打越製茶組合の加賀棒茶
加賀棒茶の成り立ちについて説明したところで、次は打越製茶組合の加賀棒茶は他の加賀棒茶は大きく何が違うのだろう?という質問にお答えします!
実は、加賀棒茶の定義は「石川県で茎茶を焙じたもの」を総じてこの名称で呼びます。
その中で、打越製茶組合の加賀棒茶は加賀市産の茎茶を使用している加賀棒茶なのです。
石川県産の茶の生産量は多くなく、荒茶生産量が合計1トンで全国35位、1位の静岡県は2万9700トンと比べるといかに少なく希少な幻のお茶と言えるかわかるでしょう。(2021年産荒茶生産量)
全国に加賀棒茶として流通しているお茶は石川県で焙煎しているため歴とした加賀棒茶ですが、ほとんどは他県産の茶葉を使用しています。
石川県内のお茶屋さんによってそれぞれ工夫を凝らしており、使う産地が違うので飲み比べをするなんて愉しさもありそうですね。
その中で、昔ながらに石川県産のお茶を使って製造された打越製茶組合の『加賀の棒茶』の名前も憶えていただけると嬉しいです。
次は打越製茶組合についてお話しします。
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