はじめまして 【Salon de T(h é)(以下、SdT)_1】
こんにちは。Tです。このプロジェクトの共同創始者、です。
noteをやるのは初めてです。当劇場としても、公式noteは初の試み。
なんでnoteをやってみようと思ったか、というと…
きっかけは、Tが昨年、劇場のスタッフ・ブログに(別名義で)書いた文章について
「こういうのはnoteに書いた方が、読んでもらえるよ!」と言われたこと。
(今回のプロジェクトと直接の関係はありません。でも全く無関係でもないです。)
Tはこれまで、全国各地の劇場・ホールで数百に上る公演を制作し、場数はかなり踏んできました。
それは、自分自身に対する信用の根拠になっている、と思います。
今回のプロジェクト『avec Toi ――馬がいて、人がいて、そしてまた馬がいる――』は、
そんなTが、掛け値なしに「最高」と断言できるレベルの傑作。
この10月7日、8日に都井岬で表現される、3人のアーティストそれぞれの作品は、
(そして今や、アーティストは3人に留まっていないのですが、それは追々お伝えします。)
いずれも、とてつもなく、すばらしいものになるでしょう。
それはもう現時点で約束されている、と感じます。ぜひ楽しみにしていてほしいです。
でも、そこで見られるのは、たぶん、氷山の一角。上澄み中の上澄み中の上澄み。
作品として昇華され、受け取ってもらえる、ほんのごく一部に凝縮された、結晶。
その水面下には膨大な、想いとか関係とか時間とか、たくさんの「こと」があって、
その多くは、ほとんどの人に知られることなく、過ぎていくのかも知れない。
それが、あまりにも、もったいなくて。残したいなあ…、と。
最初は、ただ残せれば、それで良いとも思っていました。
そのための「場」を作れば、幾人もが、それを語ってくれるはず。
だから、ここでTが残すのは、ただTが見た、ごく主観的な物語。
たぶん、斜め上(なのでしょう)から眺めたら、奇跡のように繋がっていた軌跡。
もしかしたら、その言葉は、良くて1万人に1人とかにしか、届かないかも知れない。
でも残しておけば、いつか、どこかで、「ああ、この記録を残してくれて良かった」と
思ってくれる人に、この言葉は出会う日が来るんじゃないかな。
でもでも、もしかしたら、もう少し、社交的な記録にできるのかも知れない。
そうしたら、もっと別の「こと」が起きるのかも知れない。
うん。たぶんきっと、それが『avec Toi』の意味だから。
そんな希望を少しだけ抱いて、突然のVR(MR)空間映像を貼り付けてみます。
(つづく)