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日記 (2024.06.23) ラヴ・エリクシル

朝餐の記録
・トーストにバターを塗って、缶詰のツナを載せて、胡椒をたくさんかけたもの
・ニナスのカシス・ホワイト・ティー

バラライカさんのマグカップ。
ニナスがガブリエル・ブディエから「妻の為にラヴ・エリクシルを」と注文されて作ったお茶。酸味のあるお茶は苦手。でもカシス・ティーは摂取後に、お姉様(概念)のウォークインクローゼット用の香水のような香りが暫くゆるく持続する何とも言えない幸せな時間があって、その為に偶に飲む。

芍薬は朝から大変良く香り、夜にはぼたぼたと音をたてて花弁を落とした。

夜眠る前に、小鍋の中で煎茶を炒った。

ほうじ茶を切らしていて、煎茶の在庫が大量にあったことと、漫画のあるワンシーンを思い出したのとで…。

大好きな作品、小池田マヤさんの家政婦シリーズに出てくるふわふわくるくるツインテール、ピンクの髪の家政婦さん・久保島遥かちゃん。雷雨で停電したお客様のもとへバーン!とあらわれて、毛布で包んであげたあと『温かいお茶でも入れましょう 緑茶は神経冴えちゃうからちょっと焙じますね』と、フライパンの上で茶葉を木べらで炒ってくれるシーンがあります。
(「令和の家政婦さん①」に収録「やせうま 後編」にて)

一応ネットで軽く検索かけてみたけど、うちはIHだし、環境に依存する条件のレシピな気がしたのでなんとなくでやってみた。淹れて飲んだり、もう少し炒ったり…したけど、たしかにほうじ茶、でも私がもともと飲んでいた既製品のほうじ茶とは遠くて…でもこれはこれで…?と何杯か飲んでいるうちに麻痺して何も分からなくなったので、翌日もう一度飲んでみることにして終了。

炒りが足りないと渋みだけある煎茶の味がしたけど、炒り過ぎたら焦げる気がして不安だし、難しい。茶葉から白い煙がではしめるくらいの香りはとても素敵だけど、そのあと火から下ろした茶葉の香りはなんか…へん。諦めて既製品を買うことになるかも。

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