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ブレーメンデビューライブ
3/19(日)
Brave Mental Orchestraデビューライブ
「FIRST BEAT」
@渋谷WOMB
通称ブレーメンのライブに行きました。
めっちゃ誇張してるし、文章が書きたかっただけなので、所詮オタクが描いたライブレポなんやな。
くらいの気持ちで読んでくれると嬉しいです。笑
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「ここまでよく一人で耐えました。
ここからは___。
私達に任せてください。」
感が好きすぎる。
(ピンチの時に助けにくるつよつよ集団)
(何でもアニメで例える人)
時は2023年3月19日(日)。
渋谷のライブハウスに足を運ぶ僕。
今日は僕の推しているアイドル、上月せれなが所属する、Brave Mental Orchestraのデビューライブの日。
いや、
推しという概念を既に超越してる存在なのだが、ここではみんなにも分かりやすいように、推しメンという表現で表記していこう。
仲の良いオタク仲間と会場前に到着し、久々に会うヲ組やいつもの面々と挨拶を交わし、整理番号が呼ばれるのを待つ。
開場時間の18時をすぎても、入場の始まらない会場。
何かトラブルでもあったのか、、、
待っている時間でさえも鼓動を昂らせる。
この日発売のロングTシャツを先行販売して、お茶を濁すが入場は始まらない。
胃がキリキリと痛みだす僕。
無事にデビューライブが開催できるのか。
悪い予感が頭をよぎる。
今日という日を。
推しメンのデビューライブを目に焼き付けたい。
空腹は最高のスパイス。
そうだ。これはみんな二郎に並んでいるんだ。
並んだ分だけ美味くなる。
これはラーメン二郎なんだ。
普段は酒を片手にヘラヘラしてライブを見ている僕には珍しく、
この日は酒を持っていない。
ラーメン二郎を最高の状態で味わう為に。
「何緊張してんだよ。w」
そんな顔つきでいつも通り、話しをしてくれるヲ組。
いつもゆるいトークでクールダウンしてくれるヲ組には感謝しかない。
30分遅れで開場が始まった。
続々と入場を開始するオタク達。
普段のせれちゅのライブのような、
位置にこだわらないオタク達ばかりではないので、出来る限り近い位置で推しメンを見届けることにした。
周囲には初めましての顔ぶれだらけ。
そんな中でも、仲の良いヲ組は近くにいてくれた。
「俺たちはいつだって一人じゃない。」
背中でそう語っている。
ヲの意志がそう言ってる。
「今日だけは、、、、今日だけでいい。」
「力を貸してくれ、、!!」
そんな想いで普段着ることのないヲ組Tシャツに袖を通す。特別な想いのあるライブでしか、このTシャツに袖を通すことはない。
会場にはたくさんのオーディエンス。
いつ開演するのか、、、そわそわするオタク達をよそに暗転する会場。
そして流れ出すオープニングSE。
そう。ラーメン二郎着丼の瞬間である。
一人ずつ登場する毎に湧き出すメンバーコール。
初めてのはずなのに、
今までずっと応援してきたかのような一体感。
これは予定調和なんかじゃない。
魂の叫びなんだ。
「推しメンを応援したい。」
「コロナを討ち倒したい。」
「邪魔者にも決して屈しない。」
一人一人の高鳴る鼓動がビートを刻み、
色々な"想い"が重なり合って音楽を奏でだす。
「なぁ、聴こえるかオーケストラ!」
「これが俺たちの音楽だ。!」
そう、言わんばかりのコール達が重なり合って、一つの音楽を奏で始めた。
僕のコールは、
ヤサイニンニクアブラカラメ。
トッピング達がメインディッシュの麺とスープを引き立てる。
最高のラーメン二郎の完成である。
気づけば6人のオーケストラが舞台に姿を現した。
「音楽には、音楽で応えなきゃ、粋じゃないでしょ?」
堂々とした出立ち。
もう迷いはない。
デビューライブ一曲目。
「マッサカサマ!」
耳で聴いて神経を伝い、脳で感じるよりも先に体が動き出す。
6人のオーケストラが目を覚ますと同時に、
ステージとフロア全体が一体となって、
一つの"オーケストラ"を結成していた。
プレデビューの時は、沸き方を模索していたが、フリコピがとても楽しい。
音に合わせて体を動かせば、
今日から君もオーケストラの一員だ。
(もちろんライブの楽しみ方は人それぞれなので、それぞれ好きなように楽しんでほしい。)
(色んな楽器が重なり合って一つのオーケストラを結成するそうだろ?)
