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理央のさく詩

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さく詩。 「咲く」ような詩だったり、「裂く」ような詩だったり。 作った詩があつまる場所。
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#書くこと

1週間

星が見えない空でも 月はいてくれる だから祈り続ける   火を青く燃やして 水になりたい   服も髪も色も変わるけど ここにいることは変わらない木を見て光を確認した   金色の月を見た 地上に 土に 足が触れていることを自覚したら 月と対極にいることを理解した   日は繰り返す   私の 誰かの  生となる ******* ブログにのせていた詩を少し加筆して、noteに引っ越しさせました。 画像はキャンバスボードに描いた水彩画です

ハングリー

オーディションに落ちた 振り分けられてく粒が穴の中に落ちていった お腹すいたな カラフルなんていいながら多数決とってるんだから単色だね。ホワイトボードにカラフルの文字だけ残る。他の色はざーっと消されていった。 単色の中でルールを作って確認して自分で編み上げていったのに大衆的だ きみや君、あなたの手に渡りミントグリーンの布の上にミントの葉っぱが散らばる 器にはバジルの艶がきらめいていた 私は向こう側を意識できていただろうか 私はカラフルなゴミたちの中に放り投げてしまった

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美しいと嘘 本当は怠惰

生まれた気持ち、漂う思い、さまよう言葉を書き出した後に 迷う ことがある 磨きたくなる 研ぎ澄ましたくなる 装飾したくなる 美しくなっていけばいくほど、自分自身から離れていく気がしていく 原石でいい 石でいい、石がいいのだと思うところに 磨くのを放棄した気持ちが押し寄せる そこに1%の怠惰があることを否定できないでいる それでも それでも書くのだけれど。

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