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著作権フリー素材の入手方法(画像編)
実は、noteにも使用している自分のアイコンを、TwitterのVtuber絡みのアカウントに無断転用されるということが去年から2回ありまして、おそらく「著作権フリー アイコン Vtuber」で検索した際にわたしのnote記事が出てきているのが原因ではないかという可能性が浮上しました。
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このわたしの画像は以前noteに投稿した記事「Vtuberにこそ知ってほしい著作権」がヒットしているせいで、その著者としての画像がピックアップされているだけなのですが、こうして著作権フリーの画像を探している立場の人が見たらGoogleが掲出したこれらの画像が著作権フリーであると勘違いすることがあるということがわかりました。(実際に先日アイコンを使っていた人に聞いた)
著作権侵害について書いた記事なので、これらのキーワードで引っかかること自体はむしろSEO的に正解とは言えるんですが、事実として記事を読む前に画像をお持ち帰りされてしまってとても困ってしまいました。
一応当該記事については見出し画像を設定したので、そちらの画像がいずれ引っかかってくるようになると踏んではいるんですが、Googleやnoteの仕様については個人ではどうにも対策に限度があるので、どうしたもんかなという感じです。
というわけで、著作権フリーの画像を探してる人に事故るなら、せめて著作権フリーの画像の探し方を伝授しよう!というのが今回の記事の趣旨です。
はじめに
著作権フリー素材を探す人というのは、著作権フリーならお金を払っても良いという人とお金を払いたくないから著作権フリーを探しているという人の2種類に分類されます。
まず前提として、著作権フリー画像については有料と無料の両方が存在していて、フリーという言葉が指すのは「無料」ではなく「使い放題」という意味なのを理解してください。
食べ放題や飲み放題のお店に行く人はわかると思うんですが、当然有料ですよね?あれが有料の飲食フリーです。ごくごく一部に無料があるようなもんです。まぁ無料の食べ放題なんて思いつかないんですが。
そしてもう一つ大事なことは、無料のサービスは「金銭よりも大きなメリットを享受する仕組みが備わっている」ということ。
タダより高い物は無いとはよく言ったもので、多くの場合は会員登録からのメールマガジン商法、もしくはRTなどの宣伝行為を求めてきたりします。
こういった無料の代わりに何を提供するのかを把握した上で利用する必要があります。手塩にかけた制作物をなんの見返りもなく提供する人は頭がおかしいか裏があると思いましょう。
逆に言えば、その辺を金銭で解決できるサービスのほうがまだ意図がはっきりしているし、素材そのものの制作費としてよりもそういった契約関係の信頼感にお金を払うという考え方もあります。
わたしも無料でOBS用素材提供やデザイン指南などしていますが、頭がおかしいと思われても仕方ないとは思っていますので、寄付については拒みません。ありがたく頂戴します。
基本的にはGoogle等検索サイトで「素材提供サイト」を探して、権利関係を把握したのちに、素材提供サイト内でめぼしい素材を探す…という流れになります。Google等で直接素材を探そうとした場合、良さげなものがあっても「英語サイトで使用条件がよくわからない」「支払いが仮想通貨」「そもそも素材じゃない」みたいなことになります。物量が圧倒的過ぎるので逆に探しづらいのです。素直に探したいものを管理しているウェブサイトの中から探すほうが良いので、この記事では各種素材提供サイトを紹介していきます。
注意
ネット上にある画像をダウンロードして使うというのは複製権の侵害にあたります。素材は条件付きで利用を許諾しているため、その条件を満たさない場合は権利侵害です。トレパク騒ぎのように自作かどうかの争点がないため、別途、引用などの権利制限規定に合致しない場合は一発アウトになります。
また、Google等の画像検索で「フリー画像」で検索してピックアップされた画像はフリー画像ではありません。リンク先がフリー画像を扱うサイトだったとしてもフリー画像のサンプルとしてウェブサイト上への掲載のために用意された軽量なサンプル品がGoogleに出てきているだけであって、ウォーターマークなどが仕込まれていることがほとんどです。「こちらからダウンロードしてね」とご丁寧にSMLサイズ別だったり、各種拡張子になっていたり、パッケージングされたzip圧縮ファイルだったり、もっと丁寧なところは会員登録した後にユーザページにダウンロードリンクが設置されたりと、Google画像検索には出てこないパターンが多いです。
特に無料でフリー画像を配布しているところは、収益を上げる方法としてウェブサイトに掲載した広告を設置し、ウェブサイトへのPVを稼ぐことで成り立っているケースも有るので、よそのサイトから画像までショートカットできるような芽はすべて潰します。
Google画像検索で見つけたからと言ってそのまま右クリックから保存だとかコピーだとかは至急やめてください。
写真を探す
写真は写真家が撮影したものです。プロだったりアマだったりしますが、写真で生計を立てようという人は必ず権利関係をハッキリさせています。
