素直に日本式洋食レストラン
オムライス、コロッケ、エビフライにハンバーグ、幼い頃からいままで変わらずに大好きなごはんたちはだいたい「日本式洋食」に分類される。かなり最近になってから知ったことだ。
お店の気張らない雰囲気に、わかりやすく「おいしいに決まってる!」と思えるメニューたち。素直に欲望と向き合える「日本式洋食レストラン」のご飯は、ことあるごとに食べたくなる。
たとえば新宿のはやしや。ランチの時間になる前にお腹が空きすぎて、朝10:30からやっているここを見つけて訪れた。
名物は「三平ライス」というオムライスとカツ丼がドッキングしたような怪物メニューらしい。迷わずそれを頼んで平らげたら、数十分までの空腹が恋しいほどにお腹パンパンになった。
他人からのおすすめで足を運んだのが経堂のデリス。ここではでっっかいハンバーグとでっっかいステーキを食べて、完全に心掴まれた。
初めて行ったときに言われた「ご飯を少なめにしたほうがいいよ」というアドバイスにはいまでも感謝してる。「肉と極旨ソースで白米なんて永遠に食べれるぜ!」というマインドがあっても、臓器がついてこないことってあるからね。
どこよりも「古き良き」という言葉が似合うのは代々木のレストランポパイ。あそこにはハンバーグとからあげとカニクリームコロッケの定食が850円で食べられるという幸福がある。
長野県の松本に旅行したときに行ったレストランどんぐりもいい日本式洋食レストランだったな。松本の名物グルメもいくつか食べたけど、それを差し置いて記憶に残る食事だったように思う。