快適なカラダを手に入れるには
STAY HOMEが続いているので、カラダのコンディションを保つことが難しくなってきている方も多いのではないでしょうか。
さて、今日はカラダの話です。
わたしの経験上、健康状態に最も大きな影響を及ぼすのは「心理状態」だなとしみじみ思います。
心が健康であれば、呼吸が安定し、免疫系は正常にはたらき、内臓も正常にはたらき、神経系も正常にはたらくので、多少の無理があってもさほど大きな問題に発展しないなぁと個人的には感じるからです。
とはいえやはりカラダのケアも大切です。
さて、わたしは20代前半からカラダにたくさんの不調を抱えており、なんとか楽にならないものかと「健康」について色々と学んできました。
(お陰さまで今は基本的に健康です。体型も中肉中背の健康体かなと思っています。)
当時はまだオーガニックという言葉も一般的でなく、ヨガスタジオがちらほらあるかないかという時代でした。とにかくなんとか健康体になりたいと思っていたわたしが出会ったのは、マクロビオティックでした。
マクロビオティックと聞くと「玄米菜食」というイメージが強いと思うのですが、わたしが学んだ中で最も印象的で今も参考にしているのが、
「陰性の強い食べ物」と「陽性の強い食べ物」そして「中庸の食べ物」を知って、それぞれを季節ごとにバランスよく摂取するという原理原則でした。
「食べ物の陰陽」について学んだことのある方はそう多くはないかもしれませんが、知識として知っておくのは個人的にとてもオススメです。
というのも、わたしは今好きなものを好きな時に好きなだけ食べるという食生活なのですが、この原理原則がベースに入っているので、結局はある程度自分のカラダにとってバランスのとれた食事を自然としてしまうからです。
また、一般的な栄養学とマクロビオティックの最もちがうところは、食べ物を「栄養素」としてだけでなく「命」としてみることをとても大切にしている点なのかなと思います。
この感覚があると、より心が満たされるので個人的には最も大切な栄養素の一つだなと思っています。
ご興味のある方はぜひインターネットでマクロビオティックについて調べてみてもらえたらと思います。
そんなわけで、わたしの場合はマクロビオティックで学んだ陰陽バランスと一般的な栄養学をベースに好きなものを好きな時に好きなだけいただいていますが、
どんな食生活がいいかは本当に人それぞれで、個人個人が自分に合うものを見つけていくしかないんだろうなと思います。
ただ、あまりにも情報が氾濫している現代においてはベースとなる知識を入れておくと必要以上に新しい情報に振り回されずに済むのかなと個人的には思っています。
また、自分を縛るためではなくより自由に選択できるように、マクロビオティックに限らず、季節の和食、中国の薬膳料理、韓国の薬膳料理、アーユルヴェーダなど古くから伝わる原理原則を学んでおくと、
世界が広がる上に自分なりの健康管理のベースも手に入れることができて一石二鳥なのではないかなと思います。
ただ、学ぶ際にはあまり知識にこだわりすぎず、あくまでもベースとして参考にするのが楽しむコツかもしれません。
最後にお買い物の話を少し。。わたしは買い物をする際出来る限り生産過程において地球や植物や動物に負荷のかからない育て方、作り方をしているものを選ぶようにしています。
最近は「オーガニックの食品は、そうでない食品とさほど栄養価が変わらない」という数値が出ているという話も聞きますが、
土や水にダメージを与えないという点においては大きく違うと思うので、引き続き「買い物は投票」の意識で慎重に食材や調味料を選びたいなと思っています。ただ価格はどうしても高くなってしまうので、お財布と心に負担のない程度にしています。
もしご興味のある方は「ゼロよりは1」というくらいの気軽な感覚で始められたらいいかもしれません。
というわけで、今回は「快適なカラダを手に入れるには」をテーマに「食」にフォーカスを当ててみました。
極論を言えば、心がいつも健康であればおそらく何を食べていても快適なカラダでいられると思うのですがなかなかそういうわけにもいかないと思うので、
カラダを整えることでココロを整える、ココロを整えることでカラダを整える。両方からのアプローチで心身の健康管理をしていけたらいいのかなぁと思っています。
それでは、
ココロもカラダも元気にSTAY HOMEを乗り切れますように!
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