見出し画像

ふわんだりぃず×備忘録

最近ふわんだりぃずをよく使っていたので、まとめとして書きました。
といっても優勝したわけではなく、せいぜい沖縄で決勝トーナメントにあがれた程度ですが「こんな考えのヤツがいるのか」くらいで読んでいただけると幸いです。読めば超初心者から初心者くらいにはなると思います。

デッキレシピ


42枚なのは引きたくない(サーチしたい)カードが少しあるからです。

カードそれぞれの説明と、採用理由などを書いていこうと思います。

各カードの紹介と採用理由

  • ふわんだりぃずの下級の共通効果

    同名ターン1の①③の効果があり、使用「するターン」自分はモンスターを特殊召喚できない。
    ①このカードの召喚に成功した場合、発動できる。(固有効果)。その後、鳥獣族モンスター1体を召喚する。
    ②表側表示のこのカードはフィールドを離れる場合、除外される。
    ③このカードが除外されている状態で、自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合発動できる。このカードを手札に加える。

    召喚」を連打するテーマです強烈な効果外デメリットがありますが、それを補うレベルのかみ合わせがテーマ内で発生しているので問題ありません。②により墓地にいかないことと、③によるリソース回収およびチェーンブロック生成を利用して戦います。①の固有効果が使用できないと追加召喚を行えないので注意。


  • ふわんだりぃず×ろびーな
    固有効果は「デッキからレベル4以下の鳥獣族1体をサーチできる」。1枚初動といえば1枚初動なので3枚採用。ろびーな→いぐるん→えんぺん→ふわんだりぃず魔法罠サーチの動きがこのデッキの軸となる動きです。灰流うららをここにうつ人がいますが、(地図を握っている場合)あまりいたくありません。

  • ふわんだりぃず×いぐるん
    固有効果は「デッキからレベル7以上の鳥獣族1体をサーチできる」。1枚初動ではありませんが、地図と同時に初手引けると最強なので3枚採用。サーチ先はえんぺんorライザー。

  • ふわんだりぃず×とっかん
    固有効果は「除外されているふわんだりぃずカード1枚を対象に発動でき、そのカードを手札に加える」。ふわんだりぃず下級は自力で戻ってくるので、どうでもよさそうに見えますが、地図で除外したカードや、すとりーで除外したふわんだりぃず上級を手札に加えたりします。初手にあるとほぼ仕事できませんが、継戦能力を高めてくれるカードなので1枚の採用。除外されている下級ふわんだりぃずに効果を使って対象が③で手札に戻ると不発するので注意。

  • ふわんだりぃず×すとりー
    固有効果は「自分または相手の墓地のカードを対象にとり発動できる。その過0度を除外する」。地味に妨害もこなせるカードになります。といっても1枚初動にはなりえないので少ない枚数の採用にしたいところですが、地図の効果を起動したい手前、ふわんだりぃず下級の数を調整したところ、とっかんとすとりーでどちらが有用性が高いかを考えた結果、2枚採用になりました。

  • ふわんだりぃず×えんぺん
    このデッキ唯一のふわんだりぃず上級モンスターです。「召喚時、ふわんだりぃず魔法・罠1枚を手札に加えることができる。その後、モンスター1体を召喚ができる」というサーチ兼召喚効果。「アドバンス召喚したこのカードがモンスターゾーンで存在する限り、相手フィールドの特殊召喚された攻撃表示モンスターは効果を発動できない」という制圧系永続効果。「相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、手札のカード1枚を除外して、その相手モンスターの攻撃力と守備力をターン終了時まで半分にする」という戦闘補助効果をもちます。つよい。いぐるんでサーチするので初手にはいてほしくありません。地味に召喚時効果にターン1がないのでその気になれば2回召喚して2回サーチできます。2枚採用でもいいのですが、初手にいてほしくないこともあって調整した結果1枚になりました。

  • 烈風帝ライザー
    「アドバンス召喚成功時、墓地と場のカードをそれぞれ1枚ずつプレイヤーのデッキトップに戻す。風属性をリリースしてアドバンス召喚していた場合、追加で場のカード1枚をプレイヤーの手札に戻す」最強カード。基本的にこのカードを相手ターンも含めて連打することで相手を詰ませることがこのデッキの勝ち筋です。このカード2枚とえんぺんで2800+2800+2700=8300でライフ削り切ったりします。

  • 烈風の結界像
    「このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いに風属性モンスターしか特殊召喚できない」という制圧モンスターです。理想初手からえんぺんとともに横に置きます。

  • 灰流うらら
    このカード1枚で止まるデッキがほぼないので、いっそ抜いてもよかったのですが、直近で発売された「烙印融合」の力が未知数でそのカードにうてるという点を考慮して入れています。