デビューライブ二曲目。
「Rush & Dash」
この日初披露となった曲なのだが、
イントロのギターが心地良く、
ポジティブな歌詞と、爽快感のあるメロディーが僕好みでとてもいい。
この曲を聴くと元気が出る。
やる気に満ち溢れる。
勇気が湧いてくる。
まさにこのグループに相応しい曲だ。
ジムで聴きたい。
3曲目「GROWING BUTTERFLY」
この曲はプレデビューでも披露していた曲で、せれちゅが作詞している曲でもある。
Bメロのせれちゅパートが気持ち良すぎる。
鼓動で、心臓で命を燃やしながら歌に想いを込める推しメンが好きだ。
味シミ抜群ホロホロのチャーシューを噛み締めるかのように、推しメンの想いをのせた歌声を噛み締め拳を握る。
今まで言ってこなかったが、(言わなくても分かっていたと思うが)せれちゅの歌うロックが好きなんだ。
せれちゅが気持ちを込めてハートで歌ってくれるのが大好きなんだ。
そんな想いを感じながらあっという間に時は過ぎていく。
4曲目「BLOOM」
メンバー全員の、エモいMC後ラストの曲。
せれちゅにしては珍しい曲振りで会場を一気に自分達の世界観に引き込む。
とっくに響いてる。俺たちの心にも体にも。
フロアにはメンバーの雄叫びに合わせ突き上げる拳。
突き出した拳は
勇気の証。
「俺たちがBrave Mental Orchestraだ。」
いつか咲き誇る。
咲いたならどんな世界が待っているんだろう。
デビューライブにも関わらず、
ワクワクさせてくれる。
まるで第一話から特大の伏線を仕込んでくる海賊漫画かのようだ。
アウトロのシンガロングが最高すぎる。
会場全体が一体となって叫んだなら、
それは不協和音を掻き消す、
魂の叫びへと変わった。
ライブ本編が終わっても冷める事のないオーディエンス。
「アンコール!!!」
一人のオーケストラが雄叫びを上げると共に続々と続くアンコールの嵐。
もっとライブがみたい。
もっともっとこの6人のオーケストラと音楽を奏でたい。
声の続く限り叫んだ。
再びオープニングSEと共に姿を現す6人のオーケストラ。
ステージに映し出されたスクリーンには、
この日初公開の「マッサカサマ!」のMV。
そのMVに合わせ、再び音楽を奏で始めるオーケストラ。
この日最後の曲をオーケストラ全員で楽しんだ。
ラーメン二郎の麺と野菜を完食し残ったスープを、名残惜しい表情で啜るかのように。
ライブ後、後方で見ていたオタク仲間達と最高のライブを見た後の幸福感を分かち合うように熱い抱擁を交わし、
ドリンクチケットと交換したビールを渇いた身体に流し込む。
「このビールがいっちゃんうめえんだ。」
Brave Mental Orchesraのデビューライブは大成功で幕を閉じた。
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知っている人は知っていると思うが、
ブレーメンが始動するという発表があった後にそれは起こった。
せれちゅのことを、レッドノーズのことをよく知らない奴らが許せなかった。
正直、ふざけんな、って思った。
俺の中のシャンクスが目を覚ましてた。
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大体のことは笑って見過ごせるけど、
仲間が傷つけられるのは許せない。
でも今自分にできることは抗うことじゃない。
そう言い聞かせて、あの日からできる限りせれちゅのライブに通った。
仕事がない日は全部せれちゅに捧げた。
俺たちオタクにできることは、いつも通りライブを楽しんで、特典会で小ボケかまして推しメンを笑わせてお話しして。
それぐらいしかできないから。
それが正しかったのかは分からないけど。
せれちゅが言葉で表情で全部伝えてくれた時はすごく嬉しかった。
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今までせれちゅに関わってくれた人、
全員の想いを背負ってここに立ってんだ。
たまにしか現場にはこれないけど、
せれちゅを支えてくれる人。
仕事が忙しかったり金銭的に余裕がなくて、
ライブに遊びに行けない人。
遠方に住んでてイベントに顔を出せない人。
昔の現場でライブを作ってきてくれた人。
消えたオタク。
みんなのことをいつも想ってる。俺は。
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自分のことを棚に上げて、他人を傷つけるような奴に壊せる訳ねえんだよ。
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上月せれなデビュー9周年ライブ
「UNBREAKABLE」
まさに今というこの瞬間に相応しいライブタイトル。
俺もレッドノーズに染まっちまったな。
砕けねえよ。"ヲの意志"は。
鋼の心臓、スーパーポジティブメンタル、鉄の肉体ことのもちゃんに何でも任せてくれ。
口は悪いけど。
反省はするべきだけど、後悔はしなくていい。
過去を振り返る暇があったなら、
俺は前を向いて歩きだす。
失敗ですら己の原動力に変えてやる。