りーちについてのポストまとめ
文アル創作用に調べたことのポストまとめです。
いわゆる史実ネタ
史実関連ポスト
ポスト内に出典のないものは出典を書きました
文アルの横光利一が「死ぬ母親の髪型」なの病死した奥さんの要素を感じて勝手にヴッ……てなってる pic.twitter.com/ccSFn6WCTZ
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) August 27, 2023
ちなみに髪色の元ネタはおそらく“これ”なのでキャラ造形に病死した奥さんの要素は間違いなく“ある”
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) August 27, 2023
横光利一 妻https://t.co/9tJEAivLCQ pic.twitter.com/4JNDWBWplW
りーち、罰ゲームか何かで渡欧中に妻に宛てた大量の手紙を暴露されてほしいし、あまりの一途さに不健全な恋愛してたぶんごー達に逆にドン引きされてほしい。#文アル
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) November 10, 2023
Q.どんなこと書いたの?
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) November 10, 2023
A.「遠い外国で女房の手紙を読むほどせつない思いと、喜びとを感じるものはない」
「楽しみは君から手紙を受け取ることだけになってしまった。まるで、これは、君へ手紙を書きに来たみたいなものだ」
「こんなに女房が恋しいものかと驚く。逢いたくてたまらぬ」
他にも色々
出典:『定本横光利一全集 第16巻』 書翰 昭和十一年
切符の買い方がわからなくて菊池師に買ってもらうりーち
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) March 17, 2024
電話の掛け方がわからなくて菊池師に掛けてもらうりーち
菊池師に買ってもらったステッキを大阪に置き忘れてかわばたに届けてもらうりーち
かわばたと一緒に歩いてたら道を間違えて迷子になった上に雨に降られるりーち
出典:『近代作家追悼文集成 第31巻 (三宅雪嶺・幸田露伴・武田麟太郎・横光利一・織田作之助)』 横光利一の思ひ出
『日本の文学 第37 (横光利一)』解説内の「文芸時代」のころ
奥さんがいる時はちゃんとした格好で過ごしてるのに奥さんの帰省中は適当な服着て過ごしてるりーち
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) March 17, 2024
出典:森敦資料館 インタビュー・談話 「中山義秀のあのころ」
mori-atsushi.jp/interview.html
帰省中の奥さんにラブレター書こうとしてやめるりーち
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) March 17, 2024
出典:『定本横光利一全集 第16巻』 書翰 昭和五年
明治・大正期の天才だと思う作家は? って企画で他の人たちが色々と理由を述べて作家を挙げる中、「横光利一」とだけ書いている川端康成、強火すぎて好き。
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) April 27, 2024
『文學時代』1(7),新潮社,1929-11. 国立国会図書館デジタルコレクションhttps://t.co/msmX6IifjR
※上記は国立国会図書館内でのみ閲覧可能な資料
横光利一と川端康成が出会った時や震災の時などを詳しく話している対談はこちら
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 1, 2024
横光利一 著 ほか『定本横光利一全集』補巻,河出書房新社,1999.10. 国立国会図書館デジタルコレクションhttps://t.co/D3HqKcykuc
みんな早稲田大学図書館が公開している『花園の思想』の直筆原稿を見てくれー!!!
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 1, 2024
ちなみにここで書かれている初出版は青空文庫とかで読める版とは最後の部分が結構違うよ!!
花園の思想 : [草稿] / 横光利一 [撰] https://t.co/Y97IHEBAsL
『花園の思想』の初出版を持っていて本当に好きなんですけど、単行本収録時点で最後のあたりのモノローグ(心の中で妻を呼ぶところ)等が削られているんですよ
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 1, 2024
史実りーち、パリで家族へのお土産を買いまくってるのに後日手紙で「パリにいると何もしていないのに金がかかる……妙だな」とか書いてて面白い。
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 1, 2024
出典:『定本横光利一全集 第16巻』 書翰 昭和十一年
山形旅行のついでに『横光利一とやまがた』という本を読んでいるけど、芥川龍之介と最後に会った時のこととか書かれている。
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 2, 2024
りーちの「酒は一ト口ほどしか飲めない」の元ネタは多分これ
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 7, 2024
これによると史実りーちが酒を飲み始めたのは37歳(数え年)以後らしいhttps://t.co/Vp0BZ30Xu4
川端が1926年(大正15年)の夏の出来事を書いた『独身倶楽部』というエッセイに、最初の妻と死別した直後の横光が出てくるが、そこに「横光はどこにでもゐる蛾ばかり気にしてゐた。」の一文がある。
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 8, 2024
『川端康成全集第26巻』収録
