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ドイツで暮らしていたコミュ低のハナシ#8【語学学校】英語話せないって言う前に、痛感した大切なこと

前回↓からの続き

アウェー感満載でげっそりし、一日目でもうすでに嫌になった私。
なんとか二日目も登校しましたが。

あーあ

休憩時間に話しかけてくれた兄ちゃんがいました。
ひとりポツンとしている私を不憫に思ったのかどうか。

話しかけてくれて、本当にうれしかったです。救われた、と。

しかし彼の言うモードヴィーンがどこなのかわかりません。
聞きたいのに簡単な英語が全然口から出てきません。

どうしようどうしようと焦った私は、あろうことか
「ごめん、英語わからないんだよね」
と言ってしまいました。
英語がわからないって英語(カタコト)で言ってるじゃん!と今ならツッコミを入れそうです。

たとえ英語が話せなくても、彼とコミュニケーションを取りたい気持ちが強ければ、態度に表れるでしょう。
この人となんとか話したいという、必死さのような。

けれども、私はコミュニケーションを自ら断ってしまったのです。
話しかけられてうれしかったはずなのに。

すると兄ちゃんは諦めて、さっさと他の兄ちゃんたちの輪に入っていきました。
そんなわけで、せっかくのチャンスを自ら潰してしまいました。

帰宅してから調べたのですが、彼の出身地のモードヴィーンとはモルドバのことでした。
しかしその時はモルドバとは結び付かず、わかりませんでした。
そして彼は日本という国を聞いたことがない。これが私にはびっくりしました。日本を知らない人がいるなんて、と。
でもこれは、私がモルドバを知らないと言った時の彼も同じだったと思います。彼も、彼の母国を知らないだなんて驚いたことでしょう。

自分の語学力の無さ以上に、コミュニケーション力の無さを痛感しました。

無力感に苛まれた私。続きはこちらから↓

ではまたciaociao

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