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7月2日の日記「快楽(けらく)としての飲み物」
疲れた・特に書くことがない・明日のも朝早いの三重苦なので、今日の日記は短めで。
朝、ちょっと早めに起きたので、米粉パンを3個も食べる余裕があった。米粉パンの素朴な甘み、かなり好き。好きなものはハンバーグとオレンジジュースというキッズトングな一方、こういう控えめだけどしっかりした味ってのもだんだん好きになってきた。焼き鳥も塩を食べる方が多い。でも、「素材の味を楽しむため」に塩味を選ぶような奴には、とうてい共感できぬ。そこらへんの居酒屋の焼き鳥なんて、その素材が体したことねえんだから、むしろタレで味を塗りつぶす方が理にかなってるだろ。普通に塩味が好きって言え!
打ち合わせが押して昼休みがずれたので、一人サイゼリヤに赴いた。サイゼリヤのランチ、500円でスープバーとサラダもついてるからお得よね。ランチメニューにしかない普通の麺のアラビアータ、普通に常設メニューに入れてくれんかな。そういう前例あるのかな? 元々ランチメニューだったけど、皆の熱い声援を受けてレギュラーに昇格しました、みたいなシンデレラストーリー。あと、ランチにカレーとかあったけど、サイゼリヤに来てカレー頼む人ってなかなかのひねくれもんよな。俺はそういうの一周回ってダサいと思うようになったけど、二周目突入してサイゼリヤでカレー、富士そばでうどんを食い出すかもしれん。いや、富士そばでうどんは、ちょいニュアンスが違うな。普通にそばよりうどんが好きだけど、勇気が出なくて注文できないだけだから。あとは勇気だけだ!
今、猛烈に喉渇いてるんだけど、何飲もうかしら。今求めているのは生命維持としての水分ではなく、娯楽としての水分だ。自分は飲み物を二種類に分けている。甘いものと甘くないもの、とかじゃない。生活する上で最低限必要な飲み物と、一瞬の快楽(けらく)に消える飲み物だ。前者は家の冷蔵庫に常にある2リットルのお茶とか、朝に買う500ミリのミネラルウォーターとか。後者は、夏の部活動を終えたあとに一気に飲み干す缶のカルピスソーダだったり、銭湯に入ったあとに飲む瓶のコーヒー牛乳だったり。後者は本当に一瞬でなくなるから、そのあと普通にペットボトルのお茶を生命維持用に買ったりする。逆に、真夏のカラッカラの喉を手持ちのぬる~いお茶で潤す人を見ると、「そ、そんなもったいないカタルシスの解放あるかよ!?」と感じちゃう。この前、風呂上がりに青汁を飲んでるって話してる人がいて、「俺が風呂上がりに青汁飲まされたら、もっかい風呂入り直してリセットするなあ……」って思った。この考え方、誰か共感してくれる人います?
結局、自販機でトロピカーナの常夏パインを買った。缶の飲み物はなんというか、瞬発力が違うよね。温度もそうだし、一気に飲み干したときの美味さは同じ中身でもペットボトルより美味い気がする。逆にペットボトルは、持続力が持ち味だ。……まあ、形状的にも量的にも当たり前っちゃ当たり前だけど。まさに、「競うな 持ち味をイカせッッ」て感じですね。これくらいなら、同期の人に言っても伝わるかなあ……。