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釧路のスナックビル オリプラ4階「アンドール」
広々とした空間に客席はわずか7つのみ。
ホワイトオーク調の幅広カウンターを5つのペンダントライトが仄明るく照らす。
ここ「bar アンドール」を切り盛りするのはママの鶴代さん。
自身の店を
「ここはスナックというよりも密談場所ね」
と揶揄するように地域の政財界人が足を運ぶことも珍しい光景ではない。
和装姿でお店に立たれることが多い鶴代ママの特技は料理。
ちなみに今日のお通しは丁寧に低温調理された3種の肉料理。
絶妙な塩梅のローストビーフを口に放り込み、竹鶴12年のロックをちびりとやるのが僕のおすすめの楽しみ方だ。
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そんな鶴代ママの前職は町の電気屋の事務員さん。
いったい何がきっかけで夜の世界に?
「老舗の高級クラブが新店舗をオープンすることになったんだけどスタッフが足りなくてね。それで1日だけアルバイトに行ったら仕事に対するモチベーションが良かったのか、クラブの社長にヘッドハンティングされちゃった」
以降、クラブが閉店するまでの15年間を勤め上げ、2011年に念願の店を持つこととなった。
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どんな花を飾るか、どんな酒を置くか、どんなお通しを提供するか。
小さな気配りと心遣い、そして一つ一つのこだわりから伝わる鶴代ママの哲学。
「こんな店にしたい」という思いの強さは客の心を掴んで離さず、その哲学に共感する客層を自然と引き寄せるものだ。
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アンドール
釧路市末広町5丁目13番地
オリエンタルプラザ4階
0154-31-1122
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https://nomasaru.jp/store/bar-andor/