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【VHS/ドイツ語コース】夜の帰り道・一人歩きが怖い【文+四コマ】

知り合いを作るべく私が行動したことを、こちらに書きましたのでぜひお読みください↓

そして、不本意な結末を迎える語学学校編はこちら↓

さて、語学学校の申し込みと同時期に申し込みを行っていたVHS(volkshochschule:フォルクスホッホシューレ)。
こちらはその名が示す通り、市民のための学校・講座です。住民票があれば申し込むことができます。それぞれの市に存在していると思います。

VHSはドイツ語読みだとファオハーエスなのですが、私は夫との会話や心の中ではブイエイチエスと言っています。こっちのほうが言いやすいです。

このVHSの良いところはなんといっても料金が安いことです。一学期分(3か月くらい)の料金は、前述した語学学校(3週間分)の1/3でした。
値段だけ見るとVHSのほうが良いように思うのですが、どちらも経験して感じたことは、語学学校は授業後にミニ遠足やイベントがあり学生同士の交流を持たせてくれるのが良い点だと思います。結局、その人が何を求めているか次第なところではありますが。

とはいえ…私は【語学学校】という響きに憧れて(旦那を説得してまで)行ったのに心が折れたので、偉そうなことは言えません。

VHSでドイツ語コースを受ける人は、ドイツで働いているorドイツで就職したい非ドイツ語話者や、パートナーの関係でドイツに住んでいる人が多いように感じました。

ドイツ語コースにはいくつかあり、平日5日・午前中に4時間くらい集中して短期でレベルアップを目指すもの、週2回仕事終わりに夜2時間くらいでやっていくものなどです。
一つのコースが終わると、次のレベルのコースを受講するという仕組みです。
私は、いつまでドイツにいるのか分からなかったし、ゆっくりやりたかったので、週2回夜のコースにしました。

ドイツ語が分かってくると、ドイツ人に混ざって料理教室やピラティスを受講するのもいいなと思いました。

さっそく申し込みに旦那と一緒に行きました。旦那は英語担当です。私が住んでいた街のVHSの本部は旧市街、つまり街なかにありました。
窓口で、初心者のドイツ語コースはまだ空きがあると言われたので、申し込みも無事完了。

当初の私のプランでは、語学学校のほうが先に始まり、VHSが始まる前には語学学校での3週間の授業が終わっているはずでした。
手取り足取りの語学学校で先取り学習して、猛者たちがいるVHSに突入するぜ!と完璧なプランだったのですがね。。

申し込みが終わった後で、窓口の人が
「そういや、ドイツ語コースはこの建物じゃないのよ」と。
もらった地図によると、結構離れている気がする。
でも、まだこの街自体よく分かっていなかったのでどのくらい離れているかわかりませんでした。

帰宅してから旦那と調べてみると、うーん、遠い!
車の運転(日本でもペーパー)はおろか、自転車も持っていなので困りました。試しに旦那と歩いてみると、40-50分かかることが判明。
おまけに途中には墓地が。
ドラマや映画で見た墓地の景色そのまんまです。墓地に失礼だけど、でも怖いです。
ドイツ全般に言えることかもしれませんが、ドイツの夜道は暗いです。
街灯もそんなに無くて、あってもオレンジの弱い光なのです。

私は、夜に一人でこの人通りのない道を歩くのが怖くてとても不安でした。
もし何かあっても、見ず知らずのアジア人を助けてくれるわけない。
せめて迎えに来てほしい。
旦那はこの不安を理解できず、甘えていると言われました。
結局、迎えの件はVHSが始まるまで大いに揉めたのでした。

ではまたciaociao

歩くかそれとも

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