないが、自分の人生においては最高級のジュースである。

 さっそく家に帰って飲んでみると、まず色がすごい。黄色が濃いを超えて黒ずんでいる。なんか絵の具みたい。口に入れた感触やのど越しも、飲み物を飲んでるって感じがしなかった。「液体!」って感じ。でも味は思ったよりさっぱりしてるな。レモン果汁が含まれているからか?  ロックで飲んだけど、氷のおかず(氷のおかず?)としてはやや物足りないかも。ちょっと水を入れて喉ごしを良くし、ジュース感覚でグイッと飲むのが良さそうだ。ジュースだしね。


 マンゴージュース片手にnoteを書いていると、網戸から涼やかな風が吹き込んでくる。最近は暑い日が続いたけれど、雨の日は寝心地がいいから好きだ。今日はランニングに行こう(行かなきゃ)って思ってたけど、また雨が降り始めたので諦めるしかなさそうだ。いやあ、残念ですけどしょうがないよね。このまま成城石井でいっしょに買った瀬戸内すだちのり天をツマミに、マンゴージュースで晩酌しながらYouTubeでも見るとしますか。うーん、雨、最高や!!!(冒頭の話はなんだったんだよ、躁鬱か?)




 あと、成城石井からの帰り道、近所のスーパーの前に繋がれてたビーグルがかなり足を崩して座ってたのがとてもよかった。それだけで今日はハッピー・デー。










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