噂レベルの話ではあるけど、文芸家協会の会費を黙っていても必ず正しく納めてきたのはりーちとたきじだけだった、という話を見て「なんかわかる……」になってた。
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 8, 2024
出典:『文藝 第12巻8号 横光利一読本』 道徳家としての横光利一
中山義秀によると、横光は渡欧する際に港まで見送りに来るよう言ってくれて、帰りの旅費を持っていないことを相談したら「港を出たら日本の金は使わないから」と言って財布の金を全部くれたらしい。
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 10, 2024
中山はその金で帰りがけに豪遊した。(人の金で豪遊するな)
出典:『台上の月』
川端が座談会で「『学生時代の横光は貧乏だったので一日二食しか食べなかった』というデマが流れたから本人に真偽を確かめたけどはぐらかされた」という話をしているけど、中山義秀によるとその頃の横光は一日一食(八十銭のラーメン)しか食べてなかったらしいので「一日二食」はデマではある。
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 10, 2024
出典:『近代作家追悼文集成 第31巻 (三宅雪嶺・幸田露伴・武田麟太郎・横光利一・織田作之助)』 横光利一の思ひ出
『台上の月』
りーち、先輩ブンゴーたちのこと「さん」付けしてるけど、なおきだけ例外で呼び捨てなの先輩というより友人枠って感じでなんか良いよね
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 13, 2024
史実的にも何だかんだありつつ一緒に旅行するくらいには仲が良かった
ちなみにどっちもwsd出身(卒業はしていない)なので同じ大学の先輩後輩でもある
※『新潮日本文学アルバム 43 横光利一』に飛行機の前で撮った写真あり
史実りーち、きくちさんからお金を借りたのは二回だけだったし小切手(おそらく出版社から貰った原稿料)を担保に持ってきたらしいので、借金しまくるブンゴー諸氏はこういう返す気のある借り方をしてほしい。
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 15, 2024
※ポスト訂正 「小切手」と書いているが、資料を確認したところ「株券」だった
出典:『近代作家追悼文集成 第31巻 (三宅雪嶺・幸田露伴・武田麟太郎・横光利一・織田作之助)』 横光利一の思ひ出
かわばたの妻が初めてりーちを見かけた時の話
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 30, 2024
病気で寝たきりの奥さん(キミちゃん)のためにデパートで羽根布団を買っていた。一刻も早く届けようと配送を頼まず自力で持って帰ろうとする姿を見て「なんていい方なんでしょう。本当に心の優しい方なんだな」と強く胸を打たれたそう。
出典:『横光利一の文学と生涯』 横光さんのステッキ
史実りーち、義兄(姉の夫)のこと「兄貴」って呼んでるんだけど、あくたがわへの印象に出てくる「疲れた兄貴」の「兄貴」も義兄のことなんだろうなーと思いながら読むなどした。
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) June 2, 2024
出典:『定本横光利一全集 第13巻』 控へ目な感想(三) 芥川龍之介
『新潮日本文学アルバム 43 横光利一』に義兄が撮影した写真について「兄貴がとって送ってくれたもの。」の裏書きあり
かわばたとダブルベッドで寝た時に掛け布団をたくさんかわばたの方に分けてあげるりーちシンプルにいい奴なんだよな。
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 8, 2024
なおかわばたはりーちの寝息が頬に当たるのが寒くて眠れなかった模様。
出典:『川端康成全集 第26巻』 入京日記
かわばた、りーちが亡くなった後に「我々は悪人だから生きているのですよ」と言っていたそうで、本当にりーちのことを善人と認識していたんだな。
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) June 2, 2024
出典:『近代作家追悼文集成 第31巻 (三宅雪嶺・幸田露伴・武田麟太郎・横光利一・織田作之助)』 横光氏の課題
山形の大寶館&文学碑についてのポスト
今日は大寶館に行ってきました pic.twitter.com/Jfwp7y7RuK
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 2, 2024
2階の展示室には横光の絶筆になった『洋燈』執筆時に使っていた机があり、「数年前まで喀血の跡が残っていました」と説明書きがあった。
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 2, 2024
ホームページURL:大宝館 (chido.jp)
※最寄り駅は鶴岡駅
駅前のバスが利用できるほか、駅から徒歩でも30分ほどで着ける距離
館内撮影不可のためメモを持っていくと良い
また、二階に『夜の靴』関連の場所についての簡易マップが置いてあるので、下記の文学碑を見に行く際は事前にもらっておくと良い
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 3, 2024
『夜の靴』文学碑 pic.twitter.com/og1w8Cza6p
— のももん。🌾 (@nomochromepaint) May 3, 2024
※最寄り駅は羽越本線の羽前水沢駅だが、駅に案内マップなどはないため、事前に大寶館で簡易マップをもらっておくことを強く勧める
駅から文学碑までの所要時間は徒歩で30~40分ほど。飲食店や自動販売機などはないため、事前に飲料を用意しておくと良い
駅から文学碑までの道のり
羽前水沢駅で下車。駅前で左に曲がり(県道131号)、道なりに歩くと踏切があるので渡る
一本道を道なりに進む
道の突き当りに丁字路があり、右に進むと山口集落がある
集落の入口を進んで右手に山口公民館があり、玄関の右隣に文学碑がある