作曲家よりも生産量が多いため、著作権管理のボリュームが甚大です。尋常ではありません。なので多くの場合はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを利用しているか、写真販売サイトに登録して間接的に販売するか、好きなだけ使ってくれと全解放するかになります。
写真家が撮影していない写真…つまりどこかの一般人が撮った写真を無断で使おうというのはまず考えないほうが良いです。せめて「動画に使ってもいいか」と許諾を取りましょう。
人物が写っている写真の場合は「モデルリリース」を考慮する必要があります。写真素材屋が提供しているモデル写真についてはこのモデルリリースがハッキリしていてモデルの許諾が取れているものがほとんどですが、一般人が写り込んでいるような写真の場合はモデルリリースが取れていない場合があるのでぼかしなどの追加工が必要になることがあります。一方で、一般人が撮った写真はまず間違いなくモデルリリースがないことを前提に考えましょう。
著作権どころか肖像権侵害の可能性が出てきちゃいます。
イメージナビ
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無料のものはありませんが、有料でもサイズ別に購入することが出来て、長辺800px程度なら数百円から買うことが出来ます。トリミング割というのもあり、写真に対する使用面積で割引が効きます。
一度買ったら延々と使い放題です。うちの事務所でも15年前に買った写真を未だに使うこともあります。
無料カンプもあるので、最後の最後まで写真が確定しないクライアントワークでも無駄な購入をしなくて済みます。印刷用の巨大画像はそれだけ高いですからねぇ…。
カテゴリ別にガッツリ保有したいという場合は同社が出している素材辞典を手に入れるのも手です。テーマに応じた印刷用画像がひたすら入っています。
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印刷用途は要らないという場合は素材辞典イメージブックというものもあります。640x480pxという小さいサイズで複数テーマの物が格安でまとめられています。
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アマナイメージズ
イメージナビの同業他社。使用条件等はほぼ変わりません。
スタイリッシュな写真が多く、ここに写真販売を卸すカメラマンも多いように見受けられます。
利用要件もイメージナビとほぼ同じで、法人として購入した場合はパンフレットにもぜんぜん使えます。むしろ、この手の販売サイトで購入した写真は個人では手に余るまであります。
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ただまぁ、総じてお高い。
Adobe Stock
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Adobeもストックフォト事業を行っています。Photoshopなどを使っている場合は、Photoshop画面内でStock購入画像の呼び出しなどが出来るので、色々と楽ができたりします。
通常は有料で月に何点かダウンロードできる~みたいなサブスクリプション型サービスですが、無料体験枠があります。
会員登録必須ですが無料画像というものもあり、これについてはサブスクリプション契約無しでダウンロードが可能です。
ぱくたそ
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無料写真といえば、ぱくたそ。どこで使って良いのかわからない使いにくい写真がほしいなら間違いなくココから選ぶべき。
ちゃんとバッチリ使えるしっかりした写真もあるので、予算的な都合があるなら最初に確認するサイトでもあります。
正直言ってどういう理屈で収益を上げているのか謎な存在だったんですが、市役所や昆虫研究サイトとコラボして特集をかけ無料写真素材として配布するなど、なるほどそういう手もあるのねと膝を打ちました。
わたしの駄文のようなものを好んで見る人は、ぱくたそが考えるフリー素材に対する姿勢周りの読み物も面白いかも。
肝心の写真の質も4K画質で申し分なし。あとは使い所。
Flickr
https://www.flickr.com/explore
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米Yahooが運営するサービスFlickr。
いわゆる写真版のピクシブのようなサービスで、個人が作品としてアップするウェブサービスなのですが、一時期Google Photoのようにスマホカメラで撮影した写真データのクラウドストレージ的に使う技が拡散されたため、写真の数が膨大に膨れ上がりました。
とはいえパーソナル過ぎる写真を誤爆して使っちゃわないかという不安もなく、写真の利用についてはこの膨大な写真から一部のものが明示的に「これは使ってもいいよ」と登録されているので、これに絞って引っ掛ければ浮気の証拠写真を間違って使ってしまうコトもありません。
