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技術書典17オフラインサークル参加記

どうも、野溝のみぞうです。11月3日(日)に技術書典17オフラインにサークル参加(技術書典的にはサークル出展と呼ぶのかも?)しましたので、参加記を書き残しておきます。完全に出遅れて今更って感じですが、こういうのは書かないと出たことすら忘れてしまうので…(ぼんやり)
スペースにお越しくださった方、声かけてくださった方ほんとにありがとうございました!!

オンラインイベントは11/17まで開催中なのでまだ間に合います。参加できなかった方や参加したけど忘れてた~って方はよかったらこちら🔽からどうぞ

技術書典17 お品書き

オフライン会場の配置図

今回は「け14」に配置されました。毎回お誕生席を逃す弱小サークルですが、右隣のサークルさんが欠席されていたので実質島角配置でした。

スペース配置

スペース設営

わりと設営が好きなので毎回凝った感じになってしまうのですが、今回はこんな感じにしました。

スペース全景

今まで何度も同人誌即売会には出ていて慣れてはいるのですが、前回の夏コミで買わせていただいたこちらの本を参考に以下の点を改良しています。

※めちゃくちゃ参考になりました!1も買います~!

背面ポスターデビュー

大手サークルしかやってはいけないのではないかという思い込み(※参加するイベントの規約をよく読みましょう)があったので今まで遠慮してたのですがついに背面ポスターデビューしました。

上記の本で、島中のサークルの場合B2サイズが最適って書いてあったのでポスターのサイズはB2にしました。
しかし、前述の通りお隣のサークルさんがお休みで実質角配置だったことと、技術書典は1スペースの大きさが机一脚でコミケの二倍あるため(次回以降変更の可能性あり)全体としてゆったりとしたスペースの使い方ができることをふまえて、もうちょっと大きいサイズのポスターでも良かったのではないかと感じました。まあこういうのはその場の雰囲気もあるのでなんともいえないけど、島中でもB1くらいいってよさそう。

とりあえず背面ポスターがあると一見さんに見つけてもらいやすくなるからいいなと思いました。

スタンドはみんな使ってるPOSUTA。ちょっと高いけど変なの使って事故るよりいいよね…。地面との設置部分は養生テープで固定しています。

値札を大きくした

これも上記の本を読んで改善したことなのですが、値札をとにかくでかく読みやすくしました(B6サイズ)値段を聞かれることが減ったのでとても良かったです。

値札にはごちゃごちゃ説明を書くより値段バーンて書いとく方がいいなと思いました…どうせ現地ではあんま読まれないからね…。

新刊の見本誌をたくさん用意した

同人誌はわかりやすい事が大正義(頒布数が伸びる)であるというのは以前の技術書典や技書博で学んだことなのですが、それはスペース設営にも言えると思ってまして、即売会で複数の本を頒布してるサークルは、その中でも推しの本はどれでどういう内容なのか?がパッと見でわかるようにすることが大事だなあと思ったりします。

というわけで今回は新刊の見本誌を4部用意して棚を面陳(表紙を見せて陳列すること)で埋めるというやりかたにしました。これでこのスペースにおける推しの本がわかりやすくなるという寸法です。

何度か紹介してるけど棚はふるさと納税でもらったこれです、新潟県三条市さん本当にありがとう。愛用しています。

このやり方はとてもよかった(結構4部同時に立ち読みされるというシーンもあり、人が人を呼ぶ効果がある)のですが、立ち読みが増えてくると列さばきが必要になってくるため、今回たまたまお隣がお休みだったからセーフだったけど、通常だったら結構他のサークルさんに迷惑になってしまったかもなと思いました。空間に余裕がある場合は良さそうです。

呼び込みはしない

設営とは直接関係ないけど、スペース内の売り子の態度についても上記の本に書いてあって参考になったので。

色々迷ってるのですが、私はできれば本を吟味した上で買うかどうかを判断していただきたいので、セールストークなどはしない方針です(見たそうにしてる人がいたら「よかったら見てってくださーい」って言うくらいはします)。なるべくわかりやすく展示したうえで、あとは受け取り手に任せるというイメージですね。お買い上げいただいたあとで話題を振ることはあるけど。

自分が買い手のときもサークルの中の人が真剣にトークしてくると買わないと悪いかなあという気持ちになるので…まあそういうのはウチの場合は無理しなくていいかなと思ってまして。

かといって、スペースの中で売り子が暇そうにスマホとかいじってると感じが悪いってことで、読みかけの本など持っていって読んでいることにしました。正直読書が捗るってほど暇なタイミングはなかったですが、これくらいの温度感がちょうどいいなあと個人的には思いました。まぁ、あくまで私がコミュ障だからそうしてるってだけで色んなスタンスのサークルさんを否定するものではないです。

新刊は「1時間でLinuxと友達になる本」

肝心の新刊の話をしないでスペースの話ばっかりしてしまった(設営オタク…!)

