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秋田優さんと、「都井岬ガイド」 【SdT_20】

そんな御崎馬ガチ勢、いや、都井岬ガチ勢の秋田優さん。
話が前後してしまいますが、その彼が、今は串間市の職員として市役所で働いている!
ということで、昨年8月、まずはZoomで顔合わせと最初の打ち合わせをしました。

ウマ年生まれ同士いや同志!とかで盛り上がって(とTは勝手に思いこんで)、コトリさんが横でドン引きする中、
とても前向きで建設的な話を進めることができました。まずは確かな一歩を踏み出せた。

その後、9月に一度、これまでの「ただ、好き」という目線でなく、
ここでプロジェクトをするのだという視点であらためて、都井岬の各所を下見しました。
Tはその時になって初めて、ようやく都井岬灯台を見学し(つまり、それまでやはりどうしても、馬や大自然にばかり目を奪われていたのですが)、その美しさに衝撃を受けたのです!
そしてその後も、様々な時間、天候、距離を通して、この灯台の多様な魅力に気づかされるのですが、それはまた別の話。灯台の井手所長や、その手前にある前田商店の前田さんの話もあわせて、いずれお話しできればと思います。

かようにも、都井岬には限りない魅力が満ちている。
その奥深い魅力を、その一端でも、知ってほしい。より総合的な理解の、最初の一歩として、体感してほしい。
その想いから、秋田さんによる「都井岬ガイド」をお願いしました。

ちなみに「都井岬ガイド」でなく、「野生馬ガイド」というのを、今も串間市観光物産協会さんが実施されていて、Tももちろん、何度かガイドをいただき、たくさんのことを学びました。
その一番最初の体験が、今は独立して活動をされている世良田さんによるガイドで、そこでTの御崎馬に対する接し方は劇的に変化しましたが、それもまた別の話。

そんなわけで、観光物産協会さんの「野生馬ガイド」も是非、多くの方に体験していただきたいのですが、
今回の秋田さんによる「都井岬ガイド」は、『avec Toi』だけの特別仕様。
フライヤーにも記載のとおり、御崎馬はもちろんのこと、岬全体の生態系や、歴史まで、
1時間という短い時間の中で、どれだけのお話をしてもらえるのか、これは秋田さんの腕の見せどころで、Tもとっても楽しみです。
なにせTがこの1年間、打ち合わせや各アーティストとのフィールドワーク等にあわせて、何度も何度も、多くの時間をかけて秋田さんからお聞きした、尽きることのない興味深いお話を、ギュッと凝縮して、現地で、体験することができる。こんな贅沢、あります??

Zoomでの初めましての後、初めてナマ秋田さんに直接お会いしたのは、10月1日、
昨年の「馬追い」の日でした。
何年か前には、秋田さんが企画をされて、エコツーリズムということで、一般の方からも参加を募っていた、都井岬と御崎馬にとってとても大切な、この行事。
今年も9月の下旬に予定されていますが(今年は一般参加の募集もあり!詳しくは串間市公式Facebookから)
年に一度、都井岬ではこの時だけ、馬と人が、普段とは異なる関係性と距離感で対峙します。

宮崎大学や県外の獣医大学からも学生さんたちが集まり、牧組合の方たちや秋田さん、宮大の先生方の指揮のもと、御崎馬たちを柵の中に追っていく。
「馬がいて、人がいて、そしてまた馬がいる」ということについてもまた、いろいろと思索の深まる一日(というか二日間)で、これもまた、別に紙面を割きたいところですが、
そこでは串間市役所の方たちも、いろいろな部署からお手伝いをされていました。

10月中に再度、串間に伺い、あらためてご担当部署として打ち合わせをさせていただいた
串間市教育委員会生涯学習課の長谷部さんや志原さんとも、馬追いの時に初めましてのご挨拶をしたかと記憶しています。(馬追いの時お会いしたのは志原さんだけだったかも?)
それから今まで、秋田さんだけでなく長谷部さん、志原さんのお二人にも、串間市教育委員会の共催に係る一連の手続きをはじめ、各種手続きや資料のご提供、ご関係者のご紹介等々、また、そういった方たちへの我々のヒアリングにも積極的にご同行いただくなど、様々な面で多くのご助力をいただいています。(本当にありがとうございます!)
あるヒアリングの際、靴を脱ぐと思っていなかった志原さんが、なんかめっちゃ可愛い靴下を履いていたことを、その他の諸々に対する感謝とともに、Tは忘れません。

(つづく)

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