育休明け、復職したらうつになった話
仕事と育児の両立。
転勤について行くと決めたときも、子どもが出来たときも。
保育園に預ければなんとかなると思っていた。
復職後は時短勤務を選択した。
在宅での仕事も許され、在宅と時短を利用し復職した。
時短勤務だからこそ、お迎えに行くのは私。
時短勤務だからこそ、帰宅後の家事も私。
時短勤務だからこそ、育児も私。
時短勤務だからこそ、給料は低い。
しかーし。
時短勤務でも、残業はある。
時短勤務でも、仕事の疲れはある。
時短勤務でも、仕事の量は変わらない。
時短勤務だからこそ、私の育児負担は大きかった
子育てにおていは、罪悪感が残った。
ゆっくり子どもと関われない。
ママと遊んで欲しいと泣く息子に待ってねと言う時間が増えた。
お迎えが18時になるときもあった。
まだ乳を飲んでいた息子に対して罪悪感が拭えなかった。
妻としては、夫の不満が増えた。
キッチンきたねぇなとか
家きたねぇなとか
片付けセンスねえなとか
いつまでこの資料テーブルに置いてんだよとか
家が散らかってることに対する不満が増えた。
仕事においては、上司が変わり環境が変わっていた。
細かい上司で資料作成の要求が多かった。
仕事に慣れず、うまくいかなかった。
ちょうどコロナ渦で働き方や顧客への対応も変化が多い時だった。
あの資料はいつまでに出来るんだと叱咤されたことも。
母として
妻として
会社員として
全てを完璧にこなすのが無理だった。
母親としての責任も果たせず、妻としても家を片付けられない。キッチンが汚い。食事中に会社の携帯を確認していたら、いつまで仕事のことやってんだと夫から睨まれた事もあった。
しかし、完璧にこなそうとしていたことが間違いだ。
周囲が完璧を求めてくるなら、、、
今は一杯一杯で出来ないと、声に出して良い。
あのとき、私は潰れてしまったけど。
周囲の声はスルーしていい。
育休開けの復職は特に大変な時期だ。
それは、本人しか分からない。
だから周りに伝えておく必要があった。
『働き出したら家事は手抜きになる!』と。
話を戻しますね。
復職から5ヶ月が経った9月。
自分の体調がおかしいと気づき始めた。
その翌月退職したいと告げ、復職してたった9ヶ月。私は退職した。
育休明け復職鬱になった事がバネとなって。
今では自分の選択基準を決めることにしている
・今は子育てに専念したい
・家庭を第一優先できる仕事を選びたい
・自分のペースで働ける
•1人になれる時間がある仕事
子育てに専念したいと思った理由は、今子どもにちゃんと向き合わないと人生の後半で絶対後悔すると思ったからだ。
自分のペースで働きたいのは、私が疲れやすい性格だからだ。
私は人との関わりがうまくない。アダルトチルドレンで毒親育ち。人が怖い。なかなか人とうまく関われない。だけど社会に出ると嫌な人とも関わらないといけない。
だから自分に合った働き方は、1人で居る時間が必ず在る仕事だ。
外勤があったり、在宅で働けたりする事が重要!
営業も1人の時間があった。
事務の時も1人になれる時間があった。
(少人数の事務所だったので)
うつになり、自分と向き合うことが出来た。
私はあの時病んでしまい…本当に辛かった。
だから、思い切って仕事を辞めたことに後悔は無い。