
【回文〆日記】 #53 キンメにもタイのタイ
ある日の
夕食のおかず。
かなり久々の
キンメダイの開き。

フリー画像から拝借
冷凍してたのを
焼く。
おいしいけど
けっこう
ほねほねしい。
するどく硬い骨を
うっかり
飲み込まないよう
気をつけて
ちょっとずつ
食べ進める。
えらのあたりの身を
はずしていたところで
変なかたちの
骨を発見。
ちっちゃい
魚形の。
タイのタイだ!
鯛の中に入っている
鯛のかたちの骨。
ずっと前
マダイを食べてて
見つけたことがあるけど
へー
キンメダイのは
こんなかたちか。

キンメのキンメ
自然の造形には
いくつになっても
驚かされる。
こんな
かわいい
入れ子のしかけを
仕込んだのは
だれ?
特定の神さまは
信じてないけど
このしくみを
発想して
かたちを
デザインした
なにか
大きい存在が
いると
信じる方が
おもしろい
気がする。
ただ
ごはんを
食べるだけでも
根源的な
なにかによる
原始的な
エンタメが
目の前に
出現する。
うほー
生きてるって
なかなか
すごい。

いたの、いた!タイのタイ!
→ いたのいたたいのたい ←