  • 原始生命態ニビル
    勇者ギミックのせいで信頼度は低いのですが、「勇者ギミックカードが高すぎて勇者いらないデッキで戦う!」というデッキ読みで入れています。実際大会で数回うちました。3枚は多かったので2枚にしてます。

  • 浮幽さくら
    「対処できないなら生まれる前に殺せばいいじゃない」
    このデッキは特殊召喚を一切行わないので、エクストラデッキはさくらの弾の束になっております。刺さらないデッキもあるので2枚採用。

  • 増殖するG
    手札誘発を引き込む手札誘発。最強。でも誰も通させてくれない。沖縄は、なーぜーかーふわんだりぃずが多いのでその分気分で2枚採用。

  • ディメンション・アトラクター
    このデッキ最強の手札誘発。発動すると、次のターン終了時までマクロコスモス状態になります。大体の相手は止まります。また「墓地に送って発動」系の手札誘発は使えなくなるので、自分の先攻1ターン目なら脳死即打ちでいいと思っています。「自分の墓地にカードが存在しない場合、このカードを墓地に送って発動」というちょっと厳しい発動条件ですが、すとりーで除外して条件満たすことができます。ライザーでこのカードをデッキトップに戻してずっとマクロコスモスにすることもできます。当初は「だったらマクロコスモス採用でよくね?」と思ってましたが、「相手ターンにも使える速効性」を加味した結果こちらを3積みすることになりました。

  • ふわんだりぃずと謎の地図
    ①②同名ターン1。「①手札のレベル1ふわんだりぃずモンスターを見せ、見せたモンスターと異なるふわんだりぃず「カード」を除外する。その後、見せたモンスターを召喚する。」「②相手が召喚した場合、自分はふわんだりぃずモンスターを召喚する」。激強フィールド魔法。ふわんだりぃず下級は勝ってに手札に戻ってくるので実質サーチカード。そのときのチェーンを利用することで、このカードからスタートすることで灰流うららを1度だけ回避できる。地味にカードを除外できるので中盤はドロールロックバード等でデッキロックされても疑似的なサーチが可能。勇者ギミックへの対策として採用されている幽鬼うさぎがささる点には注意(アトラクター使ってたら話は別)。②の召喚時にこちらも召喚する効果は、タイミングが限定されるので後述の夢の町に任せることが多いです。なおこの効果のせいでミラーがひどいことになります。

  • テラ・フォーミング
    謎の地図4枚目。また手札がこのカード+すとりーで動き出せる。

  • ふわんだりぃずと未知の風
    永続帝王の烈旋効果とマリガン効果を持ちます。強い。モンスターだけでなく相手場のカードなら何でもいいので烈旋より強い。えんぺんでサーチできるので1枚採用。といってもだいたいサーチ先は後述の夢の町のほうが優先度高いので、夢の町を素引きしている時のサーチ先になることが多いです。このカードの効果でライザーを召喚すると追加効果は得られないので気をつけましょう。また、後述の金満で謙虚な壺とは相性が悪いので注意しましょう。

  • ふわんだりぃずと旅じたく
    「手札・フィールドの鳥獣族を除外して発動。デッキからふわんだりぃずモンスター1体orふわんだりぃずフィールド魔法1枚を手札に加える。その後、自分は500LPを回復する。」最強新規。相手がふわんだりぃず下級にうってきたエフェクトヴェーラーや無限泡影を躱すことができる。元々月の書が入ってた枠。3積み必須。相手がうってきた拮抗勝負なんかにチェーンしてえんぺんを逃したりできる。

  • 金満で謙虚な壺
    デッキを6枚も掘れるカード。弱いわけがない。ふわんだりぃずはろびーな、もしくは地図+下級がないと最低限動けないいわゆる2枚初動の側面もあるので、3枚必須です。浮幽さくらの弾を残すのを忘れないようにしましょう。またこのカードを使うターン、未知の風のマリガン効果は使えないので注意しましょう。

  • 強欲で謙虚な壺
    42枚構成を実質40枚にしてくれるカード。コストなしで3枚掘れるのでありがたい。金満で謙虚な壺発動してても発動できるので助かる。3枚採用したかったが調整中になぜか初手が壺だらけになる事故が頻発したので2枚採用。

