コシノジュンコ展に行ってきました
こんにちは。Nonkoです。
期間中に行けるかドキドキしていたのですが、先日、大阪あべのハルカス美術館で行われていた、「コシノジュンコ 原点から現点」展へ行ってきました。
コシノジュンコさんは、コシノ3姉妹で知られている、日本のファッション界をリードしたデザイナーで、黒髪ボブの…と言ったら、皆さん記憶が思い出されるのではないでしょうか。
元々は画家になりたかったそうなんですが、親戚の勧めで文化服装学院に入ったということで、同級に高田賢三などのビッグネームも多くおり、花の9期生と呼ばれたそうです。
当時の同級生との写真。アツい…!
そして、最年少で「装苑賞」を受賞し、その時の写真も。
(高校生の頃、私も装苑賞に応募するべく、デザイン画をめっちゃ書いていました。懐かしい…)
また、資生堂の広告と取り組んでいたそうで、モデルの山口小夜子×コシノジュンコの服×当時の資生堂の広告のかっこよさがあいまってめちゃくちゃよかった…!今の時代、こういう感じの広告減りましたよね。
次に今回の展示の中心の内容の1つである、コンセプト「対極」。
発表されたのは最近のものではないけれど、それでも強さや新しさや衝撃を十分感じさせられるのは、こういった信念に基づいたものなんだなと納得。
また、美術館での展示で、場所を活かしたものっていいなぁといつも思うのですが、これもそうだなと思いました。
あと、こちらも今回の展示の中心内容の1つで、コシノさんが琳派や能に造詣が深く、過去に能楽堂での総合芸術舞台をして、そこでの衣装たちも。
以前は、すぐに日本のデザイナーだから着物方面にいくのってどうなんだろうって思っていた時期もあったんですが、自分自身も古典芸能をたしなみだしたり、歴史を勉強していく中で、世界で活躍するデザイナーが自分のルーツを見つめると、やはりそこにいきつくのは当然なんだろうなぁと今は思っています。
だって、日本の着物や古典芸能のしつらえって、とてもとても綺麗だからね…!感服しますよ、そりゃー。
実際に能楽堂でのイベントの映像も素敵でした。やっぱり服は人が着てこそ…!
で、また映像見てから服を見ると、いいんですよねー。
そして最後に、コラボしたお能の演目で着られていた衣装。
能の衣装って、少し暗くなった能楽堂で見るとより魅力が発揮されるので、願わくば、もう少し照明暗くしてほしかった…と思いつつ、でもとっても奥行きがあって素敵でした。
以上です!
新年からとっても眼福でした。
まだ間に合う方は是非行ってみてください。
ではでは~。
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