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このようにクリエイティブ・コモンズ・ライセンスによって商用利用可、改変可などに絞って検索すると登録された写真のみがピックアップされるようになります。
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写真ごとにライセンスが明記されているので、これに従って利用します。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスなので氏名表記は必須。カメラマンの名前と画像が掲載されているURLを概要欄などに載せましょう。
その他非商用や改変の可否などが指定されているのでこれに従って利用しましょう。
Unsplash
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完全無料、会員登録なし、クレジット表記なし(推奨はしている)
写真の投稿者側からPR費用を徴収することで運営しているウェブサイトです。なので、写真を利用する側は無料で使える仕組み。
自分の作品を無料どころかお金を払ってまで提供する人居るんかなと思ってたけど、よくよくSponsoredが付いている物を見てみれば写真素材の中で自社製品を宣伝してたりして面白いこと考えるなぁと。
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もちろん写真素材として無料利用可能
写真利用を通して自社製品の広告として成立させてしまおうという考え方ですね。逆に言えばこういうカタチで成り立っているサービスなので、上の画像で言えばWindowsマークを塗りつぶすとかの画像加工は、可能とはいえ道義上アウトだと思います。
自分で撮影する
最も限りなく正解に近い手段。風景写真なら交通費だけで済みます。
沼り始めるとカメラやらレンズやらで嵩んでくるけど、写真撮影自体が新しい趣味として開花する人もいますね。
分野によってはモデル代やスタジオ代などもかかり始めるけどね。
ただ、これも完全無欠の無敵パワーかと思いきや、気をつける点はいくつかあります。
まず、人物写真の場合は肖像権、有名人であればパブリシティ権などが絡みます。自分で撮った写真だからといって何でもかんでも無茶できるわけじゃないのです。
そして盲点になりやすいのがスカイツリーなどの建築物。特に寺社仏閣が厳しい。著作権侵害ではないのですが、境内での営利目的の写真撮影を禁じている場合があります。「ただの写真撮影」と「営利目的の写真撮影」の違いに注意して管理事務所等に確認してみてください。前者はともかくとして後者はだいたいアウトになります。っていうか「香華料」とか「志納金」として1枚あたりいくらか収める闇取引が待っています。金閣寺とかは1枚20万円とかいう噂。
なので、雷門や五重塔などの特定の建築物の写真が欲しい場合は、上記写真販売サイトであれば間違いなく当該建築物の管理団体に許可を取った上で販売されているものなので、そちらから手配したほうが無難です。
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イラストを探す
ワンポイントのイラストが欲しいケースから、自分のために描かれたイラストが欲しい!まで何種類か手段をピックアップしてみます。
いらすとや
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もはや説明不要。難攻不落の無料イラスト帝国。
定番モノから使い所に困るネタ枠まで、時事ネタだろうが秒で対応する鬼イラストレーターみふねたかし氏の前に、辛酸を嘗めさせられた人も多いと聞いています。他の追随を許さない豊富さとスピード感には、時事ネタ命のジャーナリストやYoutuberもニッコリ。当たり障りの無さと見た瞬間にそれとわかるいらすとや臭さがもうイラストレーターとして強すぎる。早いとこいらすと御殿を立てて隠居してくれと言われんばかりに今日もぺんぺん草も生えていないワンポイントイラスト界隈が目の前に広がっています。
1制作物(動画の場合は1動画)あたりの制限はあるものの、著作権フリーイラスト界隈としては緩い20点まで無料利用可能です。その他制限として政治利用が出来ないなどがあるので、各位確認を。
ソコスト
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最近見かけることも多くなったソコスト。いらすとやとの明確な違いとしてはSVGやEPSといったベクターデータでの配布も行っているところ。ベクターで喜ぶのは印刷界隈のみかと思いきや、ウェブサイト事業でもレスポンシブウェブデザインのように画像の拡大縮小が頻繁に求められることが増えてきているため、SVGで載せられると拡大した時にもきれいで本当に助かるのです。
動画勢はわからん。
利用についてもかなり緩く、制作物あたりの使用数制限がありません。また、ポーズを若干変える・表情を若干変えるなどの加工についてもある程度許可されています。
ハンコでアソブ
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最近お気に入りのかわいいイラストサイト。消しゴムはんこをモチーフにしたモノクロイラスト集。「ハンコ風」とは言ってるけど、見た感じどうにも本当に消しゴムはんこで作ったものをスキャンしてないかな…?
