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こんにちは「中の人」です part9
(前回より続く…)
前回の記事で「一緒に乗り越えましょう!」という自分自身の言葉に疑念を感じ始めたと書きましたが、その理由は店主の努力の有無にかかわらずぜ~~んぶの飲食店が平等に売上がない(当然ですよね、お店を開けることすらできない状況なのですから…)にもかかわらず、コロナ前と同様に”家賃の請求書”を発行し売上のないテナントさんからお家賃を頂いていた自分に釈然としない気持ちが芽生えてしまったからです
言い換えれば洋上でおぼれかけている人間に対して無傷の人間が甲板から「一緒に頑張りましょう」と言っているような感じです(わかりにくっ!)
そんな中の人に対し知人の不動産事業者からは
「それが不動産賃貸業だろ そんなこと考えてたら安定収入という大家業のメリットが無くなるぞよ」
と諭されましたが、元来レジデンスやオフィスの賃貸業と違い「飲食店」を顧客とする不動産賃貸業では「飲食業」から生まれる果実(利益)のおすそ分けが家賃であり仮に果実が生まれなければ家賃はいただけないというのが当社のポリシーで、果実が生まれない飲食店(テナントさん)に対しては膝を付き合わせて果実が生まれる策を一緒に考えてきたのが当社の方針でした
なので「まぁ自分の判断に迷いを持たずに進んでみるか」と悩むことをやめました
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「出血が止まらないテナントさん達に対して無傷の自分が”一緒に乗り切りましょう”ではウソになる
ここはいっちょう自傷行為で自分も血だらけにならないと”一緒に”が空疎に聞こえる」
ということで一番よい自傷行為は何かと考えあぐねた結果やはり家賃の減額という答えにたどり着きましたが、問題は家賃の値引きなのか棚上げなのか、1か月分なのか半月分なのか、、、ここが非常に悩むところでした
減額の方法について色んな考えが交錯しましたが、今一度”何のために自傷行為をするのか”という原点に立ち返り
「ここで必要なのは将来の希望を見失いかけている飲食オーナーに明るいインパクトを供することで消えかけた火をもう一度ともしてもらうこと」
という答えを出し家賃を1か月間0円にしました
中の人としては「テナントさんと同じ立ち位置になる」ために至極当たり前の行動をしたつもりでしたが
たまたま全国的にも時期が早かった(その後当地を始め全国的にも同じように寄り添う事業主さんがたくさんいらっしゃいました)ことでワイドショーに取り上げて頂いたのは今となっては良き思い出です
そして止め時を見いだせずその後7か月間0円を続けてしまったのもよき思い出…(まさにいまが大変ですw)
(次回に続く…)
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