  • 墓穴の指名者
    妨害兼誘発対策。主に灰流うらら、ドロールアンドロックバード、ロンギヌス等に当てることができると嬉しいなぁ。

  • ふわんだりぃずと夢の町
    ①「自分・相手メインフェイズにレベル4以下の鳥獣族モンスターを召喚する」効果、②「自分がレベル7以上のモンスターのアドバンス召喚に成功した場合、墓地から除外し、相手フィールドのモンスター全てを裏側守備表示にする」効果を持つ。メインフェイズ中なら任意のタイミングでうてるので地図の②よりこちらを使うことが多い。使ったらすとりーで除外してとっかんで回収したりライザーでデッキトップに戻してライザーループさせます。

  • 虚無空間
    互いに特殊召喚を封じる最強罠。こちらは召喚しかしない上に、ふわんだりぃず下級は勝手に除外されるので割れません。


ここからはサイドデッキの紹介。サイドチェンジは12枚採用している手札誘発の枠が主。

  • 増殖するG
    展開型だった場合に3積みするため。

  • アーティファクト・ロンギヌス
    結構ささるデッキは多い。幻影とか。

  • トークンコレクター
    相剣メタです。

  • 抹殺の指名者
    ロンギヌス無効用として採用……したのですが、ミラーにおける地図無効要員としてのほうが仕事してました。

  • ハーピィの羽箒とツインツイスター
    御前試合やセンサー万別に弱いのでそれらをぶっ飛ばすカードです。あとはエルドリッチ対策。

  • 冥王結界波
    デッキの特性上、禁じられた一滴が使えないのでこちらを採用。モンスターで制圧してくるタイプのデッキに対して入れます(引けるとは言ってない)

  • 拮抗勝負
    このデッキ自体への対策としてのロンギヌスがこちらにも刺さりますが、そのリスクと比較しても最強のカード。エルドリッチ対面だとよく決まります。

ここからエクストラデッキの紹介。といってもほぼ浮幽さくらの弾。

  • アーゼウスセット
    ふわんだりぃずの効果を使ってない状態で場に2体並べばナイチンゲールから繋がるので採用。

残りは浮幽さくらの弾なので割愛。

展開

とにかくえんぺんを立てるのが最重要。

地図+いぐるん(理想初手)

地図発動。いぐるん見せてろびーな除外、いぐるん効果チェーンろびーな効果。ろびーな手札に、えんぺんサーチ、ろびーな召喚。ろびーな効果で結界像サーチ、えんぺんを召喚。えんぺん効果チェーンいぐるん効果、いぐるん手札に、夢の町サーチ。結界像召喚。
盤面がこれで「地図+えんぺん+夢の町+結界像」手札「いぐるん」となります。
仮にろびーなに灰流うららを受けてしまっても、通常の召喚権でえんぺんを召喚できます。相手の妨害を考えなければ「地図」「ろびーな」「いぐるん」のうち2枚が揃えば上記の盤面に到達します。

地図+とっかんorすとりー

地図発動でろびーなやいぐるんをもってこればいいのでルートは割愛。すとりーは墓地にカードがない場合、除外したろびーなやいぐるんの手札に戻る効果の起動のみが役割になります。

ろびーな1枚

ろびーな→いぐるん→えんぺんで繋がります(結界像はサーチする余裕がありません)。このルートだとろびーなといぐるん共に手札に回収できますが、チェーンを組んで誘発をケアしたほうが強いので、除外ゾーンには最低でも1体は残しておきましょう。

ふわんだりぃずへの対策

ここからは使われてきつかった経験を元に対策カードを紹介。

  • 御前試合
    ふわんだりぃずは水属性と風属性のテーマなのでぶっささりはしませんが刺さります。

  • センサー万別
    場に2体モンスターを並べる関係上刺さります。

  • アンデットワールド
    アンデット族しかアドバンス召喚できなくなるので詰みます。ツインツイスター等で破壊するしかないです。

  • 効果を受けない打点2801以上のモンスター
    デッキ内外に突破手段がありません。エクストラデッキモンスターなら浮幽さくらで飛ばすしかありません。

  • ドロール&ロックバード
    適用されるときついのですが、アトラクターうった後だと打てないので思ったよりくらいませんでした。(くらったことがないとは言ってない)

  • アーティファクト・ロンギヌス
    カード除外できなくなるので、ふわんだりぃず下級が回収できずリソースが飛びます。ただ、アトラクターにチェーンしてうってくる場合があり、それを墓穴の指名者で除外するシーンがあったので、うつならアトラクターの効果適用後がいいです。墓穴の指名者で除外できなくなるので。(抹殺の指名者は知らぬ)。

まとめ

久々に、勢いで書いたのでつたない文章だったかもしれませんがここまで読んでくださってありがとうございました。これを期にふわんだりぃず触って見ませんか?

正直ミラーはチェーン確認が地獄なので、対策の仕方のほうが出回ってほしい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?