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Vol.142 シンガポール&KLの旅

シンガポールとクアラルンプール(以下、KL)での滞在を終えてバンコクに戻ってきました。日本とタイ以外の第三国に渡航するのは、コロナによる渡航制限以降初めてです。シンガポールに前回滞在したのは2020年2月、ちょうどコロナが流行りだして雲行きが怪しくなってきた頃でしたので、実に2年10ヶ月ぶり。この間に入国カードの記入がデジタルに移行していて、渡航3日前からオンラインで登録できました。

さて久しぶりのシンガポール、私の位置付けでは第3の故郷です。今回はオーチャードにあるセントレジスに滞在しました。部屋はカロラインスイート

向かいにはリージェントがあり、実は2009年初めて来た時にお世話になったホテルです。当時はまだマリーナベイサンズもなかった訳で、この十数年で街中の景色も随分と変わりました。MRTを利用しようとすると前はオーチャード駅が最寄りでやや距離があったところ、最近茶色のTEL線が開通し正にリージェントホテルのすぐ隣にOrchardBoulevardの新駅ができて便利になりました。MBFCにあるLevel33(お気に入りのビール屋さん)でミーティングするにあたりShentonWay駅まで利用したのですがチケット売場も近未来的ですっきりしていてカード利用が基本。クレジットカードなど持っていない人はどうするんだろう?と思ったら一台だけ現金対応のようでした。私は以前に買ったEZ-Link(ICカード)がまだ使えて助かりましたが、新たにMRTを利用したい人はどうすれば良いのかちょっとわかりません。あとは、MRTのような公共交通機関でなければ街中は基本マスクなしなのが印象的でした。勝手なイメージでは、バンコクやKLよりもシンガポールの方がその辺りのルール運用は厳しそうですが、そう言えば2020年2月に来た時も拍子抜けする位みんなマスクを着用していなかったのを思い出しました。

続いてKLは2019年末以来で実に3年ぶりです。久々にグランドハイアットに滞在。シンガポール以上に、新しい建物が増えた印象を受けました。デパートに入っているお店、例えば高級ブランドなどもバンコクより充実しているし、新たなホテル・サービスアパートが次々とオープン、星乃珈琲店や大きな「ららぽーと 」まで見つけて、10年以上前に私がマンスリーで暮らしていた当時と比べると随分と便利になっていそうです。夜は同僚に、BukitBintangのバーなどが立ち並ぶ通りにも連れて行ってもらったところ、雰囲気が中々良くて気に入りました。

KLCC
Grand Hyatt

旅の全体的な感想としては、まずマンダリン(中国語)が思っていた以上に通じるんだな、と。今回、同行者の1人は英語よりマンダリンを流暢に喋るので、訪問先がどこも英語・マンダリンどちらでもOKで助かりました。
それからKLの相対価値を再認識しました。シンガポールはさすが先進国で物価もバブっているだけあって、飲食店やホテルではスムーズでストレスのないサービス体験を期待できる一方で、「おもてなし」精神とはちょっと異質の、仕事は仕事と割り切っている印象です。他方で対照的と言っては失礼ですが、バンコクでは期待以上のサービス精神に感動することもあれば、びっくりする位やる気のないスタッフを見かけて「どうしてこの仕事を選んだ?」と感じることもザラの二極化。この点、KLでは日常的に英語が通じてサービスも相対的に安定しており居心地良かったです。幸い世界最強と言われる日本のパスポートだとビザなしで最大90日まで滞在できるので、来年は久しぶりに少し長めに滞在してみるのも悪くないかなぁ、と少し思っている所です。まぁともかくどこも好きですよ、私は。

最後に余談ですが、W杯のジャパンの活躍に感銘を受けたと訪問先の方から祝福の言葉を頂く場面が多かったです。白状すると私はあんまり興味ないのですが、何かそうやって興奮して我が事のように喜んでくれているのを見て私も何だか嬉しくなりました。

現地でお世話になった皆さん、どうもありがとうございました🙏

*******Disclaimer*******
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