あなたはねこぢるはどこから?
ねこぢるぢるぢる。
小学生の頃、友達の家でアニメのDVD(VHSだったかも)を観ることになった。GEOかなんかで借りてきたらしい。友達は「これ、めちゃくちゃで笑う」と言う。そんなに言うならば、ということでみんなで観たのが『ねこぢる』だった。ねこぢる初体験。みんなのねこぢるはどこから?
この本はまた永井均の(比較的)子供向けの哲学書である。永井は猫好きなのか猫と子供の対話形式の本が何冊かあり、僕は今月これで3冊目になる。ちなみに猫の名前はそれぞれ、ペネトレ、インサイト、アインジヒトであり、哲学を知らぬ僕には何も分からぬ。何も見えぬ。
ねこぢるの漫画は中高生の時に何冊か読んで、その流れでねこぢるの自殺も知った気がする。今は夫がねこぢるを引き継いでいる。ねこぢるの夫は漫画家の山野一で、『四丁目の夕日』という『三丁目の夕日』とは似ても似つかない、惨たらしい昭和貧困物語を描いている。『サザ江さん』はしりあがり寿、『銅羅衛門』は日野日出志によるパロディだから、これはセットで覚えておこう。ねこぢるが結核にかかって隔離病棟で療養する事になったエッセイ漫画が、ねこぢるとかねこ神さまとかより何故か印象に残っている。
今日は後輩のライブがあった。予約をしていたのだが、思わぬ残業、思わぬ疲れにより、「スタートに遅れそうだし…行くのやめちゃおっかな…」という考えが頭をよぎった。昨晩は仕事終わりにライブに行くつもり満々で、しっかりとモバイルバッテリーの充電もしていた。それでも仕事終わりの空気の冷たさに負けそうになったのである。ちなみにモバイルバッテリーは充電したまま家に忘れてきた。これによりキャンセルの連絡をしようにもスマホの充電が切れているから出来なくなった。というわけで運良くか運悪くかライブに辿り着くことが出来たのである(奇跡的に開始にも間に合った)。ただライブを観に行くだけでもドラマがある。それをみんなには忘れないでいて欲しい。約束だ。
いやー、行ってよかったなー
と思えたライブだった。やはり行くのが正解だったのだ。つまりはモバイルバッテリーを忘れてきたのも正解だったのだ。これがポジティブシンキングである。ステージでの表現はやっぱり良いな、とは思った。最近は自分が楽器を持って立つイメージは湧きづらくなった。もっとミニマムにやりたい事をしっかりとやれたら良いのかもしれない。
地下鉄の空きテナントに貼ってあった張り紙。かつてはここにキヨスクとしてコンビニがあった。こういう感じのコンビニも、最近では減っていっているんだろうか。コロナの影響もあるのかもしれない。そもそも地下鉄ホームのキヨスクって、地下鉄内で食べる事を想定していると思うんだが、地下鉄内の食事は非マナーに感じる。みんなも感じるよね?地下を走っているだけで、地上を走る電車内の食事より非マナーに感じるのは、地下の圧迫・閉塞感ゆえだろうか。別に密閉度は変わらない気がするけどな。僕は結構ペットボトルのコーヒーとか飲んでる。
QR先のリンクによると現在は6駅でキヨスク的な物販・サービス店を募集しているらしい。誰かに変な店を作って欲しくなる。毎日数千人が変な店を目にするのだ。一番気になるテナント料金については書いていなかった。
めちゃくちゃおすすめされてるリアルゴールド。
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