好きな人へのプレゼント#20
誕生日、クリスマス、記念日、バレンタインにホワイトデー…世の中はプレゼントする機会にあふれまくっている。
そんななか、相手が喜んでくれるかなと思いながら、恋人にプレゼントを選ぶ人がほとんどだろう。しかし、私は違う。
恋人へのプレゼントは、相手の見栄えが更によくなるもの、だった。
これは昔からある恋人は自分のアクセサリーという感覚が根付いてるせいだと思う。
喜んでくれるものというより、自分が気に食わないと感じたものを交換させるチャンスだとばかりにプレゼントをしていた。
だっさい財布が嫌なら財布、いつも選ぶ服がダサいと思ったら服、なんやねんあの鞄と思ったら鞄…という風に、ケチをつけたくなるアイテムを挿げ替えるチャンスが、誕生日、記念日、クリスマスだった。
正直自分は、アゲまんだと思っている。
付き合った男には、仕事辞めるか辞めたいってわれてほぼ去っていかれたけど。
男へ贈るプレゼントは、どんなアイテムでも大体高い。
そして、機能性よりフォルムとか材質とか、ブランド重視の商品ばかり。
女と選ぶものが違う。
だから、正直、何を選べばいいかわからない。
だからだいたい、身近なアパレル系の男友達に相談して、いいものを見繕った。
オシャレな人に聞いたアイテムは、ほぼヒットする。
そして、友好も深められ、彼氏を大事にしてると評価も上がり、彼氏も喜んでくれて、さらにかっこよくなる。
自分の財布が寒くなること以外は、いいことしかなかった。
そして、いいものは長く使ってもらえる。
しかも、自分が選んだもので、その男が映えてくる。
そう、プレゼントはとても気持ちがいい。
ちなみに、私が男性から誕生日にもらっていたプレゼントは9割がた、酒でした。
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