【VRChat】PICO4でハンドトラッキング
2024/08/15, 2024/08/16 更新
・VRChatの更新に伴い、Open Betaを有効化する必要がなくなったため、削除しました。
・ALVRの更新に伴い、nightlyである必要が無くなったため、削除しました。
VB-Cableをインストール
スピーカーやマイクの橋渡しをしてくれます。
ダウンロードしたら展開して、「VBCABLE_Setup_x64.exe」を右クリックして、「管理者として実行」をクリックしてください。インストール後は再起動しましょう。
ALVRをセットアップ
PICO ConnectやVDの役割をします。
ALVR Launcherをダウンロード
最新のALVR Launcherをダウンロードします。Windowsの場合は「alvr_launcher_windows.zip」をダウンロードしてください。
ALVRをインストール
Launcherを起動して、「Add Version」をクリックし、ALVRをインストールします。
※画面はNightlyになっていますが、そのままStableをインストールしてください。
インストールが完了したら起動してください。ポチポチ押していって下の画面になればOKです。
設定変更
「Settings」から設定を変更していきます。
解像度の変更
Very LowからExtremeまで選べます。お好みで調節してください。おすすめはLowかMediumです。
(お好みがなかった場合はVideo > Transcoding view resolutionとEmulated headset view resolutionで変更できます)
2.マイクの有効化
Audio > Headset microphoneをオンにしてください。
PICO4での設定
設定を開きます。
ラボ > ハンドトラッキングを開きます。
ハンドトラッキングを有効にします。
一般 > デバイス情報を開きます。
下の方にある「ソフトウェアバージョン」を何回か押します。
すると左に「開発者」が現れるので開きます。
開いたら「USBデバッグ」をオンにします。
注意:警告にもあるように、USBデバッグはアプリを通知なしでインストールできます。普段はオフにしておきましょう。
APKをインストール
PCとPICO4を有線接続した後、ALVR Launcherを開いて「install APK」をクリックします。
インストール作業が終わったらUSBデバッグをオフにしましょう。
ALVR Clientの起動
ライブラリ > 不明 からALVRを起動します。
警告が出ますが起動してください。
起動したら右下の「Launch SteamVR」を押してSteamVRを起動し、デバイスをTrustして接続します。
しばらくするとSteamVRの画面がストリーミングされます。
すべての設定がうまくいっていれば、コントローラーを置いてしばらくするとハンドトラッキングできます。
下の動画のようにある程度の操作ができます。
トラブルシューティング
声が出ない
マイクをCABLE outputにしてください。
指が動かない
VRChatの設定の「コントロール」で、Use Recommended Settingsを押してみてください。
コントローラーがオンのままになっている可能性があります。全く動かない場所に置いてください。
周囲が暗すぎると指を検出できません。明るい場所で試してみてください。
バインディング設定からスケルトンを無効化した人は有効化してください。
SteamVRを起動するとフリーズする
解像度やビットレートを見直してください。
ALVR DashboardのInstallationにあるRegistered driversを全てRemoveした後再度試してみてください。
PICO Connectと競合する場合があります。終了した後再度試してみてください。
どうしても動かない場合はSteamVR設定のアドオンからalvr-serverを無効化すると解決します。ただしこの状態ではALVRは利用できません。
Useしづらい
VRChatの設定の「トラッキングとIK」 > フィンガートラッキング で「つかむ」や「つまむ」にすると改善するかもしれません。
おまけ
固定中心窩レンダリング(FFR)
ALVRは固定中心窩レンダリングを使用していますが、Quest向けに最適化されているため、Pico4向けに調整すると画質が向上します。
私はCenter regionを0.5、Center shiftを0.0にしていますが、個人差があるため、H/V edge raitoも含めて変更してみてください。
色補正(Color correction)
上から順に
明るさ
コントラスト
彩度
ガンマ
シャープネス
です。お好みで調整してください。
私はシャープネスを0.6にしています。
有線接続
ALVR(正式名称Air Light VR)は、その名の通り無線接続向けです。しかし、有線接続(USB接続)もできます。
ステップ1
ALVRのSettings > Connection から、Stream protocolをTCPにします。
ステップ2
HMDを接続したことがある場合は、DevicesのTrusted devicesにあるEditをクリックし、Add newをクリックして127.0.0.1を追加してSaveします。
HMDを接続したことがない場合は、Add device manuallyをクリックし、HostnameのXXXXの部分をALVR Client(HMD側アプリ)の表示通りに設定し、Add newをクリックして127.0.0.1を追加してSaveします。
ステップ3
ADBForwarderをダウンロードします。
ステップ4
USBデバッグをオンにします。(詳しくは「PICO4での設定」の部分を参照してください)
ステップ5
PCでADBForwarderを起動します。接続中は起動したままにしておいてください。
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