無意識に不幸になりたがってしまうアーティスト
作品を生み出すために無意識に不幸の世界へようこそしてるアーティスト。
いるよね。
私も過去そうだったかと言われたら、そうだったような気もするし否定したい気もする。。w
不幸な時こそ理想や憧れが溢れ出て表現しやすいような気がするから。
分かりやすい例えだと失恋ソングとか。
誰かを失ったり希望を失ったり、大切なもの失くしがちな歌詞はやっぱりグッとくる。でも生み出す側はそれを想像で描くより体験談として描くと思う。
私も大声をあげて泣きたい辛い状況の時ほど心の中で叫び嗚咽まみれでペンを握ってここぞとばかりに大量に詞を書き殴っていたことがある。
でも
不幸な時こそ理想や憧れが溢れ出て表現しやすい
というのは本当に気がするだけで、いい作品が生まれるのとイコールではないと思うんだよね。
よく言われる不幸で有名な画家とか小説家とか(めちゃくちゃ詳しいわけではないので割愛)は不幸になりたかったわけじゃなくて
不幸を表現する事に真っ直ぐに向き合って
幾つも創っては壊して創っては壊して
本当に表現したいものを見つけ出す努力を人一倍、二倍百倍したからかなーと思う。
そうして作られた作品は素人でも見る人聞く人には伝わるし、感動する。
独りになって集中する為とか言って無駄に恋人と別れたり、無理なアルバイトをしたり、家族に迷惑かけたり、夢や目標に高い金を使い込んだりして自ら不幸の海に飛び込むのはやめた方がいい。
不幸だからって人の心は騙せない。
目の前のどんなものでも表現する努力を惜しまず創り続けることが大切で、そうすればきっと不幸じゃなくても少しずつ人の心を動かすことが出来る様になると思う。
私もそう 努力したい。