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ごめんなさいの行き先

私の好きな性癖として「ごめんなさい♡ごめんなさい♡」と言わされる茶番がある。
この場合のごめんなさいは、「こんなにドスケベになっちゃってごめんなさい♡」っつうことなので、
まあ…ほんとに…カスみたいな茶番なのだが……
しかしながら、こういった(ロールプレイと呼んでいいのかな?)役割を与えられることで初めて得られる感情もあるよな、と思う。

泣かされて鳴かされてハヒハヒ言って、あ〜〜♡ごめんなさいいい〜〜♡なんて心にもない呪文を唱えると、自分が一体何に赦しを乞うているのかわからなくなってくるのだ。
性的な責め苦で視界がクラクラして 真っ白な光に包まれたまま、訳のわからない何かに謝り続けることで、癒されるものが確実にある。

人は皆…赦されたいのかもしれない…(クソデカ主語)

で、これはあくまでもロールプレイというのが私にとっては重要で、まぐわいが終わったらバチッと切り替わって欲しい。普段の生活で上下関係は欲しくないから。
私はきっと相手に何かの依代として責め苦を与えてもらって、そしてできれば赦してほしいのだろう。
都合よく相手の肉体を使っていて申し訳ない…。でもきっと向こうも私を通して他のものを見ているだろうのでおあいこ…

こういった責めをじょうずにやれる人と、やろうとも思いつかない人とがいるんだけど、
責めが上手い人は一体どういう人生を送ってきたのかなあ。
罰することが上手いのは才能なのか?経験の発露なのか?

経験だとしたら、なんか、こう、ぎゅっとしたいね。魂ごと。お互い大変だな、つって。