昭和の熱量と令和の技術 #シン・ウルトラマン感想
#映画シン・ウルトラマンに関するネタバレがあります #
シン・ウルトラマンを見てきた。
結論から言うと感想全部太字にしたいぐらい面白かった。
ウルトラマンに関する知識は以下。
・40mぐらいの太陽系の外から来た巨人が人間と協力して戦うやつ。
・姉の好きな俳優が出るのでウルトラマンXだけ見た。
・トレーラーや事前知識は特に足していない。
・太鼓の達人において主題歌が高難易度になりがち。
シン・ゴジラは視聴済み、仮面ライダーやスーパー戦隊は大好きなのでノリはわかっているつもりだった。
開幕早々ざっくりと語られる禍威獣の歴史。
こんなチョイでええんか??
バンブルビーとかパシフィックリムの冒頭と同じぐらいの駆け足。
すなわちトップスピードで行かないと収まらないぐらいの情報量が今後あるということ、既にテンションは上昇気流。
化学VS禍威獣、頭のいい人間は総じて変なやつなのだ。
もう被害規模が従来の特撮劇場版の3倍は優にある。
そうして突如現れるウルトラマン!!
戦い方や必殺技に目新しさはないけれどそれが最新の3DCGで表現されているともう、これが最新の戦術じゃい!!!!という気持ちにさせてくれた。
私もこれからビームはぶち折っていこうと思う。
シン・ゴジラは人類VS怪獣のシンプルな対立関係だったが今作はそこにウルトラマンや更なる異星人が介入することで難しい話に仕上がると思いきや禍特対メンバーの意思は大きく変わることなく貫かれた上に外野の視点が極力抑えられていたのでスッキリと楽しめる勢力図だった。
そうして最後には人類VS怪獣の図に立ち返る姿はまとめる能力がうますぎて塊魂かと思った。
前提知識を何も入れずに見たので驚いたのはウルトラマンを演じるのがきぐるみを着たスーツアクターではなくモーションアクターであること。
特撮においてスーツアクターやミニチュアの街も好きな要素だったので少し残念に思ったが、それを超えて余りある銀色の巨人の人間離れしたプロポーションのかっこよさがあった。
スーツではあの背中の僧帽筋・広背筋の隆起を魅せるには難しいだろう。
怪人デザインにもめちゃくちゃに惚れ込んでしまって、思わずパンフレットと共にデザインワークスを買って帰ってしまった。
おそらく今までで最大規模であろうゼットンの全容を把握したすぎた。
正直これから読むので早く感想切り上げたい気持ちでいっぱいです。
昭和特撮によくある100万○○だとかのとにかくすごそうな能力設定が現代に忠実に再現されると、本気でとんでもないことになるんだなというのがよくわかった。
それでも異星人というとんでもない数字で語られる存在があるのでこれからも無茶な能力設定はなくならないでほしい。
新しくありながら奇をてらいすぎた感じは一切なく、ウルトラマンという作品を浴びるにはめちゃくちゃいい入り口なんじゃないだろうか。
ある程度人に読ませる形に整えるのもしんどくなってきたのでまた書きたいことができたら書くということで、今日はここまでとします。
んじゃね~。
巨女、私の好きな言葉です。
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