生活に必要な支出を極力減らす方法を考える

物価高騰の昨今、家計簿をつけていると「人間が生活するということはこんなにもお金がかかるものなのか…」と感じる事が増えるようになりました。
そこで今回は、できるだけつつましやかに…衣食住にかかる支出を出来るだけ減らしていく方法を考えました。
余計な支出を抑えればモノの消費も削減できて、巷で大人気のSDGsにも繋がるのではないでしょうか。
文章のなかで株主優待を狙う具体的銘柄を記載していますが、株式投資を勧めるものではありません。
また内容は2024年9月時点のものであり、制度等は変更になる場合がありますので予めご了承ください。

衣類
①買わない。 必要最低限にとどめましょう。
②必要最低限のものは株主優待で賄う
ハニーズ、しまむら、マックハウス、クロスプラス等…
オンラインストアで使えるクーポンタイプと、商品券(株主優待券)が貰えるタイプがありますが、後者のほうがおすすめです。
クーポンタイプだと、「●●円以上のお買い物から使用可能」などといった制限があり、結局支出の増加に繋がりかねません。

食料品
①食べない。
外食、スイーツ、コーヒーなどもってのほかです。
②主食(主にお米)はふるさと納税で賄う。
昨今の値上がりが著しいですが、お米は比較的返礼率(納税額に対する返礼品の金額)が高く、かなりの割合を賄えると思います。
③おかず、調味料は株主優待を狙う。
キューピー、味の素、日清食品などメーカー各社の銘柄をお好みで。
極論ですが、調味料さえしっかりしていればある程度のゲテモノでも食べられると思いませんか?そういった観点から個人的に調味料メーカーを応援しています。素材本来の味?知らんがな…
外食産業業界でお食事券やクーポンが貰える銘柄もありますが、利回りが少ないことが多かったり、お食事券の額面以上に注文してしまったりと、結局持ち出しが増える事になりそうなので個人的に優先度は低いです。
④イオン株主優待
100株持っていると食品も含めて3%キャッシュバックがあります。
またイオンラウンジでペットボトル飲料が無料で貰える、スマホの充電もできるなどメリット多数です。

住宅費
①実家に住む。
②なるべく賃料の安い物件を探す。
③住宅費補助の出る会社に就職する。
かなり極端な内容ですが、住宅費を削れれば大幅に生活コストを押さえられると思います。ホームレスになるのも少しだけわかるかもしれない。

通信費
①楽天株主優待
月30ギガ、国内通話料無料の回線が使えます。
ただし来年以降も継続されるかどうかは不透明です。
②各種格安SIMへ変更
③使わない…のは今の御時世では厳しいですね。通信が使えないことのデメリットのほうが大きいと思います。

住民税、所得税等
①年末調整、確定申告控除を活用する
iDeCoは新NISAの下位互換とかオワコンとか言われますが、積み立てた分は住民税、所得税が控除されるというメリットもあります。目安として積み立てた金額の約20%がキャッシュバックされるイメージです。
年金として受け取るときに課税される場合もありますが、現役世代である今の段階で使えるお金が増えるわけですから、一概にダメではないでしょう。
②結婚する
配偶者控除が適用できます。
よく結婚のメリットデメリットが取り沙汰されますが、税金的には明確にメリットが多いと思います。 共働きをすると尚よし。
③入力が面倒ですが、確定申告によるセルフメディケーション控除も効果的です。

生活雑貨、日用品類
①ふるさと納税を活用
ティッシュ、トイレットペーパーはかなりの量が返礼品で賄えます。
②株主優待で賄う
文房具はコクヨ、絆創膏はニチバン、ティッシュ類は大王製紙、日本製紙等。
株主ギフト券がもらえるツルハホールディングスも良さそうです。

娯楽品
①買わない
インターネットを使えば無料で楽しめるコンテンツが溢れる現代の恩恵に預かりましょう。
「日頃節制している自分へのご褒美に、月に一度だけパーっと散財する」みたいな感じで娯楽品を買われる方も居ますが、一度散財する快感を味わってしまうと我慢する事が難しいため、目標に到達するまでは油断せずに節制を続けた方が良いと思っています。一度生活レベルを上げてしまうと下げるのは難しいと言いますからね。
欲しがりません勝つまではの精神で。


かなりの暴論も織り込みましたが、ふるさと納税にしろ株主優待にしろ、ある程度の給与収入があり投資できる資金がないと選択肢も狭まります。
まずは国民の義務でもある労働を粛々と行い、義務の対価として権利を行使できるようになることを目指す方が良さそうです。
新NISAはS&P500をはじめとした海外のインデックスファンドに投資するのが半ばスタンダードになりつつありますが、老後資金の蓄えにするだけではなく、国内の個別株に投資して株主優待や配当金を得、現在の生活を充実させることの一助にするのも良いのではないでしょうか。
せっせと老後資金を蓄えたところで、老後まで元気で暮らせる保証もないわけで…
今の暮らしを大事にしていきたいと思う今日この頃です。