プロジェクト「の、まど」in 都井岬 【SdT_8】
県立の劇場として、所在地の宮崎市だけでなく、広く県民の皆さんに舞台芸術をお届けしよう、というコンセプトの
プロジェクト「の、まど」(※リンクなどはショータくんの2回目投稿で紹介しています)の企画が立ち上がったのが、2020年の秋。
当初、Tも含め5名程のメンバーで、プロジェクト全体の大枠について議論し、名称を考え、曲折あって「の、まど」に決定しました。
その後、個別に具体的なプロジェクトが始動する段となり、
新しく若い人たちがメンバーに加わるのと入れ替わりで、Tはそこから外れ、
2021年度、2022年度と、2年間、各地でのプロジェクトが進行しました。
3年目の2023年度は、どの地域で、誰が担当するか、という課内会議があったのが、昨年の7月。
そこで、Tは、「都井岬でやりたい」と挙手をしました。
そして相棒を指名しました。「一緒にやってもらえますか?」と。
それが、もう一人の共同創始者こと、コトリさんです。
4月からは、新卒の、Sこと、ショータくんも加わり、現在この3名が制作チームとして動いています。
ちなみに、Tは、現実の世界では、コトリさんもショータくんも、
ファースト・ネームで呼んだことは一度もないし、これからも呼ぶことはないでしょう。
(それは親しさの深浅によるものではなく、【SdT_6】でtuとvousについて触れましたが、フランス語には、tutoyer(tuを使って話す)、vouvoyer(vousを使って話す)という言い方があって、Tは、言ってみれば通常、tutoyerでなく、vouvoyerで接することを旨としているのです。)
二人とも、本来の名前には、すごく素敵な漢字もあります。
Tは、よく西都の古墳の上で風に吹かれて涼むのですが、そうしていると、
コトリさんは、ああ、風雅で且つ、まさに宮崎をも表したような名前だな、と勝手に思うし、
ショータくんは、【SdT_4】で「新時代の天才(…以下略)」などと少し茶化しましたが、本当は、天馬の羽ばたくさまを表したような立派な名前だな、と勝手に思います。
でもでも、ここでは、このように表記します。
コトリさんと、ショータくん。
だって、これは『avec Toi』なのだから。
(つづく)