サムネの背景をにぎやかにするイラストとしてとても重用できます。
透過pngでの配布になっており、制限も非常識なことをしなければほぼなし。
unDraw
https://undraw.co/illustrations
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海外のイラスト素材サイト「unDraw」
やや等身高めの人物イラストが豊富に用意されていて、SVGやPNGでのダウンロードが可能なのですが、なんといっても特徴的なのは、サイト上部でカラーピッカーを使ってイラスト内部のアクセントカラーを指定できるところ。
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改変可能なイラスト素材を見つけても、改変のスキルやソフト自体がない人にとってはなかなか大変な作業なので、こういう「色さえ変えられれば…」という状況にバッチリハマると嬉しい人も多そうです。
Lancer's
https://www.lancers.jp/browse/graphics_design
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内容がニッチ過ぎていらすとやですら扱ってない、汎用品ではなくオリジナルのイラストが欲しいなどの場合は発注してしまうのが手っ取り早いです。フリーランサー買い叩き的に市場破壊の種にされがちなランサーズも、各種アイコンやバナーやキャラクターなどのグラフィックデザインに対応していて製作者と納得の行く価格でやりとりできます。
デザイン事業を経営している自分としては、なんでそんな値段で作れるの…?という感覚に陥るほどフリーランサーの客取り戦争の激しさが恐ろしくなります。皆々様においてはクリエイターへの敬意を忘れずに居てもらえれば幸いです。
Picrew
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ここにラインナップするのもどうかと思ったんですが、ある程度の通り数には限界があるものの、好みのイラストを作ることが出来るという意味では、Picrewのようなキャラクターメーカーサービスも一つの手段です。
今回わたしが事故ったアイコン盗用事件についても、こういったサービスを利用する発想があったら防げたんじゃないかなと思っています。
多くのクリエイターが非営利での利用を認めていて、SNSのアイコンにする程度のことはほぼほぼ問題ありません。一部では商用利用も認めているものもありますね。
基本的にはクリエイターの定める権利規定に従うことになりますが、Picrew運営を含めて権利関係がやや複雑になりすぎる場合もあるため、キャラ商売をしたいとかの場合であれば、別途手配したイラストレーターに発注する際のイメージ伝達として活用するというのも考え方の一つとなりえます。
絵が描けない自分としては「こういうのを描いて欲しい」というのを伝えるだけでも大変なので。
気に入ったイラストレーターに出会うことが出来たら、直接発注を持ちかけても良いかもしれません。
Skeb
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商用には全く向きませんが、個人的に使用するSNSアイコンに限定すればSkebという手段も。
「使えるイラストが欲しいから誰かに発注する」というのには向いておらず、「好きなイラストレーターが参加していてその活動の支援を行いたい その返礼としてイラスト等のリターンがある」という考え方のサービスです。
クリエイターとクライアントを繋ぐサービスでありながら、打ち合わせや交渉などは一切できない仕組みになっています。Skeb本家が謳っている通り「投げ銭お題募集サイト」というカタチで、全体としてクリエイター有利のサービスです。テーマを提示して前金を振り込んでから先はクリエイター側の意向で制作を受注したり、金額に応じて完成度がコントロールされます。
著作権はクリエイター側が保有し譲渡不可。例外規定として登録したSNSアカウント内のみでのアイコン使用や投稿が可能になっているだけですので注意を。
その他総合、文様、飾り罫等
イラストやテクスチャ、背景グラフィックなどは写真販売サイトでも扱われていますが、飾り罫やオーナメントなどまではあまり扱っていません。なので、その手のパーツ類を手に入れようという場合にはデザイン屋を覗くのがベターです。
ただ、セール品としては爆安なのですが、無料配布はまずありません。
Design Cuts
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デザインに華を添えるパーツ類の他、ブラシ、アクション、デザインテンプレート、フォントなどを扱っています。
