Vol.29 【TEM-Q】タイランドエリートの入国 Day0
幸せを感じる瞬間、これは人それぞれです。
そして私の場合、その一つは忙しい東京を発ち、南国の海を眼下に見たとき。
スイッチが切り替わる瞬間とでも言いましょうか。
食事して読書して、ひと眠りしたら
ちょうどベトナムのダナンに差し掛かるところで
上空から美しい海岸線を久方ぶりに堪能しました。
さて昨日の投稿で渡航前PCR検査のところまで書き
無事に陰性証明と搭乗可能証明を発行してもらえましたので
いよいよ渡航当日、いわゆるDay0(ゼロ)です。
出発2.5時間ほど前に成田に着くと、既にエコノミー席の列は結構、人が並んでいました。
出発フロア全体も、想像していた程ガラガラと言う訳ではなく
確かANA?のカウンターにも人がいましたので、他にも便があるのでしょう。
ビジネスクラスはチェックインの待ちもなく
手荷物検査もクラス専用のゲートがあるので、あっと言う間に出国完了でした。
制限エリアは閑散としています。
ラウンジは、一部クローズだそうで搭乗口から少し距離がある
ANAのSuite Loungeを案内されました。
昨日の写真に載せたANAのA380、ちょうど目の前に駐機していて初めて見ました。
さっきの列は、これだったんだろうか?
さて搭乗。
タイ航空は通常通り、ビジネスクラスからの案内でした。
客室乗務員は防護服姿、機内でのアルコール提供はなしです。
私が頼んだガパオライスもラップされて出てきました。
コロナ前と比較して、サービスはかなり簡素化されている印象です。
そして一番違うのが着陸してから。
降機もビジネスクラスから順に案内、誘導されます。
少し歩くと、チェックポイントがあり
そこで改めて書類関係の確認、検温などが複数回あります。
その後、入国の手続きに進み
(そもそも事前申請している方ばかりのはずなので)
書類の確認に少し時間を要するものの、基本的にスムーズです。
この辺りは厳格な運用体制でぱっと見、ものものしいのですが
スタッフの方々は皆、フレンドリーで親切でした。
荷物を受け取り税関を出ると、またASQ専用レーンに沿って進みます。
建物を出たところに、各ASQ先のプラカードを掲げたスタッフが待っていて
私の隔離ホテル専用のバンに誘導されます。
車に乗ったら靴に被せてくれと、カバーを渡されました。
因みに運転席と後部はシールドで隔離されていて、移動中は一切会話なし。
そしていよいよホテル到着。
通常の入口ではなく、地下駐車場にある従業員出入口に専用の机を設け
そこでサインが必要な書類関係の手続きをして、検温並びにPCR検査を受けます。
そのまま従業員用エレベーターで担当のスタッフと一緒に上がり、遂に部屋へ。
率直な感想。
ホッとしました。笑
暫くするとスタッフから電話があり
ガイドラインについて一通りの説明を受けてから、
提携病院のホテル専用WhatsAppを登録して、名前と部屋番号をメッセージします。
その後、小腹が空いたので食事をしていたら
タイランドエリートのTEM-Q担当スタッフから電話を頂きました。
まずは無事に入国、おめでとうございます!と。
初日と真ん中らへんで、私と会話して状況を報告する仕組みなんだそうです。
と今度は、上記病院のナースから電話。
体調やアレルギー、保険などについて聞かれました。
「精神的に落ち込んでない?」
と気遣ってくれるので
いやぁ、実際は素晴らしいホテルの部屋に入って
想像以上に美味しい食事を注文して、かなりハッピーなんですよ。笑
これにてDay0のミッション完了です。
「健康でいないと!」と言う事前のプレッシャーは正直かなりあったんですが
他方で国の人も病院やホテルの人も
ちゃんと皆、私が渡航する事を知ってくれていて待っててくれたんだ、
と思うと中々に感慨深い入国体験でした。
*******Disclaimer*******
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