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4Kデジタルリマスター『銀河鉄道999』?!

12月に4Kデジタルリマスターを劇場公開だと!
なので、今劇場版『銀河鉄道999』がどんだけすごかったかをあらためてみるねん。

まず、**原作もテレビもまだ完結してへん**のに、映画だけでサクッと始まりから終わりまでやってしまったこと!普通、原作もテレビアニメも終わってないのにそんなことせえへんやん、でも「この映画一本で完結」ってことで、映画ならではのストーリー展開があったんや。今でも考えたら大胆やなあ。

で、**主人公の見た目もガラッと変えて**、テレビアニメ、漫画とは別世界感を演出。今でいうメタバースみたいに「ここはテレビアニメ、漫画とは別の世界やで!」って観る側に納得させたんや。あんなんなかなかできひんで。

ほんでまた松本零士ワールドが爆発、**ハーロックやエメラルダスが大活躍**するわけよ。しかもトチローの最後まで描かれて、魂がアルカディア号のコンピュータに宿るやなんて、あの短い時間でよぉ詰め込んだわ。ファンにとっては夢みたいな展開やな!

極めつけは**主題歌がゴダイゴ**ってこと。アニメといえば当時は専門の歌手が歌うのが普通やったのに、いきなり歌謡曲の人気グループ登場やで?「ザ・ベストテン」なんかにも流れて、お茶の間で銀河鉄道の世界が広がっていったんや。

こんな風に、劇場版『銀河鉄道999』は、当時の常識をブチ破ってた。今でもリマスターで観られるなんて、それだけ多くの人にとって大切な作品やってことやなあ。

でも今、4Kデジタルリマスターで観たらどう感じるかって、確かにちょっと不安もあるやろな。

まず、昔の作画を大画面で観る違和感。デジタル化で映像が鮮明になっても、今のアニメと比べると動きや絵の古さが気になるかもしれん。アニメの技術も進化したから、昔のままの雰囲気が「味」になるか、ただ古く見えるか微妙なところやな。

そしてストーリー展開のテンポ感。今の作品って展開が速いし、感情表現もより細やかやん?その中で、999のあの時代特有のゆっくりとした語りやシーンの空白が、逆に間延びして感じる可能性もある。

とはいえ、この作品を劇場で再び観られるってのは、当時の記憶が蘇る特別な体験やろし、その「懐かしさ」や「過去の衝撃」をどう感じるかもまた楽しみにして公開を待つ。

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