今回は初心者向けのLinux本を新刊として頒布しました。初心者向けすぎて多くの人には見向きもされないのでは?と危惧しておりましたが、お陰様で動きがすごくいいです。

技術書典🔽

BOOTH🔽

メロンブックス🔽

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2635721

※それぞれのプラットフォームの仕様の違いで値段とか届く日とか電子版がついてくるとかこないとか細かい違いがあるので、ご都合の良い場所でお求めいただければと思います。

7日間でハッキングをはじめる本より前の本

本書は8月に上梓させていただいた7日間でハッキングをはじめる本…をはじめる前にLinuxに慣れよう!という趣旨の本です。(ややこしいな!)

ハッキングをはじめるにはどうしても黒い画面が多少は操作できないと困ってしまうのですが、自信がない方でもお友達になって楽しく進めるようになることを目指しています。

私はなぜか組版が得意という特殊技能を持っているので(同人誌をつくる以外の用途で使えないスキル…)見やすくわかりやすい紙面づくりに定評があありますのでよろしくどうぞ。

コメントとか多め
図とか多め

この本が終わったらぜひハッキングの道に進んでいただけると、一緒に遊べる人が増えて嬉しいなあと思っています。

おすすめロードマップ

※ペンギン本をお買い上げいただくとパンダ本(電子版)は無料で読めるようになってます。

いただいた感想ピックアップ

ありがとうございます!ありがとうございます!

イベント前日に技術書典のYoutubeの方でもご紹介いただいたそうで、ありがとうございます!

その他イベント中の細かいこと

ワンオペ参加

今までは売り子を友だちに頼んでいることが多かったのですが、今回はワンオペで参加しています。オフラインイベントって読者の方や周りの方の反応を聞いたり情報交換する大事な場だと思うのですが、売り子ちゃんがいてくれることで、当日はすべて任せてぼんやりしているなんもしないダメ人間が爆誕することに気づいたので「そもそも何のためにオフラインのイベントに参加してるんだ?!」という原点に立ち返った結果、全部1人でやる。という結論に達しました。

夕方頃お手洗いにいくために10分くらい離席しましたが、他の時間帯はずっとスペースにいました。充実しててよかったと思います。

技術書典の場合は、オンラインでも同じ本が購入可能ですし、遅刻せずにサークル入場時間帯で入場している場合は、設営完了後から一般入場までの間に知り合いのサークルさんに挨拶周りすることは可能なので、まあワンオペでもなんとか成り立つかなと思いました。

以前コミケで売り子をお願いしたことがあるちょーさんが声かけてくれて嬉しかったです。ありがとうございました。ちょーさんの記事はこちら🔽

実はもう一冊新刊があった

私はOffensive Security Lab Japanというオフェンシブなセキュリティを勉強するコミュニティのスタッフもやっているのですが、そちらでも合同誌を出しています。

Vol.2の名前の通りこのコミュニティで本を出すのは2冊めなのですが、今回スタッフのみんなが忙しくて出すの無理ではないかと薄々思ってたのでよかったです。やはり締め切りは万物の母。

持ち込み部数をかなり多めにした

「完売しました~!✨️」と言ってみたいと思っていた時代が私にもありましたが、同人活動を再開して2年ほどになり、完売するということは普通に機会損失であることと、来てくださった方に「なくなっちゃいましたすいません~💦」って悪くもないのに謝るのもしのびねえな…と思うようになりました。

なので「絶対なくならないように部数を多めに持ち込む」という作戦をとりました。スペースも広いしね。よかったと思います。

まとめ

そんな感じで、試行錯誤ですが今回も楽しく技術書典オフラインを過ごすことができました。来てくださった方、運営の方、スタッフの方、ありがとうございました!もしよかったらオンラインもみてみてください!


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