極稀にバンドルパックとして複数のコンテンツをまとめたパッケージ販売があり、これがまた異常なボリュームと安さでびっくりです。
単品販売のものを買うよりバンドルパック目当てで眺めている方が良いと思います。
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日本版と海外版があり、アカウントはそれぞれ別扱い。日本版は海外版の内容が和訳されてから販売が始まるので、商品点数はかなり少ない。
というか今見たらほとんどないわね。やる気あるのかペンギン。
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あった
今後あるかはわからない
design pocket
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イメージナビが運営するフォント販売サイトですが、サウンドや地図のほか、こういう飾り罫や文様なども取り扱っています。
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見たらわかるが基本的に値段が張る(本来そういうモノ)ので、安さを求めるならデザインカッツ同様にセール品を狙っていくのがいいでしょう。
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特に毛筆体は買わない限り選択肢が少ないので買っとけ
Photoshop VIP
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このサイトが特に何かの素材を配布しているというわけじゃないんですが、デザイン制作系のまとめサイトとしてオススメしておきます。ぶっちゃけわたしのこの記事なんか読まずに、ここを毎日眺めてれば十分という説もあります。
ただ、ここで注目してほしいのは素材集の特集ではなくて、自作チュートリアルの特集なども組まれるところ。
なんやかんや自作は権利関係上とても強いし安い。なぜやらないのかというと手間だし作り方がわからないからだと思います。なので、作り方を教えるサイトを教えるサイトを教えるのは有効かなと思いました。
実際制作を進めていると、「欲しい時に無い」ということが多々あり、「無いから買いに行く」なんてことが無駄な時間になります。そんな時に作り方を知っていると、素材がなくてもそれっぽいものがパパッと作れるのです。
adobe illustratorでたった30秒ぐらい
— のうめん🏗️👺バーチャルデザイン事務所社長マシン (@nomen_machine) October 27, 2019
超簡単なちょっとエレガント罫線の作り方 pic.twitter.com/k1VysOLRXe
adobe illustratorでたった30秒ぐらい
— のうめん🏗️👺バーチャルデザイン事務所社長マシン (@nomen_machine) October 27, 2019
超簡単なちょっとエレガントオブジェクトの作り方 応用編
同じ方法を使ってるから何の文字がベースか想像してみてね pic.twitter.com/IbVUugOCzU
いかがでしたか
というわけで、権利的に自由に使える画像関係の調達ができるウェブサイトをバーっと紹介してきましたが、見ての通り無料で使えるなんてことはほぼほぼめずらしいこと。しかも大抵どこかで見たものばかりで「あっこれ、あそこの素材だな」ってのが一瞬で看破されます。大川竜弥だったらぱくたそ以外にない。それでも良い人はそれでもいいし、それでは良くないと思う人がお金で解決していきます。
安さを追求する代わりにリスクを負ったり、お金を出してでもクオリティにこだわったり、予算との兼ね合いもあると思いますが、いくらリスクを許容できるからと言っても権利侵害はダメ絶対。
手を広げるなら単品買いよりもセール品やパッケージ商品、一点買いならライツマネージドや直接発注。欲しい物に応じて手段を選ぶといいと思います。
また、クライアントワークの場合はどっちがお金を出すかで権利関係変わるので注意です。
最後自作するなんてものも出しましたが、写真にしろイラストにしろ、出来ない側から見るとプロの仕事ってやっぱりすごいんですよね。一度自分でチャレンジしてみるとその凄さにびっくりしますし、見積もりとったら「なんでこんな値段でできるの?大丈夫?」みたいなこともしばしばあります。
ここまで色々まとめるためにたくさんのサイトを改めて見ていきましたが、それぞれのサイトで活躍するクリエイターをみて頭が下がる思いです。改めてクリエイターに敬意を。ホントにこれだけ。
この記事を読んでいるような人は、著作権フリー素材を探している時点で何かしらのクリエイターだと思うので同じ気持ちを共有してくれると信じています。