【お仲間の回文】 #1 二階のカニ

私が回文好きであることを知った友人が、自作の回文を寄せてくれることがある。それがどんな内容であっても、もしくは意味がなくても、それが回文でありさえすれば、回文愛好家の私にとっては、何よりのプレゼントだ。

回文は制約が多い言葉あそびなので、短い場合、同じものになりやすいが、それでも、ひとの回文は自分の発想にはない言葉の選び方や組み合わせをしていて、興味深い。

たまに、にはなりそうだが、ひとが作った回文を紹介するマガジンを立ち上げてみることにした。

第1回は、「カニアーティスト」を名乗る、あおきさとみさん。奄美大島在住。幼なじみで、付き合いは長い。

カニ愛にあふれるさとちゃんは、カニの恵みを人間界に伝える活動に余念がない。

数年前の誕生日、さとちゃんから、カニの絵のTシャツが送られて来た。前に大きく描かれていたのは、彼女直筆のカニ。その下には、回文が添えられていた。

おお ! カニ回文T ! テンションが上がったが、結構なインパクトなので、シャツをはおって、カニをチラ見せして着ることにした。

良いカニは二階よ !

→ よいかにはにかいよ ←

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本日10月26日、あおきさとみさんとやかましみさきさん、岡清火さん、そして私からなる「あわふきカルテット」で、「かげあそび」をします。

@旧ずぶ邸、大阪淡路。今回紹介した回文に通じるシチュエーション。良いカニが、2階にある劇場に登場します。私の愛する回文をおりまぜて、人形劇と影絵をお届けします。さとみさんの歌のミニライブも。